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私の百合はお仕事です!・第3話

今日も陽芽の仮面は好調。ここよ!と言う場面で完璧な外面を取り繕う事が出来る。ただ、第1話からやけに陽芽は外面外面言うなとは思っていた。なのに美月にはそれが効いてないみたいだ。

今日も百合のお仕事です。陽芽は先にでたけど果乃子の着替えが遅かった。ここ、実は今回の話の仕込みだったんだな。

陽芽は先にサロンに出て完璧な外面を演じる。でもやけに演じすぎる。美月に何とか認めさせようとしているのか。でもこれはやり過ぎではないのか。ただ、来店者にはかなりウケていたが。全力の外面を「ここ!」とばかりに強調していて、いつ破綻するのか心配だった。
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仕事が終わってからの美月はやはりガミガミだった。陽芽は効かなかったのかとどうしたものかと心配する。でも果乃子の方はうまく行ってないのではと。果乃子はあの人は嫌だ、一人くらい外面をアピールしなくても良いのではないか。

いや、陽芽には一人残らず外面を守る理由があった。それは小学校の時だ。その時にはもう陽芽は外面を作る様になっていた。だから友達からも今みたいにチヤホヤされていた。なのにある時、一人の子がそれをバラす。陽芽ちゃんは嘘をついている。自分と二人で居る時にみんなと遊ぶのが面倒だからと断ったと言っていたから。

これで陽芽の外面が剥がれてしまった。あの子がそれを言って回ったせいで。そしてみんなは手のひらを返して陽芽と遊ばなくなった。小学校の時の悔やまれる事件だった。だから誰に対しても一人であろうと、外面を維持しなくちゃ駄目なんだ。

あの外面を暴いた嫌な子、矢野さん。ただの嫌な奴の筈なのに妙にキャラデザがしっかりしてるから何だろうとはこの時点で思った。でもまさか最初の回でこちらの意識がミスリードされていたとはこの時点では分からず。
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果乃子はそんな陽芽の小学校時代を見ていない。サロンに戻ってから話そうと思ったのだろうか陽芽は更衣室に戻ってからまだ着替え中らしき果乃子が居ると思われた更衣ブースに対して話しかける。ここが今回の冒頭で仕込まれた勘違い。中に果乃子が居ると思って話しかける陽芽。

「あのお姉さん」に好かれたいと言う所から全部演技なの。嘘なの。ここまで来たら勘違いなんだろうなと気づいた。そして果乃子が奥から出て来る。更衣ブースから出て来たのは美月だった。一番知られてはならない相手に知られてしまった。

それでも次の日は来る。覚悟を決めてリーベ女学園に入った。陽芽は美月が他の人に喋ったのではないかと疑心暗鬼だった。でも純加も舞も、そして美月もいつも通りだった。

それでも陽芽はそちらにばかり気が行く。だから客から声をかけられても無視してしまったりする。それは舞が見ていたし、それに美月も気づいていた。純加からいつもみたいなかわいい顔を見せてよと言われたらなおさら心配になる。

だから美月は陽芽を後ろに下げさせる。そしてオフィスでは舞が美月と話しなさいねと二人を置いて行った。

美月はもう演技はやめていいと言う。それはおいておいて、何故それとは別だと思うサロンでの接客があんな有様なのか。そう美月から問われて陽芽はバラされたのではないかと思ったからだと白状する。美月から見たらそんな事なのかだった。それは接客と関係ないとこの時は思ったのだ。

ただ、美月からしたらもう陽芽の何が本当なのか分からなくなっていた。だから美月は美月で戸惑っていた。

この様子を見て陽芽は分からなくて迷っていると言うのを分かる。そうか、嫌な奴と思っていたけど美月は良い人なんだ。そこで陽芽はどうしてバレるのをこんなに恐れているのかを美月に教える。あの小学校時代の事件を。

小学校の時に自分を嘘つきだと言いふらしたヤツが居る。ここで美月がハッとする。そして聞いてみた。その嫌な奴って今でも覚えているのかと。陽芽が名前を言い出そうとしたが、それと同時に美月も同じ名前を言う。

矢野美月。

それは私の事だ!
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え?第1話のやりとりで美月は陽芽の一年上だとばかり思っていた。それはあくまでもコンカフェの設定の上での話だったのか。
こりゃえらい事になってしまった。普通だったらもう修復は効かないよ。

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