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スパイ教室・第9話

帝国の暗殺者「屍」を暗殺するべく灯の不可能任務が開始された。前回クラウスがグレーテに言った様に、灯から4人を選抜して作戦を行う。

と言う事で、向かった先はウーヴェ邸。そこにメイドとして潜入するらしい。迎えてくれたのは既にそこでメイドとして働いているオリヴィア。潜入したのはグレーテとリリィの二人?どうやらサラは外からの監視みたいだけど、あとの一人は?と思ったらジビアがメイド服を着て自分で似合わねーと。
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じゃあ誰が選抜されるのか、と言うのがクラウスから宣告された時の話題。リリィの見立てではモニカとグレーテは当確だろうとの事だった。グレーテは最初に作戦を立てた時にクラウスと一緒だった。そしてモニカが実行班としては最強なのだそうだ。そうなの?モニカはピックアップされなかった子なので何が特徴なのかよく分かってなかったけど、Wikipediaのキャラ解説みたらスパイの技能は高いが協調性が無くて養成機関から駄目な烙印を押されていたみたいだ。

そんな話をリリィとジビアがしていたら、サラがクラウスに言われたと食事を作っていた。自分で作らずサラに作らせる程に頭がいっぱいなのかと思った二人は、だったら食事に毒を入れて拘束しようとする。慌てるなとサラが止めたが、それはやるみたい。どう毒を入れるかで思案したが、クラウスが好むロールキャベツのレシピを既にジビアが監察してメモってあったのでこれを作る事にした。料理はちゃんと作る。安心させてあとの紅茶に毒を。

作戦は分かったが、リリィとジビアがニコニコしながら給仕したらもうこれはモロバレなのでは。
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クラウスは満足だったが、強いて言えばこんな味にしてはどうかと調味料を加えて二人に試食してみろと差し出す。てっきり極辛みたいな味で思わず紅茶を飲みたくなる展開かと思ったらそうではなくて、二人がうまいうまいと思わずかきこんで喉を詰まらせて紅茶を飲んで自爆(リリィは効かないけど)する展開の方だった。そっちかと思ったが、実はここに意味があったんだな。食べさせる相手の事を把握してそれに合わせた味の加算だったんだ。後の展開の仄めかしとまでは思わなかった。

これではアカンと思ったジビアとリリィだったが、選ばれたのはその二人と、二人と一緒に行動したサラだった。

グレーテはボスにはお考えがあっての事でしょうと言うが、でも残った4人がモニカ(実行技術は高い)とティア(色仕掛け)とアネット(武器や道具が得意)とエルナ(不幸を呼ぶ子)なので、その4人の中で一人が3人を引き連れてリーダーとなってクラウスにも秘密で影となって行動するのはちょっと考えられない。だとしたらここでボスのお考えと言うセリフが効いてくるかもしれない。クラウスはああ言っておいて別働隊を用意してるのかも。だから一見ポンコツな3人を選んだ。そして今回の話(ヴーヴェ)を見ていたらジビアの育った環境からジビアはわざと入れた感じもする(ジビアに明確な意義があるとも言っていた)。

三人の能力は灯仕込みでオリヴィアが感心する程のメイド力。これならウーヴェともやって行けそうと言われた。今回のウーヴェは暗殺者から狙われている政治家だった。だから三人は潜入してウーヴェを護衛しつつ暗殺者を返り討ちにするのがジビアに言葉で言われた任務。

帰宅したウーヴェだが、老政治家でどうも気難しそう。なんだこの乳臭い連中は、オリヴィア、お前の妹かと罵る。ここでオリヴィアが髪の毛の色が違いますと言ったのは、この時点では老人のいい加減な発言の否定かと思ったら、実は理由があったんだ。

オリヴィアに言われて一応受け入れたウーヴェだが、試しに食事を作ってみろとジビアを指名。だがウーヴェは食べてみてまずいと文句を言う。この時点ではただ単に老人のわがままかなと思った。だってジビアは既にクラウスに極上だと言わせる腕は持っていたのだから。

洗濯物を干しながらグレーテとジビアが相談する。実はグレーテはここに来てから違和感があった。屋敷は照明が暗くて装飾品もほとんど無い。メイドもオリヴィア一人しかおらず、あとは家族と秘書だけ。世襲議員の家とはこんな質素なものではないと言う。ここで明らかになるグレーテの個人事情。実はグレーテは政治家の家出身でしかもクラウス以外の男と話すと胃が痛む。
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グレーテの出自は別として男性と話すと胃が痛むとは初耳だ。このせいでジビアがウーヴェと一番対応する事になる。あれ?リリィは?論外?

しかしなかなかうまく行かない。相変わらずジビアの食事はまずいと言われる。ジビアはクラウスとこれで良いのかと連絡していた。

ジビア、何か打開策はと秘書から部屋の鍵を盗んでウーヴェの弱みか何かを探ろうとしたが、その過程でウーヴェが健康診断を受けていたり、貧困層を巡っているのを発見したりする。

その場面をウーヴェに見られてしまった。これは万事休す?ウーヴェは姿ではなくて声でジビアと認識した。この辺りからウーヴェの感覚器官が怪しくなってる?と思った。

ウーヴェは過去語りを始める。孤児院を巡っている時に聞いた話を。ギャング組織が戦後の混乱を利用して世間を食い物にしていた頃、そのギャングの娘が内部告発をしてボスが捕まったそうだ。幼い妹と弟を守りながら組織を敵に回して告発した見上げた娘だと言う。あれ?これってジビアですか?ともかくそれでその三人は孤児院に入り、それをウーヴェが見かけたのだ。その長女がちょうどおまえと同じ年齢で白髪だったから話したと言うけど、やはりそうなのでは。

そう言っておいて、無駄を省くからお前らは明日出て行けと言う。

この経緯でジビアはすっかりウーヴェのファンになった。だから最後にウーヴェに料理を作って食べさせたい。それで出て行くのを撤回させたい。それで協力して欲しいとサラに国営病院から何か盗んだみたい。

翌朝の食事を食べてウーヴェは以前よりマシになったがまずいと言う。それに対してジビアは国営病院から盗んだ検査データでウーヴェがビタミン不足で味覚障害なのだろうと言う。だから今回の料理はスパイスを効かせた。味が分からないから匂いで刺激しようと。ここでクラウスが相手に合わせて料理の味付けをすると言うのがエピソードとして生きて来たか。加えて目の方にも障害が出ている。だから最初に会った時に髪の毛の色の違いも分からなかったし、部屋にジビアが潜入した時も声で判断した。

ここに至ったのはウーヴェが身を削って活動したせいだ。だがそれは行き過ぎだ。身体を壊したらウーヴェがやりたい政治を続けられない。ウーヴェはそれで納得出来る部分もあったが、だからと言って身を削っている政治家が新たにメイドを三人も雇えない。世間に示しがつかない。だからジビアがやめる事で二人に減らす事で体裁を繕った。

でもウーヴェは目もビタミン不足の影響を受けている。ジビアがメイドとしては雇われないのなら運転手として入れとクラウスがアドバイス。確かに目が衰えていたのでウーヴェはそれで納得した模様。
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そして帰宅した所でウーヴェが狙撃される。これは車の窓ガラスを割っただけで終わり、ウーヴェが反撃の射撃をしたら相手は逃げた。ジビアはウーヴェをオリヴィアと一緒に屋敷の中に退避させてリリィと一緒に追跡。でもあっさり罠にはまっちゃったよ。それをクラウスが解放して、うまく暗殺者が動き出したと追うのだが....

うーん、ちょっと納得出来ない。前回あんな手練として見せられた暗殺者が初撃に失敗してあっさり逃げる?
クラウスが敵が動いたと言ってもう直接追う?

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