君は放課後インソムニア・第1話
夜寝られない中見丸太。夜に寝られないので昼間に学校で寝る。
折しも文化祭の準備中で、ダンボールにくるまって寝ていたら女子からちゃんと働けと言われた。でももう既に墓を二基作ってあると反論したが、それでも文句を言われて天文台の所からダンボールを取りに行く事になった。
しかし、天文台の中に入ったら寝ている女子ありけり。じっと見ていたらやがて気がついて悲鳴を上げて逃げ出そうとした。だがその子は同じクラスの曲伊咲。呼び止めて聞いてみたら伊咲も夜に寝られないと判明。
それ以上に判明したのは、丸太が天文台に入る時に思わず鍵を閉めてしまったが、あれは壊れていて閉めてしまうと外からじゃないと開けられないと言うのだ。でもよくある話で丸太はスマホを教室に置いて来てしまった。大変な事になってしまったと思ったのに、伊咲は普通にスマホを取り出していた。いや、だったら先に言え。伊咲からスマホを借りて受川太鳳に電話してみる。が、出ない。じゃあメールだ。そのうちに気づいて来るだろう。それにしても今時電話番号なんて覚えている人居るのか。
待ってるうちに二人とも寝てしまった。頭の痛さも治っていた。
二人とも同じ不眠に悩まされていると知って今度二人で深夜に出かけようと言う事になった。いや、その前に二人共不眠症で病院に行きなさい。受川に開けて貰ったところで伊咲は先に飛び出すが、戻って水性マジックで何か書いて丸太の手にポンとしたら数字が反転して移っていた。すごく良い演出なんだけど、あのタッチで丸太の掌に数字が移るかと疑問だったし、水性マジックとは言ってもすぐに乾くのでは。
それはさておき、約束どおりに深夜の夜のおたのしみ会開始。
え?!例によって事前情報無しで見てるから驚くが、これ、能登半島の七尾が舞台だったのか。
警察に見つかって補導されそうになったのを隠れたり次第に深夜の時間を共有する。これってよふかしのうたってヤツで見たぞ。制作会社のライデンフィルム、よふかしのうたも作ってる。
やがて夜明けに。別れの挨拶は「また今日」