ワールドダイスター・第2話
先週友人の指摘で見返して静香が他の人から見えていないのを確認しました。先週は朝登山に出かけるのでドタバタで斜め見だったので気づいていませんでした。ただ、静香が陸奥横浜駅迄見送りに来るのは分かってもその後の上京に迄付き合って、しかもその時の姿がやけに軽装だった(荷物も無い)ので何故だとは思っていました。今回は本格的に「居ない子」として扱われていますね。
シリウスの入団試験にここなは合格。と言う訳で、本格的に上京。宿舎に行ってみたら「しりうす湯」と言う銭湯。ここはOPでは藤が綺麗に咲いていて、でも本編では未だ咲いていないと言うのは4月下旬より前と言う描写でしょうか。
中に入ったらジュゴンに威嚇される。寮母にして番台にして劇団の主宰者山吹シャモに迎えられた。山吹さん、昔のワールドダイスターだった。
部屋に案内されたが、和室でしかもカトリナと相部屋。柊からの説明の時にすぐさまカトリナは一人部屋を要求。しかし当然のごとく却下。ダイスターになる為に「こんな所」に来たから我慢すると言うが、この言葉の端からはシリウスに憧れた訳ではなさそう。
そしていきなり自分の公演はいつだと問うものの、先ずはオーディションを受けろと言われた。新人が入った場合に公演期間中に一度だけお披露目公演をする。今度やるのは竹取物語だ。オーディションを受けてかぐや姫になるか、侍女になるかを二人に対して審査すると言う。審査は一週間後。「失望させないでね」って、これは失望させるフラグ。
ここなが静香と話していたらカトリナから「独り言」うるさいと言われた。別に独り言ってわざわざ言わなくても声がうるさいって普通は言うけど。そしてカトリナ曰く、役者以前のここながワールドダイスターを語るのはおこがましい。
険悪な雰囲気をぶち破るぱんだちゃん登場。お風呂パーティーやろうと誘って来た。が、カトリナは乗らない。ここでの会話で知ったけど、ぱんだと知冴ってここなより年下なのか。Wikipedia見たら13歳中二とあった。そうだったのか。
ここなとカトリナは近くの高校に編入。ここなは勉強(とバイト?)のかたわら演劇の練習に励む。その頃八恵は竹林の中でキャンプ中。まさかこれがかぐや姫のイメージ作りとか。
そしてキャンプから帰って来て八恵の立ち稽古開始。なんだか舞台に乗ると動きがヌルヌルしてないか。かぐやと侍女のみさおとの出会いから別れの場面へ。別れの場面がオーディションの場面。じっくり八恵の演技を見るここな。これがポイントだったか。そして突如歌うよー。事実上ミュージカルか。そしてここながこれに感動。頭に焼き込まれた。
ぱんだと知冴の会話。竹取物語とは柊さんも酷だなと。でも知冴の見立てではこれはカトリナにハンデをつけた選択だと言う。普通の演目ならカトリナが文句なく選ばれる。しかし日本の古い物語となると日本人にしみついた動きが重要性を帯びる。
ここなは練習はしているが、素人のレベルからの練習だからそれだけだと到底カトリナにかなわない。ぱんだも何故柊が反対を押し切ってここなを合格にさせたのだろうか、あの時は確かに別人だったがと思う程に。ではその入団試験の時にここなはどう思って演じたのか。それは「静香だったらどう演じたか」を考えたのだ。でももう分かってるけど、今ここに静香は実在しない。じゃあここながイメージしてる静香とは何なのだ。
その頃、カトリナは資料を集めて日本人とはと言う情報を集めていた。
オーディション開始。最初はカトリナから。これはカトリナの演技に感心するけど、後からのここなの演技に驚くと言うパターンだ。一方でそう易易とここなは勝てないだろう。
カトリナの演技はちゃんと日本人を演じていた。沢山の資料からかぐやとは何かを掴んだ。ぱんださん曰く「敵はハンデを余裕で乗り越えて来たぞ、どうするここな」。
そしてここなの番。私達なら大丈夫。これは先ずは大丈夫な入りだ。ぱんだも練習の時とは違うなと思った。しかし次で陥穽があった。八恵を見てそちらに嵌った。みんなこれは?と言う表情。その理由をぱんだが呟きで説明「ああ、これ、新妻っちの芝居だ」。
サブタイ「誰かのまねごと」だったけど、八恵のまねごとに陥ったか。