転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~・第1話
冒頭、マイホームヒーローと同じ様に重苦しい話なのかと思ったら、刺されたのは転生のきっかけの事故だった。
転生して話は一変。カインは辺境伯のぼっちゃまとして転生したのだ。三歳のカインとして。母は辺境伯第二夫人。二歳上の姉がいる。カインは庶出の三男と言う事で家督は継げない。ここがミソ。だから自由に身を立てろとこの先の自由な選択を保証される。
カインは転生前は高校生だったので高校生の知識を持っていて、この世界を知る為に姉から色々教わる。いや、姉は二歳上と言う事は五歳で、どうしてそこまで教えられるのか。あと計算も出来るのよと言うけど、現世と同じ社会発展をしてるとすると現世の四則演算方法はこの世界ではそれだけで驚異だからね。まあラノベだとその辺は適当なんだろうが。
五歳になって洗礼を受ける。すると七柱の神々に呼ばれて転生の事情を話された。よくある手違いで死んじゃったので、ちょっとした償いと言いつつ七柱の神々が景気よく加護をくれた。
戻ってからステータスを見てびっくり。ほぼカンストではないか。これはまずいとカインはステータスを偽造したがそれでも凄かった。
こうして大きな力を与えられたカインは冒険者の道を選ぶ。
だが神々が景気よく加護をくれたのは訳があった。どうもその力で世界を救って欲しいみたいだ。
これと言った特別な点が無い異世界転生物かな。