女神のカフェテラス・第10話
先にサブタイ見ちゃったからなー。
海の家FAMILIAに一見すると桜花に見える子がやって来た。しかし秋水が桜花だと思ってふざけるとふざけるなと冷たく一蹴。白菊も流星も桜花たと思ったが、隼だけは桜花ではないと気づいた様だった。
桜花に怒られたと言って秋水は店の方に行ったが、こっちにも桜花が居て秋水はドッペルゲンガーを見てしまったと怯えてしまった。
桜花のそっくりさんは双子の妹の橘花だった。姉の桜花の様子を見に来たのだと言う。
しかしそれにしてはFAMILIAの全員も集めて何の話かと思えば、服飾の勉強をすると言って家を出たのに、こんな店でバイトとか何なのかと言い出す。そして流星や紅葉や秋水や白菊、そしておまけに隼も含めて口汚く罵った挙げ句にFAMILIAにまで悪口を言い出した。ああ、これは誰かが止めないと駄目なやつだと思ったら、やはり桜花が立ち上がって橘花を叩いた。
私の家族とこのお店を馬鹿にしないで。
こう言われたらもう橘花は帰るしかない。
みんな気にしてないよと言った中で、秋水だけは桜花と同じ顔の人に怒られるのはきつかったと言う。これで落ち込む桜花だけど、そこまでの事を言った事になるのだろうか、秋水は。そしていつもの感じで笑いを取りながら謝る。こっちはどうかと思う。以前から。
桜花が思うに、代々東大出の家系で自分だけが好きな事をして、一方で橘花がその割を食った形で東大に行った事からすれ違いが始まったのだろうと言う。それ以来実家に帰ってもあまり口を聞いていない。
でもそれ以来桜花の様子がおかしくなってしまって運んでる飲み物をぶつかって落としたりしてこれでは到底接客が務まらない。白菊は秋水が言った事を気にしてるのかと言う。あれがここまで引っかかる?ただ、それを橘花がこっそり聞いてしまった。
桜花、やはりぼーっとしてる。その挙げ句に風呂の中に沈んでしまって流星が発見してびっくり。ぼーっと生きてんじゃないわよ!
やはりぼーっとしてるのは橘花の事。自分がファッションデザイナーになりたいと言ったら両親が反対した。でも母親のそのセリフは何だ?「あなたにも東大に行ってもらわないと困るのよ」って何がどう困るんだ。ただの体裁か?百歩譲って幕澤家に嫁入りした母親が立場が弱くて娘が東大に行かないと親族から吊し上げされるとか?その場合はちょっとお気の毒だけど。
ただ、それで橘花が自分が代わりに東大へ行くと言った。そこからだ。
そんなぼーっとしてる桜花の所に隼がやって来た。妙な変装して昼間に橘花がやって来たぞ、仲直りしたいんじゃないのかと言う。桜花は酷いことを言ったし、何もかも押し付けたからそんな筈は無いと言うが、隼から見たら橘花は桜花を心配で来たと思う。FAMILIAの全員を集めたのは妙な連中に囲まれて居ないかと思ったのだろう。
そんなの分からないと言う桜花に隼は双子だったら相手の考えている事分かるだろうと言う。無茶な、そりゃ桜花だってそんなの分かる訳ないと言うが、これは振りだったんだな。分からないなら言わなきゃ分かって貰えない。
と言う事で隼は翌日休みをやるからちゃんと話し合えと。それで桜花が行こうとしたらもう玄関に橘花が居た。これで二人で話が出来るが、橘花が言いたいのは進学で自分が何かを諦めた訳じゃない、進学してやりたい事があるから行ったのだ。なのに桜花は自分が全部押し付けたみたいな顔をする様になった。困った様な苦笑いばかり。
カフェの制服も水着も桜花が作ったんでしょ。自分にはあんな可愛い服を作ってくれないと。やっとこれで言いたい事が言えたよ。
FAMILIAの家に戻って謝ろうとしたら、玄関先で悲惨な状況が。白菊、またアルコール入った?とても会わせられる状況ではない。普通にしていた紅葉だけが迎えて橘花が気にしていたカボチャのチーズケーキとコーヒーをごちそうしてくれる。一気に幸せそうになった。
夜になって桜花が隼の所に素直になれずにありがとうと、夕食を呼びに来るついでの体裁でやって来る。でも橘花が桜花と違うと言うのを隼だけが分かってくれたのが気になったのだ。橘花は勉強シーンで左利きが描かれていたが、隼は橘花が左にショルダーバッグをしていたので桜花と違うと思ったと言うのだ。いや、左利きでも右にショルダーバッグしますが、私とか。あとは秋水への態度が違った。桜花は家族だと思う秋水にあんな冷たい言い方はしない筈だと。あの場面、あとに引くだけあって意味あったんだな。
おまえはうちで一番愛情深いやつだからそんな事言わない。
お、またチョロい反応出たぞ。