好きな子がめがねを忘れた・第3話
三重が小さい先輩みたいな事をしている。あれ?同じ?と思ったら流石三重さんは一味違う。レジ袋を猫と見誤ってニャーニャー鳴いてるのだ。
小村、三重を思いやって間違いに気づいたら三重が傷つくとニャーニャー鳴いてあげると三重はこっちにも猫がと小村に迫った。報われたな小村。
ある日教室に入ったらクラスのイケメン東がメガネを忘れた三重を手伝っていた。探し物みてやろうと。それを見て小村が「もやー」と思うが、でも小村はそんな勝手な事を思っちゃいけないと自制。
ただ見ていたら探し物が見つかった三重がありがとう小村君と言うのだ。東が笑って自分は東だと言うと、三重はごめんね確かに髪が黒いと言う。あ、小村の髪が明るい色なのは本当にそう言う色なんだ。続けて自分を助けてくれる人って小村だからと弁解。この辺りでイケメン東君は性格もイケメンみたいで理解してくれる、色々。
三重、今日もメガネ忘れた。いや、だから学校に到着する前に気づくのならすぐ近くの家に戻って取って来れば良いのに。友達からメガネないと眉間にシワが寄るよと言われて考える三重。
で、考えた結果がこれだ。小村がおはようと声をかけたらつぶらな瞳の三重。
小村の心を貫いた。
思わずウユニ塩湖。
いきなりしりとり力を鍛えたいと言いだす三重。それに応える小村。まあいいんだけど、別に実際にしりとりせずとも単語を覚えれば。その過程で三重が「小村くん!」って言っちゃうとクラスのみんなが一瞬そっちを見るが、また平常に戻るので、クラスのみんなもそろそろ三重x小村を認めだした?
掃除で三重の方にG接近。三重が見えない状態でゴキブリが居るとか言うのはマズいと考えた小村、こっちに来てと誘導。まあこれは良い。でもそのタイミングで別の女子がゴキブリ!と叫ぶからその態勢で三重が小村に抱きついた。こりゃパニックになるね。
三重、鉄板のメガネが無い(おでこにある)をかまして来る。おでこにあると言われて手を伸ばすがメガネを落としてしまい、それを小村が拾ってやるのだが、拾った小村に対して
「ん....」
いや、当然メガネかけてって意味だから。
とある女の子がラブレターを落とす。それを三重が拾った。見えないけど。だから小村に見て貰ったら東宛だった。そうと知った三重がじゃあ届けるねと持って行ってしまった。教室に戻った三重が大声で東を呼んでスルっと渡してしまう。クラスのみんなは三重が東にラブレター渡したと思い込んだ。だからいつもの二人が三重も東が好きなの?と聞いて来るが、天然な三重は普通に好きだよと答えた。これでクラス中では三重が東が好きでラブレター渡したって事になってしまった。ただ一人、全部の事情を知ってる小村を除いて。
とは言っても、この流れでは普通に好きと答えたのだろうと思っても本心ではどうなのかは分からない小村。
悩める小村の眼の前で東が三重にお返事を返す。でも見えない三重は小村に読んでと頼み、そして東も読んであげてと言うのだ。
中身は....
「小村くんも三重さんのこと好きだよ」
と。
東が三重に返事渡したと言うのでクラスの子は東にどんな返事したのと聞くと、東は「他の子の手紙を拾って渡してくれてありがとう」って返したんだよと(中身と違う事)言うからクラスの誤解は一瞬にして解けた。そして小村にもメッセージを送って、東、良いイケメンだったんだな。