事情を知らない転校生がグイグイくる。・第1話
Abemaで地上波に一週間先行してると言うのを今日発見して見た。
いきなり冒頭からタイトルどおりに「事情を知らない転校生がグイグイくる。」
事情を知らない転校生は高田太陽。彼が何にグイグイ来たかと言うと、転校先の学校でその容貌から「死神」と指差されてみんなから避けられしかも囃されていた西村茜に対して。
転校して来たばかりの太陽は茜が死神と呼ばれているのを知って「なにそれカッコいい!」と感動してしまい、何とか死神と好を結びたいと思った。そんな太陽は茜に対して直球で尋ねる。どうして死神って言われているの?この直球さがこのあと逆に茜を全力で守る豪速球となるのだ。
茜はみんなが茜に対して言っている目付きが悪いとか呪いがかかるとか言うのを仕方なく太陽に話すものの、太陽はそれで引くどころか益々グイグイ行くのだ。呪い?なにそれカッコいい!
太陽の豪速球が相手をぶちのめしたのは太陽が茜と一緒に帰ろうとした時に、北川が死神なんかと帰らないで俺たちと帰ろうぜと太陽に言った時だった。でも太陽は普通の人間じゃ面白くないみたいに言うと、北川が茜を指してそいつだって普通の人間だろと言う。ここだ。太陽が君たちさっき茜の事を死神だと言っていたのに何を言ってるんだいと。
誰一人返す言葉もない。そりゃそうだろう。
こんなん茜、泣いちゃうだろ。そりゃそうだろう。
太陽は本当に何のてらいもないから茜にも普通に好きだと言ってはばからないし、ああ言い返した北川にも何の悪意もない。さようならをして終わる。
茜だって全く気にしてない事なんて無い。父から学校ではどうだと聞かれても普通だよとずっと嘘を言ってると。友達は居るかい?と言うのにも。
みんなが茜にバリアーしてるのを見た太陽はここの子はみんなバリアーを使えるのかと茜に問う。彼らは自分の呪いを防ぐ為に遊びで(この場合は悪意を込めて)バリアーをしてると言う。なーんだ遊びか(この場合は単純に遊びと理解してる)と納得する太陽。でも自分は茜の友達だからバリアーなんてしないよと。
やったね、友達が出来たよ茜ちゃん。
これでもうお父さんに嘘をついてないよ。
ドッジボールで茜を守ろうとした太陽だが、よそ見してボールをまともに受けてしまって保健室へ。その太陽にプリントを届けようとした茜だが、先に日野が保健室に入って行くのを見て中に入れなくなった。でも日野ってあのクラスでは太陽以外では茜の事を死神扱いしてないみたい。そして太陽に茜が外に居たよと告げたみたいだ。太陽、ずっと茜が入ってくるのを待っていたのに来ないからじれちゃったよ。
なかなか良い内容だった。太陽が明るいのはそうだとして、死神と言われている茜の雰囲気とそれにとても良く合った小原好美さんの声がとても良かった。