おとなりに銀河・第1話
タイトルだとSF物かなと思ったのだが、Aパートが終わる迄タイトルと内容の齟齬に困った。
おばあさんの葬儀を終えて島を出て行く者ありけり。
場面変わって若い男性の久我一郎が父を亡くして未だ小さい妹まちと弟ふみおを養わなくてはならない状況にあった。それをマンガを描いて収入としているみたいだが、家に何だか人が多い。三兄弟だけじゃないの?そしていくらなんでもマンガ家としての収入だけではと思ったが、その後の語りでそもそもアパートの大家さんでもあったのだ。家賃収入だけでは足りないの?
ともかく今は原稿をあげなくてはならない。妹と弟のためにも、今回原稿を落とす訳には行かない。だがアシスタントがデビューして独立しちゃって大変な状況になった。確かマンガ家ってデビューしても元のアシスタントをお手伝いする事もあるのではなかったか。タイミングが悪かったか。
アシスタントがなかなか見つからない理由は、一郎がマンガを紙に描いているからで、アナログでやってくれる人が見つからないから。いやあ、最初始まりの時に原稿を紙に描いてる場面が出て、え?今の時代に紙にマンガを描く設定?と思ったけど、そこは一応そう言う設定としての理由があったんだ。この後のアシスタント登場の為の。
そこに編集から電話が入る。良い人が見つかった。絵がうまくてきれい。ただ、土地に不慣れ(OPで見た背景からどうも谷中みたい)迎えに行ってくれと。行ってみたら、この人は冒頭で島を出た人ではないか?若い女性だったんだ。この人がアシスタントをやってくれると言う。実際にやって貰ったらこれが早くてうまい。少し古い本の少女マンガレッスンと言うので覚えたと言う。
ともかくこれなら何とかなりそう。すぐに仕事を開始して根を詰めるが、よく出来た妹のまちが彼女を労ってちゃんと休憩しながらねと言う。でもここ迄タイトルの「銀河」って何だよとずっと引っ掛かっていた。ところがこの辺りで出るのだ。アシスタントとして来た五色しおりが変な事を口走る。交信も無しで相手の気持ちが分かるんですかと。おやおやおや。で、CMに入ってネタバレされてしまった(笑)。
原稿はこれでOKと思ったら一枚足りない。ラフだけで全くペン入れしていないのが一枚あった。不完全な形で原稿を納めたくないと言う思いの一郎にしおりがどうして欲しいんですかと迫り、二人で徹夜でやる事にする。そして何とか完成。しおりは寝てしまったし、一郎はフラフラで、原稿を納められない失敗をしそうだなと思ったら、寝惚けた頭でしおりから出ている尖った物が、ペンが刺さってしまった物に見えて危ないからと触ったのが運命の接触。
実はしおりは宇宙人(?)で、棘を触るのは夫婦の契となってしまう風習なのだそうだ。これ「いや地球にはそんな風習ないし」って拒絶したらどうなったんだろう。まあ出来るアシスタントのしおりと悪い関係にはなりたくないけど。一郎は知らずにしかもペンが刺さったとの勘違いで触ったと言う説明(絵入り)で何とか誤解は解けた。
夫婦になるにはまずはお付き合いから。
しおりはアシスタント部屋に住む事になるのかな。
宇宙人(?)設定どうなるんだろう。