« 山田くんとLv999の恋をする・第9話 | Start | アリス・ギア・アイギス Expansion・第9話 »

ワールドダイスター・第8話

ここなの問題も八恵の問題も解決して劇団シリウス盤石の態勢へ。と思ったら台東区から来た一通の手紙が何かを引き起こす。今年こそ必ずリベンジとか穏やかじゃない。

流しそうめんを食べながらぱんだと知冴がシリウスの批評。この二人、初回見た時はシリウスのベテランだと思ったけど実は未だ中二なんだよね。今回はこの二人が小学生の時にシリウスに出会って頑張ってやって来た内容ではあるけど、中二で表に出過ぎてるが、八恵の事を考えるとシリウスの劇団員はこれで納得してるのか。

今日から毎年恒例の演劇鑑賞会の練習に入る。台東区からの依頼かな。区内の小学生に見せる教育的行事らしい。ぱんだが柊に今年の演目は何かと聞くと、今年もリア王。でも小学生にリア王って、今年入ったここな達を除いて他の劇団員の反応が酷い。小学生向けではないと言う理由だけではなさそう。
参考資料

流石にカトリナは小学生向けで何故リア王なのか。この質問は分かる。柊の回答は小さい頃から名作に触れるのは大事と言うが、名作なら他にいくらでもあるだろう。リチャードIII世とか(それもどうよ)。

ぱんだ、このままだとまたあの惨劇がと回想するが、小学生みんな泣き出したのか。ぱんだ、必死に柊を説得。まずは演劇を好きになって貰うのが順番ではなかろうか。この主張に柊は一理あると頷いた。と言う事で劇団員から演目の意見を集める。カトリナから童話が素材のと言う意見もあったが、しっかりした劇ならやはりシェイクスピアかなと言う事で、うんうん、やはりリチャードIII世ですね(そうじゃない

シェイクスピアで誰もが知ってる作品、八恵からロミオとジュリエットが提案された。まあこれは誰もが納得。

そして配役の発表。八恵は小学生だから客席にまわると言う。ぱんだと知冴が主役に採用されるが、カトリナはまたも脇役。ここなは一応ベンヴォーリオ。カトリナ、ちょっと焦りが出るかな。確か「かげきしょうじょ!!」で出たけどある意味ティボルトは重要なんだよね。

さて、演劇鑑賞会でリベンジとか言っていたのは別の理由もあった。柊からおそらく今年もあの子が来ると。ぱんだも演出の工藤も目の雰囲気が変わる。区役所によるとあの子から何百通も応募ハガキが届いたとの事。いや、その時点で失格なんじゃ。区役所、仕事しろ。

あいつとは七瀬千景。年間何百と観劇する演劇博士の異名を持つ子。昨年舞台が終わってから柊にダメ出しをしたのだそうだ。
参考資料
だからリベンジか。
この子、ぱんだの小学生の時とキャラかぶってないか。

練習場面でぱんだの回想。いつもボーっとした感じなのに知冴は何でも出来る子だったのだ。いつもいつもぱんだの上を行く。腹を立てたぱんだが知冴は自分のライバルだから敵だと敵認定してしまった。

そしてぱんだと知冴がシリウスの演劇鑑賞会に当選して柊の劇を見たのが運命の出会い。ぱんだはあの人みたいなダイスターになりたい。知冴もやりたいと言う。ぱんだ、また邪魔するのかと言うが、でも知冴が望んでいるのはぱんだと同じ世界に居たいから。そこから二人はシリウスでダイスターになるのを目指した。

当日、八恵が出ないシリウスの公演に興味は無いが、たまたま当選したらか来たと言う七瀬。いや何百通も出したろ。

そして始まるシリウスのロミオとジュリエット。なかなかやりますねと観る七瀬。流石演劇をメインに据えるアニメなので舞台セットの表現も良い感じ。このままうまく行けそうだったのに、ぱんだが裾を踏んで転びそうになる。それを捉えた知冴がウルトラマンのごときスピードでぱんだを抱き抱えてまるで最初から仕込んだ演技の様に見せる。これが知冴のセンスなのだそうだ。以前から明かされているぱんだの観客の反応を見るセンスと二人が合わさって上等の舞台が完成する。

そしてこの小学生演劇鑑賞会のロミオとジュリエット、本当ならジュリエットの仮死状態を死んだと勘違いして毒をあおるロミオ、そしてロミオが死んだと後を追うジュリエットと言う悲劇をロミオが毒をあおる前にジュリエットが気がつくと言う事でハッピーエンドに落とし込んだ。小学生にはこれが良いよね。

七瀬千景も大満足。
ぱんだと知冴、二人が初めてシリウスで感激したのと同じ気持ちを与えたと思う。
参考資料

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« 山田くんとLv999の恋をする・第9話 | Start | アリス・ギア・アイギス Expansion・第9話 »