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Buddy Daddies・第12話・最終回

小木埜の襲撃からミリを守ったと言っても組織がこのまま見過ごす筈はない。久太郎のセーフハウスに一旦隠れたが、やはりいつものマンションに戻っている。そしてミリをいつもの様に保育園へ連れて行く。朝食、零がちゃんとフレンチトーストを作れる様になっていた。これが最後に繋がるとはなあ。
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今日はクリスマス会で、当然杏奈先生には美咲ママがどうなったかなどとは言えずに、発表会の時は二人で来ると告げた。ミリはママは?と聞くが、暫くは帰れないから大きな声で歌ってママに届けようなと。

一騎と零は逃げるだけで済むとは考えてなかった。だから久太郎に準備をして貰った。これから話し合いに行くのにこんな物騒な物を持参かと言われるが、ただで済む話し合いの訳がない。別れ際に一騎が久太郎に、自分達に何かあったらミリを、と言いかけたのを久太郎は袋を投げつけて遮って、これ以上の面倒事はごめんだと言う。死なずに帰って来いと言う顔で最後にはニヤリと。

そして諏訪邸に到着。門番に全ての武器を取られて零だけが中に入れられようとしたが、一騎曰く、これで武器を全部取ったと思うなよ零が最大の武器だと言う合図とともに零が左右の連中をぶちのめし、車に乗って屋敷へ突入を図る。

屋敷の手前でライフルか何かでエンジンを撃ち抜かれたので、屋敷の中には生身で突入。それにしても零は強い。父重毅が組織を継ぐのはお前だと言うだけの事はある。モブを次々と倒して行く。

しかし小木埜は別格だった。その零を手玉に取る。零が危うい所で一騎が叫ぶ。美咲の最後の言葉を預かったのは自分だと。小木埜、自分のこだわりがここで出て一騎から聞くが、それがミリの事だと知ると陳腐だが彼女は最後に凡庸な愛に辿り着いたと言って、次はお前の最後の言葉だと迫る。

だが一騎は自分の最後はお前の最後だとプロパンガスボンベを抱きかかえるので、流石の小木埜も怯んだ。小木埜は自分の身を守ってこそと言う姿勢なのは、美咲襲撃の時もそうだったから。その小木埜が怯んだすきを零が襲う。小木埜が零と格闘してる所を今度は一騎が背後から小木埜を刺す。

これで零が重毅と一対一で「話し合い」出来る様になった。重毅は変わらずに零が組織を諏訪家を継ぐべきだと言うが、零はミリとそして一騎と居て家族を知ってしまった。重毅とは無かった家族を。それはもう覆せない。それでは納得しない重毅が撃とうとするも先に零が重毅の右腕を撃ち抜く。殺すなら殺せ、だが組織は決して諦めないぞと言う重毅に対して零は自分の覚悟を見せる。自らの右腕を撃ってこれでもう自分は組織で働けないと。流石の重毅も零はもうこちら側の人間ではないと理解したか。重毅が生き残った事で、もう組織は追って来ないだろう。

クリスマス会はもう始まっていた。だがそこに一騎と零の姿が見えない。不安そうに歌うミリ。一騎と零は遅れての到着だろうが、大人の結婚式への乱入じゃないのでバーンとは入って来ないだろうなと思ったが、二人はサンタの服を着て静かに入って来る。それを見て元気に歌い出すミリ。
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クリスマス会後、杏奈先生はサンタのコスとは素敵ですねと言うけどその下は血まみれだからね。久太郎が気を利かせたサンタ服が役に立ったよ。

そして今回も杏奈先生から写真をと言われるが、おや?写った場面が無い。

月日が経った。お、ミリが女子高生になっている。10年間があっと言う間だなと思う一騎。一騎と零は海岸通りでダイナーを開いていた。零のフレンチトーストがこの店の名物になっている。

ミリは二人を連れ出して高校入学の記念写真を撮る。こっちの写真はちゃんと描かれたと思ったら店の奥に写真ボードがあるので分かった。ミリの高校入学迄のこれまでの思い出。ちゃんと久太郎の写真もある。杏奈ちゃん大好きも(ママの写真は部屋に)。そして最後があのクリスマスの時の写真だ。とても良い写真。
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ミリも高校生になったので流石に母の事はちゃんと話してあるんだろうな。いつまでもお出かけ中とは行かないから。子供とちゃんと向き合うのは大事だよ。適当に誤魔化しちゃダメ。そんな訳で殺し屋と一緒の家族となったミリが幼い頃のままに良い子に育ってくれて良い締めくくりだった。

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