【推しの子】・第10話
B小町センターを動画にてご紹介。晴れてB小町のセンターに決まったのは有馬かなさんです。わーパチパチ。
なんてのはかなの承諾を得て録ってる動画ではなくて、動画で録ってしまったらセンターを引き受ける様な軽い女だと思ったからでしょうとかなに責められるルビーとMEM。図星だった。おめーらなあ。
でもかなは以前から言ってる。自分はセンターにならない、なれない。でもルビーとMEMはピーマン体操の歌の後のを見てかなにしたいと思った。二曲目、三曲目とだんだんうまくなってるのも分かる。そうなんだよね、かなって努力の子なんだよ。歌もそうだったんだ。
それを聞いてかなもただ単におだててセンターにしようとしてるのではないと言うのは理解したが、それでもダメ。だったら私達の歌を聞いてみてよとルビーとMEMが聞かせる。
次の場面、かながセンターで練習してるのワロタ
かなが思わずセンターを引き受ける程に酷かったか。
とは言っても残り少ない日数、この三人だけで独自の練習をして簡単にどうにかなる訳ではない。そこでミヤコは強力な助っ人を用意しました。かなは一瞬アクアかと思ったが、こう言う感じで登場するのはそうじゃなくて、ああ、なるほどぴえヨンか。ぴえヨンにいわしむるとと君達に足りないのは基礎体力だ!と言う事で坂道ダッシュなどをやらせる。確かにラブライブ!とか見ていてもアイドルに先ず必要なのは体力だよね。
かなは別として普通の生活しかしていないルビーとか、YouTuberだとあまり身体を動かしていないのではと言うかなが付いて来られるのかと思ったけど、結構頑張る。かなをしてよくもまあ元気でついて来られると。
そんなかなのたそがれた隣にぴえヨンが来た。かなはあんたも私をおだてて、でも自分の何を知ってるのかと言うと、ぴえヨンはよく知ってる、かなのファンだからと言う。それは子役からCDを出したのの他に実はピーマンが嫌いと言うのまで。それを聞いてかなは驚いた。ピーマンが嫌いと言うのは公言していない筈で、そんな事まで知ってるのかと。なんだかぴえヨンって良い人だ。アクアなんてほっぽいてぴえヨンに乗り換えようかなと。
その頃ルビーとMEMが噂している。ぴえヨンって思った程の筋肉質じゃないんだと。あ!そうかそうか。このぴえヨンの中身はアクアなのか!
そしてとうとうJIF前日。MEMはもう寝ちゃたけどルビーがワクワクして寝られない。ルビーは昔は外に出られなくて、このまま人生終わっちゃうのかなと思っていたところでアイドルに出会った。そこから人生が変わった。推しがある生活って良いよ。それ以来アイドルは憧れになった。だからそのアイドルになると思ったら寝られないんだよと。かな、気持ちは分かった。でもルビーって引きこもりだったんだなあと(そこは違う)。
ただ、これはかなにさらにプレッシャーを与える事になった。こんな子が自分のせいで、自分が嘗て味わった結果になったらどうしよう。
先にルビーが寝てしまって、かなは階下に降りて水でも飲みたかったか。でもそこで見てしまうのだ。ぴえヨンが被り物を取ってる姿を。やはり中身はアクアだったのだ。アクアは本物のぴえヨンと電話していた。アドバイスありがとうございますと。ぴえヨンはどうして顔を隠して指導したのかと聞くと自分では彼女達は聞かない。ぴえヨンはそんな事は無いと言うものの、アクアは自分は弱い人間なのだと言う。そんなやり取りを聞いてしまったかな、なんだよ、ますますアクアが好きになっちゃうじゃない。
そんな訳でかなはその晩よく寝られなかった。まあいいや、現地の控室で寝ようかなんて思ったけど駆け出しのアイドルに与えられたのは一緒くたに押し込められた体育館みたいな場所。
寝るどころではないとやはり色々考えてしまう。関係者全員を残念な結果に終わらせた子役後のあの日々を。このままステージに立ってもダメなんじゃないかなな。かなのこの状態を変えられるきっかけって何だろう。
そう思って見ていたら、それを成し遂げたのはルビーだった。出番が近づいて来て今更緊張して来たと。そんなの慣れっこになった私に任せなさい私なら緊張していないからと言うかなに、ルビーは手を掴んでそれは嘘だと言う。こんなに冷たくしてしまって。
ああそうだよと言うかな。本当にかなにはあの日々がトラウマなのだ。頑張っても頑張ってもダメだった。役者になってからもそうだったよね。やっと掴んだ今日あまの時もあのままだったらまた見向きもされない役者で終わりそうだった。それをアクアが助けてくれた。そして今度はもっと違う。売れなかった時代のあの気持は自分だけが我慢すれば良かった。
でも今度はルビーとMEMを巻き込む。二人にあんな思いをさせたくない。
そんなかなにルビーが言ってくれる。何を恐れているのか。ルビーにとって子役だったかなはもう関係ない。今日はただの新人アイドルなんだ。失敗したっていいじゃないと。
どうもこれでかなの気持ちは固まったらしい。
次回最終回、愈々新B小町の初ステージ。
多分うまく行くんじゃないかな。軍師が客を呼び込んで(違う
それにしてもアイドルフェスとかで、客が誰も居ないと言うのは分かるけど、ブーイングなんてあるの?
半世紀程バイロイト音楽祭を聴いて来てるけど、本場のブーイングは凄いよ。Booo!Booo!とそれはそれは大きな声でブーイングが飛ぶんだ。