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Helck・第1話

当たり外れが激しい日テレアニメで、しかもいきなりの筋肉男が登場、さらには2クールやるとなると、これは無しかなと冒頭では思っていた。

ところがこれが凄いギャグアニメ。いや、第1話こそギャグで押し通したがその影で何かありそうな面もあったのでそう単純ではないかもしれないが、とにかく楽しいギャグアニメ。

先代魔王が倒され、人間の軍は魔界にまで進撃して脅威を排除した。だがやられたままではいられない魔界。次の魔王の選抜大会が行われていた。この責任者の帝国四天王である赤のヴァミリオと副責任者のホンが大会の様子を見ている。

一人、有望そうな者を見かけたヴァミリオは、あれは誰だとホンに聞いてみたら人間の勇者だそうだ。選抜大会には種族を問わず参加出来る規定なので許可したと言うが、いやいや、敵対する相手を許可するとかありえんだろ、ホン。
参考資料

ヴァミリオはこんなもの許される訳が無いと言うが、その人間の勇者ヘルクは人間を滅ぼそうと言うお題目で参加している。でもそれは口先だけだと思うヴァミリオ。なのに観衆はそれを受け入れる。

勇者だけあってその辺の魔族など片腕一本で退けるので、ヴァミリオは別の方法でヘルクをふるい落とそうとした。それがトランプタワー。こんなもの観衆は認めまいと思ったのに受け入れている。そして最初はツルツルして難儀していたヘルクなのに異様な集中力で真っ先にトランプタワーを完成させてしまった。しかもその過程で覇気で他のトランプタワーを倒してもそこまでを含めての試合だと言っちゃう勘違い魔族が居てそうだったのかと同士討ちを始める魔族達。

どうあっても信じられないヴァミリオは人間界に偵察を放った。一体ヘルクとは何者なのか。その結果ヘルクの弟クレスが先代魔王トールを倒した勇者であり、そしてヘルクはそれを殺した弟殺しだと言うのだ。でもその別の場面で描かれたヘルクとクレスが仲良く写っている写真を見るとそんな単純な話ではなさそうだ。

さらにおかしな情報が告げられる。偵察に向かったアスタが三つの町を回ったが人間が居なくなっていた。さらにはホンからウルム魔王城が落城したとの急報。魔王ウルムは戦闘レベル60もあったのに。あれ?この世界の魔界って魔王は一人じゃないの?なのに人間はトールが倒されただけでこれでもう安心とか思っていたのか。まあ知らなかっただけかもしれない。

ウルム魔王城を襲撃したのは有翼人。人間族とは思えない。それ、天界の兵士では?
流石に2クールやる作品だからただのギャグアニメではないね。でも掴みはギャグを持って来た事で良かった。

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