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最強陰陽師の異世界転生記・第11話

フィオナ聖皇女様がセイカをお探しです。セイカ、逃げてるけど。そのうちにアミュと出くわした。フィオナが探していて、しかも一人で寂しそうだと言うので仕方なく行ってやった。

チェスみたいなのを前にして一人で佇んでいた。誰も相手をしてくれない。それ程強い。もっともフィオナは未来視が出来るとグライが言っていた。だからそれを使われてはたまるまい。
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セイカは相手をしてやる事にした。フィオナはキング以外はポーンだけで相手すると言う。その代わり勝った方の言う事を負けた方は何でも聞く事にしましょうと。現実的にチェスだとしてポーンだけで勝てるのだろうか。飛び道具で遠方から狩られまくられると言う事は無いのだろうか。特にチェスの場合は取ったコマが使えないから。

それでもフィオナ勝っちゃうんだ。この勝負の時にフィオナはセイカにここで一番強いのは何だと問う。含みのある質問で、凡人だとクイーンかなとか言っちゃうが、セイカは前世の経験を踏まえた回答をした。コマを操っているプレヤーだと言う。現実の世界でも最強兵士が一番強いのではなくて、その背後にいてそれを操っている政治家の方が強かった。

しかしフィオナの回答は違う。一番強いのは農民などだ。成程、この言葉はセイカが現代社会からの転生者ならすぐに合点が行っただろう。フィオナは言う。王や政治家はそれ自体では何も生み出さない。一方で農民は食料を生産している。王や政治家は農民を根絶やしにする事は出来ない。

そう言えば前回、出自が特異な自分を聖皇女として称される様に自分で仕向けたと言っていたか。

セイカもフィオナも王都に戻る日、屋敷の前に妙に馬車が沢山いる。まるで渋滞してるみたいじゃないかと思ったが、まさかこれが後で意味があったとはなあ。
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セイカはグライと一緒にフィオナの馬車に。相変わらず馬車に弱いが式を飛ばして馬車列を警戒していた。そして何か見つけただろうか。グライにこの国の野盗は何人位で徒党を組むのかと聞く。すると馬車列の前の方で爆発音がする。囮の馬車がやられたらしい。ここから襲撃が始まる。

グライはしっかりフィオナを守ると言うので、セイカは安心して馬車の外に出て敵の攻撃を悉く防ぐ。敵の隊長はちゃんと部隊の指揮はしているものの、セイカの力が凄すぎて全く歯が立たない。

フィオナからは襲撃者は殺さずに生け捕りにして欲しいと言われたので、セイカは植物を使って全員を捕縛。これでフィオナは自分の暗殺を図った者を探ろうと言うのだ。
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捕縛した連中は全員を馬車に載せる。その為の大量の馬車かよ。しかも最初の襲撃が失敗した時の第二陣はもう来ないと言う。そう言えばあの「俺たちつえー」な連中が今回は兵隊みたいなのを全滅させていたなと思ったが、そこも未来視していたのか。フィオナの未来視凄いな。

さてその「俺たちつえー」連中、何なのかと思ったらどうやら魔族らしい。そして連中の目的は勇者を倒す事。リーダー以外の連中が余裕ぶっこいてるのにリーダーの子安さんだけはどうも悲壮感がある。まるでこの任務を達成しないと魔界が滅びるみたいに。そう言えば連中の一人、何か見覚えがあると思ったが、あれって学園の転移陣を使って侵入して来た魔族の片割れか?

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