英雄教室・第1話
アバンで勇者と魔王が対決していたので、ああそっち方向なのかな、重いなと思ったが両者が相打ちになって話が変わった。
相打ちで対消滅した筈の魔王と勇者の力。そのせいで勇者ブレイドは普通の人間になれて晴れて学園生活を謳歌しようとしていた。友達100人作りたいと意気込んでいる。いや、まず普通の生活したいのならそう言う悪目立ちはやめた方が良い。
案の定女帝と言われるアーネスト・フレイミングに目をつけられた。アーネストがブレイドを学長室に連れて行くとそこに座っていたのは国王。ああ、勇者を復活させたくて国王がこのローズウッド学園にねじ込んだのか。
ブレイド、勇者でなくなったとは言ってもある程度の力は持っていた。だからあの女帝アーネストが勝負を挑んでも簡単にあしらってしまった。
今回のサブタイは「アーネスト」。アーネストはあんな感じなのでみんなから避けられていた。一緒にお昼を食べる人も居ない。事情を知らない転校生がグイグイくるしかなかった。
でもアーネストがこんななのは事情があったのだ。それは幼い頃に手にした魔剣アスモデウスのせいだった。魔剣に魅入られて常に気を張っていないと魔剣に乗っ取られてしまうかもしれないからだ。そうやって気を張ってるから今は制御出来ている。でもいつどうなるか分からない。
事情を知ったブレイドはアーネストが魔剣を従える手伝いをしてやる。魔剣と対峙して何があっても自分が止めてみせると。ブレイドを信じてアーネストは魔剣との対峙を選んだ。
見事魔剣を従えたアーネストさん、すっかり可愛くなって学園生活にとけ込める様になった。良かったね。