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好きな子がめがねを忘れた・第8話

雨です。雨だとメガネの無い三重は一層見えづらい。だから前方に集中する。でもそうなると足元が疎かになって水たまりでびしゃびしゃに。と言う事で今日は生足にします。脱ぐ場面は見ないでね。脱いでも見られないけど。

三重が公園のブランコに座っている。今日はちゃんとメガネをしてるのだが、何をしているのだろうか。家の鍵を忘れたので母の帰宅を待ってるのだそうだ。ここで三重からの予想外のリクエスト。背中押して。

焦る小村。押して良いのか。ともかくリクエストどおりに押した。ブランコが揺れて三重は楽しそう。でも小村は気がついた。スカートの中が見えてしまうのではないか。焦って無理に止めたので小村が前のめりになり、三重が何事かと顔を上げたら大接近。
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小村の危惧する所に三重は気づいた。短パンはいてるから大丈夫。ほら。ホラじゃないって。

お昼の時間で机をくっつける為に移動。小村の机からリンゴのカードが落ちる。三重が拾ってこれ何?と聞くので、自分がソシャゲに金をつぎ込む自制の効かない奴と思われるのが嫌でリンゴのカードと誤魔化した。いや、それ別にソシャゲだけに使うのではないのでは。三重はリンゴが好きなんだと理解した。でもお昼の時間なので次に何が起きるのかは分かった。給食のリンゴを三重は小村にあげると言って来たのだ。いや、貰えません。

夜中に小村に電話。誰かと思ったら三重から。川戸に電話したつもりが間違えたらしい。トイレに行きたい。ナニソレ。話を聞くと今日はお泊まり会で川戸の家に来てるが楽勝だと思って廊下に出たけど暗くて分からなくなってしまった。だから電話で聞こうとした。

なんて話をしていたら小村の部屋の外で母が歩く音がする。これを聞かれてはまずいと布団に潜って小声で喋ろうとした。声が聞こえなくなったので耳に寄せた三重だが、そこで声をひそめた小村の声が聞こえて思わずドキリ。そして逆に小村の方も聞こえたかなと耳に寄せたらこちらもひそめた声でドキリ。

それはさておき、小村はスマホのライト使ったら良いよと言うのでそれをつけて三重は無事にトイレに。ちょっと待っててと言われて焦る小村。だって聞いちゃまずいでしょ。そこは流石にミュートしてくれた。このあと二人とも寝付こうとするのだが、よくぞ寝られた。
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プール授業です。メガネをしてる人って泳ぐ時にメガネを外すけど、三重は大丈夫かなと凝視していた小村。それを東から、あんまりジロジロ見るなよと言われてしまった。いや違う、メガネの心配をしていただけなんだと思った小村だが、一方で三重の方にも川戸が見られているよと声をかけられたか、ちょっと恥ずかしがって、それにドキリとしてしまったので弁解出来ない。

三重がコンビニの前でアイスを食べている。小村も買い物した所だった。三重がアイスを食べ終わったが、棒に「あたり」が書いてる。捨てようとする三重の手を掴んで止める小村。掴んじゃった。一応あたりの説明をすると、あ本当だと言う三重、あげるねと言う。小村、その棒はアイスに交換しなかったな。

レジ袋と猫の関係性を考えながら校舎裏に来た小村だったが、そこにはとある女の子が今まさに東に告白しようとしていた。何てヤバい場面に遭遇してしまったのかと思った小村だが、何故後ずさりしない。進んで木の裏に隠れちゃった。そこに猫がついてくる。

この猫に意味があった。猫を追って三重もやって来た。三重にこの場面にこさせちゃマズいと思った小村。猫があちらに行ったのでこれでよしと思ったのに、猫がまたこちらに。つられて三重もこちらに。絶対まずいと思った小村が慌てて飛び出して三重を抱えて木の背後に。まさに告白の佳境だったから東達には気づかれなかった模様。そして、三重は声で何があったのか理解した。邪魔するところだったと。
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告白の場面だと三重は理解していたんだ。
じゃあいつか自分が三重に告白出来たらどうなるんだろうと思う小村だった。

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