無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~・第零話
危なかったなあ。最初は二期が7月2日から始まると聞いて録画予約日入れたけどサブタイ情報で第零話と見てなんだ事前特番かと思って外しかけていた。しかしどうもそうではないらしいと言うのを見かけて昨晩慌てて録画予約に復帰させた。復帰させて良かった。
アスラ王国第二王女アリエル・アネモイ・アスラ様が何やらお菓子で妙な会話をしていたけど、そこに事件が降って来る。まさに降って来る。
ところで地理関係があまり分かってなかったけどアスラ王国はあのルディ達の故郷があって魔力大災害のあったフィットア領を持つ王国。だからルディ達の王女様。アリエルはお付きのデリックから将来王国を継ぐ者と言われたがアリエルは第二王女で上に兄王子が二人、姉王女が一人居る。人数的には王位継承権4位だがWikipediaに3位とあるのは庶子の中で3番目なのか?あれ?でもグラーヴェルの解説見ると違うな。
そこにシルフィが落下して来る場面が重なる。これはまさに転移事件の直後か。シルフィが飛ばされて落下してる。だが、このシルフィ、落下の途中で髪の毛の色が変わったぞ。
そしてさらにはアリエルの眼の前には魔物が出現。この後の展開からアリエルの敵が送り込んだのではと思ったが、Wikipediaの解説だとこの魔物もたまたま転移事件でふっ飛ばされて来た模様。ともかくアリエルの大事にデリックが盾となりルークにアリエル様を必ず王位にと残して死んでしまった。魔物はそのままアリエルに突進するが、ここで落下して来たシルフィが着地の為の術を使ってたまたま魔物を倒してしまう。そのまま気を失うシルフィ。
シルフィが気づいた時には見知らぬ天井。王宮への不法侵入によって本来ならばシルフィは処罰されるがここでアリエルは偶然とは言え自分を助けてくれたシルフィに自分の側に置くと言う免責方法を考えた。こうしてシルフィはメガネを与えられ、女性である事を隠す意味もあって人前では話さずアリエルの守護術師として仕える事になる。
王宮で貴族達の前にお出ましのアリエル。ごきげんよう。ルークからはピレモン卿との会合が午後にあると知らされる。ここでピレモン卿とごまかされるけど、EDのキャスト一覧を見たらルークのフルネームはルーク・ノトス・グレイラットで父はピレモン・ノトス・グレイラットで、二人共ルディの一族か。
アリエルを見て兄のグラーヴェル・ザフィン・アスラが近寄って来る。口ぶりから彼は庶子らしい。ただWikipediaの解説見ると第一王子にして王位継承権が1位らしい。庶子にも王位継承権あるのか。王位継承権1位のくせにアリエルに色々嫌味ったらしい事を言い、そしてピレモン卿にも誰を選ぶか考えた方が良いと言う。こう言われたら当然ピレモン卿は勿論グラーヴェル様と言うが、この先はWikipediaを見ない方が良い。名前の確認の為に見に行ってうっかりネタバレを食らってしまった。
グラーヴェル、王位継承権1位ながらアリエルには警戒していた。人気はアリエルが高いのを気にしているらしい。そして側近のダリウスの進言を入れて暗殺へ向かった。
ある晩、シルフィから名前を変えたフィッツが毎晩悪夢を見るとルークから聞いたアリエルが今晩は一緒に寝ましょうと誘う。別に怪しげ展開が眼目と言う訳でもなく、アリエルもやはり不安な感情に苛まれていたのだ。そしてさらにここで事件が起きる。アリエルの所に暗殺者が侵入した。
ダリウスが抱いていた幼女、ただの幼女趣味だった訳ではなくてあれは暗殺者だったのか。アリエルが一人で寝ていたらあれでおしまいだったろう。まさか守護術師のフィッツが女の子だとは思われず、しかも偶然一緒に寝ていたとも予想されず、暗殺は失敗。
今回の暗殺未遂事件を受けてピレモンは留学の名を借りてアリエルに王国から脱出を進めた。アリエルは他国での同士を募る事にした。そしてアリエルはもう自分の力ではフィッツにしてやれる事はほとんどないとフィッツを守護術師の任から解任する。だがフィッツの気持ちは違った。もう自由の身なら自分はアリエルの友人としてこれからもずっと一緒に居ると。
こうしてフィッツはアリエルと共に他国へ向かうのだが....あれ?いかに逃避行みたいな形とは言っても王女様の留学ならもっと馬車を仕立てるのでは?それとも本当に内密なのか?
そしてこれが零話と言うのなら、このフィッツが向かった先に今後は本編としてルディも行く事になりそう。その為の、時間を遡ってシルフィの消息を描いたのだろう。