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シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)・第17話

新聖祭を飾る砂糖菓子を作る工房に選ばれたペイジ工房に、教会はルイストンに近い拠点としてさる場所を供与した。しかし行ってみて初めて分かる廃城。ここはホリーリーフ城と言ってその昔今の王家ミルズランド王家と争ったチェンバー家の城で、反乱が鎮圧された時に一族もろとも滅ぼされたのだ。

こんな廃城でもエリオットは前向きだったし、後から視察に来た銀砂糖子爵ヒュー・マーキュリーも教会は粋な場所を提供したものだと言うのでそんなには悪意は無かったのか。アンはこれを見て幽霊が出るのではと怖がるが、どちらかと言うとそれよりも汚れていて使える様にする方が大変なのではと思った。

城の中の肖像画は反逆者として全ての顔が破り取られ、紋章は削り取られていた。これが紋章なき城のサブタイの由来か。ただ、あとでアンが気づく。一つだけ顔は無いものの、絵自体は汚れていない肖像画があるのを。

アンはあてがわれた部屋に入って掃除をしようとしたら、よく来た銀砂糖師の娘よと言う声を聞く。幽霊が出たと怖がるアンだが、幽霊なんぞ居ないだろうと思っていたけど、ああそうか、この世界には妖精が居るのだった。

その事をシャルに話しても、シャルは幽霊など居る筈が無いと言うが、一方で足跡を残す紫色の何かは察知する。
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そう言えばアンがペイジ工房に残ったのは、勿論新聖祭の砂糖菓子を最後迄作ると言う点にあるが、物語的にはブリジットを何とかするのだろうと思っていた。なのにホリーリーフ城の到着時にブリジットが見えなくて、まさか一人だけ置いて来たなんて事あるのかと思ったら、或る意味ではその通りでお金を渡してあるから後から来ると言う。

新聖祭の砂糖菓子は選品の時より大きくそして沢山作らねばならない。だから手分けして作成する。今回はエリオットも手伝う。流石にエリオットは銀砂糖師だけあって手際が良い。エリオット参加で捗ると思った....のに。

アンは幽霊が怖くてミスリルに添い寝を頼んだ。ミスリルはシャルに添い寝して貰って既成事実を作ってしまえと言う。アンとミスリルの間ではアンがシャルに恋してると言うのこそ既成事実なんだよね。まあ結局恥ずかしくて出来なかったけど。

ブリジットが遅れて到着。と思ったら誰だその男。羽があるから妖精だ。ブリジットが買った愛玩妖精のグラディスだと言う。
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そんな金はどこから。ともかくグレンに報告しなくてはならず、ブリジットだけで行くと喧嘩になるからとエリオットが付いて行く。オーランドはこれでもうエリオットは戦力にならない、グレンとブリジットの間を取り持つ方に取られるからと。

夜、ブリジットが一人庭に居るのを見つけるアン。寒いからとショールを持って行くとブリジットが要らないと言うのを無理矢理渡してしまう。この場面、本当にグラディスを愛玩妖精目的で買ったのなら一人で佇む筈がなく、言われていたがそうやって周りから見て貰いたいと言う気持ちが愛玩妖精を買うと言う方に向く訳だ。

城に戻るとオーランドが居て、余計な事をしたなと言うが、こんな時間にブリジットを見ていたオーランドもブリジットを気にしているのでは。
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シャルの所にあのグラディスが背後から忍び寄った。グラディスも貴石の妖精だが、ミスリルが正体を掴めない程に怪しい。グラディスは戦闘妖精ではない、こんな釘程度しか出せないと言うものの、それって暗殺に使えそうだし、大量に飛ばしたら強力なのでは。

城の謎の妖精だけでも何かありそうな展開だったのに、グラディスと言うもっとずっと厄介そうなのが出て来たね。

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