女神のカフェテラス・第6話
冒頭、100%引っ掛けだとは思ったが何を何に挟むのかと言う点だけ考えた。指を料理道具かなと想像したけどトーストサンドでの具だった。
サブタイの「2か月!」は何だろうと思って見始めて全然二ヶ月出ないなと思ったら最後にアレか。
隼がおばあさんのトーストサンドの作り方を白菊から習っていた。にしても酷い出来だ。でも白菊と隼が二人だけで仲良く練習しているのには一言言いたくなって、店長としての姿勢は認めてあげると強がったら隼からありがとうと頭を撫でられてとてもうれしそうに。これを白菊が見ていたのだ。思わず白菊も頭を出しちゃったりして。
その頃、秋水と桜花が防波堤に居て、秋水が波動拳とかやってて、おまえらナニしてるのと思ったらまさかこれが後半の仕込みになっていたとは。
流星は隼が白菊と仲良くトーストサンドを作ってるのを見て面白くなくなった。だから割り込む。ハムのトーストサンドって古くないか。時代に合わせて変えるべきだと。ここで隼がおばあさんのトーストサンドが古いかもなとか言っちゃったので白菊が燃えた。自分がおばあさんの完コピしたのを作ってあげると。一方で張り合う流星がオサレなサンドイッチを作ってあげると勝負になってしまった。
こうして二人のサンドイッチが完成。隼が早くも食べてる?と思ったら、自分が作った失敗作を消費していた。そんな訳でもうお腹いっぱい。これ以上は何も食べられないと部屋に行ってしまう。これ、隼の策略だった。下手に食べてどちらかが良いとか言っても角が立つだけだから。
結局サンドイッチは二人とも交換して食べてお互いの美味しいと丸く収まった。そして何を食べても美味しい秋水が隼の失敗作のお片付け。
秋水の様子がおかしい。普通の人間の様に振る舞っている。これを桜花がおかしいと隼に注進。ところで何だか今回は秋水・桜花ペアが出来上がってる。桜花が心配していても隼はPCから離れない。やっと新調したPCだし、まともになったからと言って病院に連れて行く訳にも行かない。ただここで桜花が呪いの言葉を吐く。どうせまたすぐ壊れると。え?それはヤバいじゃん。その展開か。
でも確かに秋水がまともでおかしい。流石に看過できない。最近秋水に何かあったかと紅葉に聞いてみたら、強い相手に試合で負けたのだそうだ。しかも一撃で。そこで隼は秋水を部屋に呼んで聞いてみる。原因はやはり空手の試合で負けたから。しかも監督から努力しても越えられない壁があるから諦めろとまで言われたらしい。そう聞いたら桜花だって黙っていられない。なんだその言い草。隼もそれは違うとは思ったが適当な応援は出来ない。だから考えた言葉を秋水に授ける。多分秋水は単純だから一つの技にこだわったんじゃないのかと。とは言え、こんな事を監督が見抜けなかった?
ここで桜花が元気出してと秋水にバーベルを渡す。ああああ、来ちゃった、呪いの言葉が。ただこれで秋水が元気づく。そうだ、波動拳にこだわる必要はなかったんだ。まさかここで序盤に仕込まれた波動拳が出て来るとは。秋水はあれ以来波動拳に固執して練習試合でも使おうとして倒された。そりゃ負けるだろ。そして監督からこっぴどく叱られた。そりゃ叱られるだろ。諦めろと言われたのは波動拳。そりゃ諦めろと言われるだろう。
これで元気が出た秋水が昇龍拳をやるぞーとバーベルを振り上げて、期待どおりにそれがノートPCに落下。ほら、またすぐ壊れた。怒りの隼、秋水から取り敢えずおっぱいもんどく?とか言われたらもむどころじゃない。そして驚いた桜花がバーベルを取り落とす。何故そんなの持ってたし。そして落として今度はスマホの方も割るし。
お店が忙しい。白菊も何かおかしい。だから隼が寄って行こうとしたら今度は秋水がいつもどおりにころんで食器を割る。大丈夫かもそうだが、お客様に失礼しましたもそうだね。そんな感じで疲れる隼、いつもならこの辺で流星が「何かお困りかしら」で来そうなのに来ない。
でも手伝いを頼もうとしたが、流星は今日は嫌だと言う。今日シフト入ってないでしょと。じゃあ居間に桜花と紅葉が居ないかと入ってみたらそこには下着すの桜花と紅葉。まあそりゃ二人共怒るだろうけど、そもそも何故居間でそんな格好に。
結局桜花と紅葉は手伝いに来なかった。忙しい一日だったのに。白菊と秋水は明日の準備もせずにそそくさと部屋に戻ってしまった。さらには手伝いには来てくれたものの、流星もさっさと帰った。
何だあいつらと思った隼だったが、いや、違う。これは自分が思い込んでる方がダメなのではないか。所詮は彼女らは従業員。自分は雇用主。まるで家族に頼る様に無条件の手伝いを期待してはダメなのではないか。彼女らは他人だ。自分にはもう家族なんて居ないんだった。
あれ?そっちに話が進んじゃう?
他人同士だと言うのをはっきりさせておかなくてはならないんだと思って隼が居間に入ったらクラッカーが鳴る。妙によそよそしくなったからクラッカー展開は予想しないではなかったけど、でもまさかここで安易に誕生日?と思ったらここでサブタイですよ。
マスター就任二ヶ月おめでとう。
いや、なんで二ヶ月とか半端な区切りなんだ。
ここは桜花が説明してくれた。一ヶ月の段階では未だ未だ嫌なヤツみたいな感覚だったのだ。でもそれが変わって初めての区切りの二ヶ月だった。
流星がどうしてもサプライズにしたかった。だから隼が居間に入る時に他に注意が行かない様に桜花と紅葉に脱がせたのだ。これは確かに他に注意は行くまい。
家族が一緒に居られる場所を作ってくれてありがとう。
家族なんて居ないんだの逆展開で良かったね。
でも折角家族として一緒に居られるって話になったけど、紅葉だけ何かあったな。バンド仲間とヒゲモジャとか言ってる時に電話あったのが、この場でもまた。