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スキップとローファー・第12話・最終回

文化祭で聡介母と梨々華がばったり遭遇。お互いが相手に思う所がある関係かなと前回思ったけど、そうじゃなかった。梨々華の方が一方的に聡介母に何でこんな所にいるんだと非難する。その威嚇するさまに美津未が怯える。玖里寿が梨々華にあまりの言い方を掣肘しようとしてもこっちも威嚇に怯える。一度は怯えた我らが美津未ちゃんが何か言うかなと思ったけど怯えたままだった。

その頃聡介は弟に生物部の出した部誌を読んであげている。コアリクイみたいな小さい動物は腕を上げて身体を大きく見せて相手を威嚇します。

お母さん、遅いね、なんて言ってたら、今度は聡介の中学校時代の友達がやって来る。聡介が演劇に出ると聞いたら来ない訳にはいかないと。中学時代は子役をやっていた事はバレていた。そしてそこに梨々華も来たから今のクラスメイトに子役をやっていた事を知られる。ただ中学校の同級生は言ってしまってから高校では秘密にしてたの?とか全く悪気が無いのは分かる。

聡介母もやって来る。弟を迎えに。そして大事な用事があるから帰ると言うのだ。折角来たのにこれは梨々華のせいだな。こう言うのを理解する力が美津未にはある。梨々華がわざとやってるんだと。だから梨々華が嘘をついて(聡介母が)帰って良かったじゃんなどと聡介を責める様な事を言いだしたら思わず美津未の手が伸びる。
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これ阻止のポーズかと思ったら、前フリされていたコアリクイの威嚇のポーズだったか。思わず笑う聡介。それを見て不機嫌になる梨々華。

帰っちゃった聡介母を美津未がフォローするかなと思ったけど、流石にタイムラグが大きいし家庭に立ち入る事になるし、それは無かったか。

そうして一年三組の最後の公演。この場面を見て聡介は考えた。美津未が聡介母にまた子供に演劇をやらせるつもりなのかと言った事。自分はどうしたいのだろう。美津未は自分は官僚になりたいと言っていたけどその先は過疎が深刻な自分の町を何とかしたいと言う願いの為の過程の話。

思い出したのは兼近の舞台。あれは良かった。なのに自分は声をかけられなかった。兼近の友達が兼近に声をかけたらからとあの時は思ったけど、違う。自分は嫉妬したんだ。兼近が舞台をやりたいと言う思いを結実させている事に。
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公演が終わって帰る梨々華と玖里寿を聡介は追いかける。そして飲み込んでいた気持ちを語る。一緒に落ちようと言う方向じゃなくて、梨々華が何か言いたい事があった時にはいつでも聞く、だから自分は自分で高校生活を楽しみたい。この高校は楽しいんだ。

梨々華、聡介の言い分に納得出来ない。怒りのあまりにこのポーズ。
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玖里寿、よくやった(苦笑)。

梨々華だって分かってる。あの時は聡介が来るなと言ったのに勝手について言って巻き込まれた。そして聡介はそれ以来梨々華と居る時は常にすまなそうな顔をしてる。美津未とはあんなに楽しそうな顔が出来るのに。

文化祭は盛況で終わった。風上生徒会長の言葉で締めに。そして高嶺が派手に泣いていた。高嶺からは風上みたいな要領の良い人にはこの気持ち分からないと言われるけど、風上だってまあ今のキャラの理由はあったのだ。

文化祭は万事終了....とも言えず生徒会の美津未だけは後片付けの打ち合わせが残っている。だから結月は美津未が一段落ついたら今度こそうちでお泊まり会しようよと。でも美津未に言わせたらその前に二学期の期末試験があるよと。だったら勉強会。

美津未が荷物を取りに戻ったら聡介達がクラスのみんなと帰る所。聡介は美津未に何かする事ない?と言うけど、今日は打ち合わせだけ。聡介はまた呼び止めて明日手伝うよと。美津未は手が空いたら連絡するよと。さらにさらに重ねて聡介は呼び止める。

お、何ですか?そんなに見つめて。まさか、違うよね。ここでそうはならないよね。
「なんでもない、また明日」
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スキップとローファー、面白かった。美津未のキャラ、そしてそれを演じる黒沢ともよさんが良かったなあ。
ただ最終回はその肝心の美津未の活躍があまりなくてその点がちょっと肩透かし気味。これって先を期待しろと言う事だろうか。

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