実は俺、最強でした?・第1話
正直な話、まーた適当にチート能力貰って「俺なんかちゃっちゃいました?」みたいな話なのかなとタイトルだけで判断していた。
イジメに遭って引きこもりになって女神様に呼ばれて魔力量を盛って転生された主人公。転生したら王子だったけど、魔力量を測定してみたら02しかない。40や50を期待したのに体面を恐れた王と王妃は彼ラインハルトを森に捨ててしまう。
大ピンチのラインハルトだが結界魔法だけは使えた。これが便利で物体を結界で捕まえたら移動も可能。まあここまでは分かる。でもこの後は結界魔法が仕組みをはみ出して色々使えちゃうんだよね。通話が出来るのって結界の中を音声が流れてるの?
そこに赤い魔獣がやって来てラインハルトを食べようとしたので、当然自分を守る為に結界を利用して戦って赤いフレイムフェンリルを屈服させてしまった。はて、異世界メシではフェンリルってもっとずっと凄い魔獣だった筈だが。フェンリルのフレイ、ラインハルトに従ったのは良いのだが彼を育てる能力が無く、王室の事情を知ったと思われる ゼンフィスが二人を拾ってラインハルト改めハルトを育てる事にした。
さて転生させた女神様は実は魔力量を1002にしたのだ。なのに測定機が2桁しか表示出来なくて桁あふれ。一方で属性の方は付け忘れのテヘ。それにしても何故1002とか半端な数字をキリのより1024にしなかったのか。24だと高すぎたか。人類史上最高が77らしい。ハルトの方も念の為と3桁迄表示出来る測定機作ったけどやはり003。いや、あんたらそもそもゼロパディングする測定機作ってるんかい。
こうしてタイトル通りの生活が始まる。