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便利屋斎藤さん、異世界に行く・第9話

ふーん、今回は犬の話か、と思ったけどすぐ思い出した。いや待て待てモーロックが毒で死んだのでは。

唐突に別の話題に行くとも思えないので、この悪魔に使われている猟犬がきっと絡んで来るのだろう。この猟犬、ドラゴンをも倒す強者。だがある日出会ってしまった。人間界から来た白い雌のオオカミと。まるでキスルギみたいなヤツだな。
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モーロックの方に戻る。モーロックは薬で一度は元気になった。蜂蜜たっぷりのパンを食べられる程に。だから斎藤達も大丈夫だろうとクエストに出かけたのだ。それが状態が急変して死亡。ラエルザはどうして蘇生をかけなかったと言うが、大金がかかるし宿屋にその業務は無い。遺体を納屋に安置するのが精一杯だった。ところがその遺体が犬に一部食べられてしまった。これはもうどうにもならないと埋葬したのだ。あれ?犬が出てきましたね。

埋葬してから蘇生が間に合った例はラファンパンでも知らない。ラエルザとラファンパンは諦めかけていたが、斎藤は納得しない。何もしないと言う事はない。自分の世界みたいな死んだらもう生き返れない世界とは違う。この世界では蘇生がありえる。だから諦めないで努力しよう。

ラファンパンはそれを聞いて同意した。蘇生の為の道具を揃えよう。ラファンパンは魔法の道具を、ラエルザと斎藤は掘り起こす道具を、と散っていった。ところが墓から骨が出て来たぞ。これがミスリードの骨だったとはなあ。

また犬側の話。悪魔が美しいオオカミが居ると聞いたので剥製にしたいと言い出した。当然猟犬は白オオカミを連れて逃亡。だが追手の片手悪魔が追いつく。この戦いで片手悪魔を倒したものの、白オオカミは深く傷ついて死んでしまう。彼女が死んではもう自分も生きていても意味はないと猟犬は思ったが、彼女のお腹から子犬が生まれて来る。この子の為に生きねば。

ラエルザと斎藤が掘り起こしの道具を持って戻ってみると、爆裂熱球を放つローブを着たアンデッドが出現。あの格好はどう見てもモーロック(ミスリード)。こうなってしまっては倒すしかない。ラエルザが戦うが苦戦。ところがこれを倒すローブの男(CV:チョー)。これがモーロックと思ったら、こっちもアンデッドになってるぞ。そしてモーロックに戻ったりする。キモッ!

宿に戻って話をしてみたら「蘇り予約」と言う一回きりの魔法がかかっていた。生き返ってもまた骨になったりして状態が安定しない。この事象はおそらくモーロックの身体の一部が野犬に食べられたから、完全な身体ではないので起きてるのではないか。その一部とはアレ。いや、何も見せんでも。

元気な時は1マデラカあったのに。それを聞いて驚く斎藤。因みに斎藤はどうだと言われて半マデラカとうっかり答えたら、それから暫くはラエルザが半マデラカって意識しちゃう。半マデラカでも十分なラエルザさん。
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話は聞かせてもらった!そう言って登場したのはモーロックのストーカーギブングル。自分は魔法の事なら何でも書いている大魔法辞典「マホペディア」があるから分かると言うのだ。欠損部位の魔力を取り戻せば何とかなるかもしれない。問題のマホペディア、著者が誰かと思ったらクロームさん、モーロックだった。

ギブングルとラファンパンが魔力探知してみたが、本体の魔力が強すぎて駄目。そんな時にフランリルと二ニアが登場。さらには斎藤とラエルザがイチャイチャと(ラファンパン視点)何かしていた。野犬が食べたのならその犬を探そう。額に十字の傷がある犬。まさにあの猟犬だね。そしてこれを聞いたフランリルがその犬の事ならクエストが出てるぞと言う。それにしても現世での絵心大切だね。

西の町外れにこの犬が出るらしいと言う情報が掴めたので、斎藤達はそちらへ。

一方猟犬の方は嘗ての主の悪魔の呪いで身体が弱っていた。だが、まだ子犬は一人前になっていない。そうしてフラフラで魔力のする方へ、そうモーロックの遺体へ。そして食べたのだ。アレを。だがモーロックの一部でも強大な魔力。猟犬の中で暴走を始めて人を襲う様になった。それがクエストに載った理由。
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西の町外れに向かったが、体力の無いモーロックと斎藤が少し遅れる。二人だけになったのを機会にモーロックは遺言じみた事を斎藤に言い出した。ラエルザが10歳の頃に父に続いて母も喪って一人になっていたのをモーロックが拾った。その過程でラエルザが出会った白いオオカミって猟犬が見初めた白いオオカミかな。
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ともかくモーロックにとっては娘同然。そしてモーロックの今の再生魔法が効かなくなって来た。このまま自分は駄目になってしまうかもしれない。だからもし斎藤がラエルザを気に入ってくれるならラエルザを頼みたいと言うのだ。

後半に入ってだいぶ話が膨らんで来たなあ。

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