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Buddy Daddies・第10話

クリスマスが近づいて来たのでsilent nightの歌をみんなで歌いましょう。って、あれ?杏奈先生が歌うのは恐怖だったのでは?ただの下手っぴなだけになってるよ。ミリがその歌を歌えると言う。ママと一緒に歌った。おやおや、どうしてここで今更ママの話が出て来るのかと思ったが、前フリだったんだな。

ミリへのクリスマスプレゼントは何が良いかなとニヤニヤしながら一騎がお迎えに来る。今日は零も一緒。一緒で良かった。ミリの事となると冷静さを失う一騎だけだったらどうなっていたか。

保育園の前にミリの母親が立っていた。ミリを引き取りに来た。今更何言ってるんだとカッとなる一騎。零が居たからそれは抑えられる。そしてミリは母親に駆け寄る。

あそこで揉めても仕方ないので零がマンションに連れて来た。ミリは自分が今どんなに良くして貰っているのかそれは自覚が無いけどママに見せる。そしてママもパパ達も好きと抱きつく。

ママのハンバーグ食べたいと言うので、あのスーパーで見かける一番安い出来合いのハンバーグ買って来た。ミリと零はあの味が好きなんだな。安物が好きな私でもあれは不味くはないけど好きでもないなあ。

片付けをしながらミリはsilent nightを歌ってとママに言うものの、ママは喉を抑えてママの歌は高いのよとはぐらかす。零、目ざとくそれを見ていた。

ミリが寝てから本題。美咲は店をやめさせられたし男にも捨てられてやって来た。それだけならまあ本当に勝手だなと言う話ではあるが、スカーフを取って喉を見せる。喉に癌が転移して(じゃあ大元は別なのか)歌えなくなったのだ。零が遠慮なく死ぬのと聞く。聞けるから美咲も言える。もうそう長くはないらしい。

そう思ってやっと気づいた。ミリが大事なのだ。今は実家に戻っている。戻る実家があったのか。だから、実家でちゃんとミリの面倒を見るから返して欲しいと言う。と言われても一騎は納得出来る訳がない。

でも美咲は知っている。一騎と零が何をやっているのか。だからこれ以上はミリを預けられない。これは反論出来ない。一旦美咲は帰るけど。

一騎と零は久太郎の所に相談に行く。でもあの一般人がミリの居場所と一騎と零の仕事を簡単に分かる訳が無い。どうしてか。それは久太郎が教えたから。何故そんな事をしたんだと言う一騎に久太郎は写真を見せた。ミリが一騎と零と一緒に写っている写真を。あの時、杏奈先生に一枚許しただけなのに別に写真がある。それは小木埜が撮ったのだ。
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つまり組織はミリが一騎と零の所に居るのを掴んで、二人が仕事を全力で出来ないのを問題視している。それはつまるところミリをどうにかしてしまう方向に向かう。だから久太郎は考えられる一番マシな選択肢を選んだ。

組織の事となると零の方が反発を覚えるが、かと言って今はそれを出せない。

さらに久太郎からトドメの一言を言われた。あの子の父親を殺したのはお前らだ。それを今更善人ぶって家族ごっこか。ミリの為、ミリが無事でいられる為と言われた上にこれではもう反論のしようが無いではないか。

保育園お休みのある日、ミリを起こして零を起こしておでかけ。ああ、最後のサービスデーか。

やって来たのはマリノアシティ福岡(今回知った)。
今日は徹底的に楽しもう!と言って最初に行った場所がノボルトと言うアトラクション施設らしい。あんな高い所に登るの?と思ったらちゃんと補助具着けてるんだね。そしてクライミング。いわかけるで知った。零は流石だな。一方で一騎はどうしてそこまでダメなのだ。

そして食事。でかいクレープを一騎や零に分けてお昼。三人でみんなで食べると美味しいね。

ママとも一緒に食べたかったね。
そうだね一緒は美味しいね。教えてくれてありがとう。
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その後はゲームして、好きなだけ買い物して、そして夕暮れ、18時が近づいて来た。
本日のクライマックスは観覧車。ボルダリングの所で一騎が登れなかったので高所恐怖症かなと思ったけど観覧車が全然なんともない。

観覧車の中でミリの前のあの猫を拾った時の事を思い出した。関わらないのが優しさ。ここまで来たのにか。でも今なら未だ間に合う。ミリの普通の幸せが未だ間に合う。
夢の時間はおしまいだ。

観覧車を降りてから美咲が待っていた。これがパパ達の「最後のサプライズプレゼント」だ。今日はママとのお泊まり会だ。

立ち去るミリに思わず駆け寄る一騎。最後の最後はマフラーをかけてやって風邪ひくな。また明日は無い。
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大人同士はこれで理解はする。
でも大人の一部は理解するだろうか、組織が。

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