ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~・第1話
名前だけなら私でも知ってる有名ゲーム原作。中見は知らないけど。
外との交流を極力避ける島で、いつも何も変わらぬ生活を送る事に飽きていたライザ。100年前は大変だったかもしれないが、この程度の技術文明で過去10年以上も不作に困った形跡が無いのなら、それは豊かな島で、その島の生活を変えずに維持したいと言う気持ちは分からないでもない。
でもライザにはそれは無理で、レントとタオを誘って対岸へ冒険に出かけた。折しもこのタイミングで島の外の商人が島に交易に来る事になっていた。最初のライザの計画では勝手に舟を使うので交易商の船は関係なさそうだったけど、刺激を受けたかな。
ライザ達は森の中でその商人の娘と遭遇。スライムと言う強敵をレントの素振りで退けたものの、道に迷っているうちに小妖精と言う凶悪な敵にはレントも敵わなかった....
と言うのは、ライザ達が井の中の蛙すぎたのだ。こんな状態になってるところに錬金術士と護衛の二人が商人のお嬢様のクラウディアを探して到着したのであっさりと片付けてくれる。その折に錬金術士はライザ達が薬も持参しない全くの初心者だったのに呆れていた。一方でライザは錬金術士の道具、レントは護衛の戦いに、さらにはタオは錬金術士が古代の文字が読める事にすっかり見とれてしまう。
二人のおかげでクラウディアも含めて無事に戻れたが、ライザ達はしっかり叱られた。ただ、クラウディアの父のルベルトはみんなの居ない場面ではライザに娘を助けてくれてありがとうと感謝してくれる。
バレンツ商会は島で商いをする為に暫く滞在。一緒に来た錬金術士のアンペルは過去の知識を求めて来ていた。リラはその護衛。
そんな訳でライザとレントとタオは翌日三人にお礼を言いがてら頼み事に行く。
ライザは錬金術を知りたい。
レントは武芸を習いたい。
タオはあの自分の家の本を解読したい。
最初はアンペルもリラもけんもほろろだったが、タオが持参した本を見たアンペルの目の色が変わった。これは当たりかもしれない。この島には探している物があるのではないか。それを受けてリラもレントに戦い方でも教えるかと言う気持ちになる。
でもライザは駄目だ。何も惹かれる物が無い。それでもライザが真剣なのでアンペルはそれじゃ素質を確認するからこれと同じ植物を採って来いとやらせて見る。ライザ、素材採集の素質はあった。小さい頃から見ていた中にこんな物があるとはとどっさり採って来る。それじゃ次は錬金術の初歩だと言って採ってきた植物と水を釜の中に入れて中和剤を錬成して見せた。さあやってみろと言われたライザ、完成品をイメージしてこおろこおろと錬成したら出来ちゃったよ。これにはアンペルも驚いた。彼女こそがこの島での当たりかもしれない。
上述の通り、原作ゲームを全く知らないのだが、ここからライザの錬金術士の生活が展開するの?