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【推しの子】・第7話

あかねが歩道橋から飛び降りそうになったのをアクアが抱き止める。前回はメッセージのやり取りでアクアが真っ先に気づいて来たのかと思ったが、一番最初に一番騒いだのはMEMちょだそうだ。
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あかねの件は苺プロでも心配されていた。世界でもリアリティショーが人気とは知らなかった。そしてそのせいで犠牲になる人もいて、国によっては出演者のメンタルをケアするのを義務付けている所もあると言う。

ルビーがアクアの言葉として、自分を守るのに嘘が最大のは手段だと言っていたと言う。同時期、わたゆりの陽芽も同じ事をやってる。そんな時に警察から電話。アクアが警察のお世話になっています。と言っても、あの場面を見た警官があかねを保護して、アクアはそれを止めた人と言う扱いなのだが。

そこに今ガチのメンバーも全員駆けつけた。あ、ゆきがあかねを叩いた。マジだったんだゆき。前回ちょっと疑って悪かった。そしてMEMちょだけでなくノブユキとケンゴも。それを見てミヤコは仲の良い現場なんだねと。ここまで仲の良い現場とは私も見ていて思っていなかった。

アクアはあかねにこの後どうするかストレートに聞いた。あかねの覚悟は怖いけど続けたい。よし分かったと言うアクア。分かったとは何か仕組むつもりの分かっただろう。煽った制作サイドと煽ったネットの連中、何かしてやろうと言う目つきだ。

何をするかと思ったらまずは記者クラブへこの件をリーク。たちまち恋愛リアリティショーに出ていてネットから誹謗中傷を浴びていたあかねが自殺未遂をしたと言う記事が世の中に出る。これを受けて世間の見方は二分。あれは芝居だと言うのと、ここまで追い込んだのは間違いだと言う意見に。

事が大きくなって心配するミヤコだが、アクアからしたら何もしないとあかねは被害を受けたままで終わる。ポーカーはレイズしないとそれで終わる。これは勝ち目が無い仕掛けではないとアクアは言う。

何をするのかと思ったら先ずはMEMちょから映像にされていない現場の写真を提供して貰う。そんなにないよ、せいぜい100枚程度。ってめちゃくちゃあるじゃん。制作サイドはあかねを悪役に見せる編集をした。だがアクアは出演者目線での今ガチを見せたい。それを世間に見せたい。それを聞いたMEMちょ、良い観点だと言うのだ。現時点では世間の注目を集めていて多くの傾向はあかね叩きにあるが、まだ態度を保留してる人間の方がずっと多い。だからここに出演者目線の動画を出して引き寄せようと言う作戦だなと。そしてそう言うのをバズらせるなら自分が最適だぞと押し出して来た。これは正解だった。
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MEMちょがアクアの策謀に参加したら今度はケンゴが音楽で参加。泣かせる音楽なら任せとけ。ゆきとノブユキもこの話に参加。ゆきはあかねがゆきを傷つけてしまった時に大丈夫気にしないでと抱きかかえたあの場面が使えると提案。そしてゆきはちゃんとカメラの向きを計算してあった。あの場面は映像データとしては存在する筈。

これを聞いたアクアがディレクターの所へ言った。ディレクターはあっさりそりゃあるけど、と言いつつだからと言って出せるものではないと言う。ここからアクアがディレクターに迫る。そりゃそうでしょう、あれを出せないのは出したら制作側があれをカットしたと言う悪意が世間に広まるから。この辺、ひょっとして録音でもしてゆすりに使うのかと思ったが、アクアは相手も仕方ないと思わせる交渉をした。大人がガキ守らなくてどうするんだ。ディレクターそうだなと言って映像データを提供。制作サイドを完全な悪者にしないで進めたか。

材料は揃った。ここからアクアはMEMちょ達外野の声を聞きながら(聞かされながら)丸一日かけて制作。あのあかねが飛び降りようとした歩道橋が朝・夕・晩と時間とともに描かれて時間経過が表現される。そしてそれでアクアがボロボロ。

MEMちょによれば最初の1分で100RT行ったらバズるよと言うけど、それとてもそもそもそのアカウントが見られてる前提だよね。果たして目標はクリア。あかねもこの動画を見て立ち直りへ。

戻って来たあかねにMEMちょが今度からはキャラ作った方が良いんじゃないかと言う。ルビーがアクアの言葉として言ったのと同じ様に。あかねは元々役者だからキャラを演じられるだろう。でもどんな役?と言う事で、たまたまその場に居たアクアに理想の女性像を聞く。そう言われてアクアが当然思い浮かべるのはアイだ。最初は顔が良い事と答えたらうわーと思ったMEMちょとゆきだが、聞いてるうちにそれってB小町にいたアイみたいな子なんじゃと気づいた。

アイの真似をやってみると言うあかねだが、アクアからしたらそれが出来る訳が無いと思っていた。何しろ唯一無二の存在だから。

でもこの後のあかねのプロファイリングの様子が凄まじい。普通じゃない。この過程であかねが掴んだアクアのプロファイル。家庭環境は悪かったし思春期の段階で性交渉あったみたいだが、15歳位でで雰囲気が変わっている、と言う情報、これがアクアが探しているアイの過去の相手の話と今後繋がるのかな。

かなはかなであかねの事を気にしていた。実はあかねは同世代の突出した役者だと言うのだ。
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え?!事務所のあの社長の言い草だと全然注目されていないみたいな雰囲気だったのに。

本格的に現場に戻ったあかね。一度閉じて開いた目、そして口ぶり。それはあのアクアが見まごうほどのアイだった。
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※絵は似せられても声優さんは勿論別人。なのにそのまんまを演じられる。

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