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無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~・第2話

何故エリスが自分の所から居なくなったのかを知らず、何もかも失った気持ちのルーデウスだが、それでも家族、母を探すと言う一念で生きてはいた。

それでもすっかり人生への気力を無くして北方に向かっている馬車の中で知己を得たのはカウンターアロー。ルーデウスは最初は一緒にクエストをやるのも乗り気ではなかったが、グリズリー討伐が予想外の黒い(泥をまとった)グリズリーの大群との戦いで嘗て冒険をした時の気持ちが復活して来る。それが第1話。

と言う事でやる気を出したルーデウスだけど、筋肉に名前を付けて鍛えるとか、ちょっとキモいです。それはともかくルーデウスは名前を上げて行方知れずのゼニスに自分の名前が届く様にと活動していた。

どこの世界の冒険者ギルドにも様々なパーティーがいる。今回登場のステップトリーダーのリーダーのゾルダート・ヘッケラーもいかにも嫌な奴キャラを前面に押し出して登場。でも少し後の場面でただの嫌な奴キャラじゃないなとは分かった。

名前を上げて広げようとしているルーデウスだけど、確かに知名度は上がって来ているみたいだが、その泥沼って何よ。原作者の言及によると魔獣の足止めに使う土と水の魔法による泥が有名になったらしい。ああ第1話でグリズリーを足止めするのに使っていたね。
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でも泥沼と言う形での知名度だとよく思ってくれる人も多いけど見くびってる人も多いみたい。

カウンターアローの女の子のサラ、最初に馬車で知り合った時は完全にルーデウスを嫌っていたが、グリズリー討伐では少し見直して気になる男子には昇格した模様。そして今回はカウンターアローとのクエストはスノードレイクの鱗を集めるもの。そう大変ではない筈だったが、大量の が出現。カウンターアロー程度のレベルだととても敵わない。ルーデウスが殿になって逃して、居なくなったかと一瞬思ったが、ちゃんと体制を立て直して戻って来た。

それでも大変だよねと思ったら、あのゾルダートが出現。彼のおかげでスノードレイクを全部倒せたが、ゾルダートはいきなりティモシーを人の獲物を横取りするなと殴って来た。何言ってるんだこいつ、やはり嫌な奴キャラかと思ったが、ここは誤解があった。

ゾルダートはイルブロン洞窟のスノードレイクの討伐のつもり。でもここはガルガウ遺跡。距離にして一日以上離れている。空間の歪みで二箇所が繋がったみたいだ。それを聞いたら気まずい感じながらもゾルダートは納得。話せば分かる奴なんだ。

でも打ち上げの場に酔っ払ったゾルダートが絡んで来た。一応謝りつつおまえら気に食わないと。その中でルーデウスを名指しでお前が一番気に食わないと言う。それには理由がある。他人の目を気にしていつも笑ってるつもりになっている、テメーは何様だ。自分が一番不幸だとでも思っているのか。うん、知らなければそう言いたいのかもしれない。その辺、ゾルダートは見る目だけは持っていた。でもルーデウスが本当にそうなんだ(一部ルーデウスの誤解だけど)と言うのは流石に分かっていない。
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後日、カウンターアローが沈鬱な面持ちで帰って来る。三人だけで。ミミルとサラが死んだと。ミミルは目の前でやられたらしいが、サラは行方不明。でもこの吹雪の中を助けには行けない。やはり冒険者パーティーは全滅を避ける為に見捨てなければならない場面もあるみたいだ。スノードレイクの時もルーデウスは自分がそうなったと一瞬思った。

この話を聞いたルーデウス、大変でしたねだけを言って一人でこっそりと出かけた。ルーデウスの魔法なら吹雪を消す事も出来るのか。でも出かけて何が出来るだろう。もうミミルは駄目な可能性は高い。サラは生きて見つかるだろうか。自分は一体何がしたいのか。ルーデウスは自問した。

そうしてスノーバッファローの所へ行って、ミミルの遺骸を見つける。近くにはサラの耳飾り。サラも駄目だったか。

そんな時に樹木の魔物がルーデウスを襲う。そちらを見たらサラが取り込まれていた。未だ生きている?助け出したらサラが息を吹き返した。サラだけでも助かって良かった。ルーデウスも報われた。救われた。
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と、いい話なんだけど、前回からずっと思っていた。
あの苦しい時に握る白い布。
きっとシルフィのぱんつだよねと思ったがそうだった。でもルーデウスにとってそれが御神体みたいならまあそれで良いじゃないか。いつか変態って言われる日が来そうだけど。

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