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最強陰陽師の異世界転生記・第9話

前回イーファちゃんを泣かせてしまったセイカ。
そのイーファにリゼがあのセイカは化け物だと気づいてるだろうと言う。何故ならセイカには精霊が全く近づかない。魔力が無いからと言う風ではなくて恐ろしくて近づけない状態になってる。そんな化け物の近くからイーファを離したいと言うのだ。

そんな化け物扱いされているセイカはドラゴンの棲む山にやって来た。歩いたら何日もかかるだろうと思われていた場所にひとっ飛びで。やって来た人間に対してドラゴンが威嚇を行い、ブレスで攻撃をかけるがそんなものがセイカに効く筈がない。ブレスが効かないとなるとドラゴンは今度は空中に舞い上がるが、それは子泣きじじいの重さで地上に落とされた。そして捕縛。

見てみるとやはり巣みたいなのがあって、そこに卵がある。雌は死んだ筈ではと言うが、ここからやけにスラスラとセイカが説明してくれる。多分雄から雌に変化したのだろう。魚だってそう言う生き物があるだろうと。でも今度は雄が居ないが、単性生殖する生き物も居るからそれじゃないかと言う。だからこの卵はじきに孵るのではないか。

それじゃどうしようかと思ったセイカは思いついた。卵を孵す努力をしてみよう。アスティリアの王女がドラゴンの卵を孵したと言う伝説が俄に本当に聞こえて来る。動かして向きを変えてみたり、周りを温めたり。でもこうなって来るとドラゴンはセイカになつく。おかげで離さない。
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セイカがドラゴンの様子を見に行ってる間にイーファにはリゼから改めてセシリオ王子のハーレムの素晴らしさが案内される。普通に女子学校やってたよ、ハーレム。と言うか、これだけ相手構わずハーレム(予備)に集めているのだから、ちょっと目についた子は招かれる。ここだけ切り出したら優秀な女子を育成すると言う事なのでまあ悪い事ではない。

でもその後バルコニーのセシリオの所へ連れて行かれた時の状況が悪かった。セシリオは丁度良かった、今君の値段を査定して貰った所だと言う。それじゃ早速解放手続きをしよう。セイカが同意せずともプロトアスタで奴隷解放令を出して取り上げよう。
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イーファ、そんな事を勝手に決められても嫌だ。自分の事は自分で決めたい。それを遮って無理にイーファの拇印を押そうと。イーファの力はリゼの結界の中では効かない。

そこを助けに来るのはセイカだ。あのドラゴンに乗って。ドラゴンと仲良くなって帰って来た。卵を温める人が欲しい。イーファなら火属性が使える、イーファ来てくれ。これに応えてイーファが向かう。あの人が好きだから。

これ、セイカとしては純粋にドラゴンの件は話がついたと急ぎ知らせに来ただけだろうけど、イーファがセシリオの申し出を波風立てずに断れる場面を作った事になる。

ドラゴンの巣に戻って、卵をセイカに見せていたら、そこにあの魔獣出現。ゼクトもここに来たのだ。こいつらは卵が目当てだった。セイカが魔獣を片付けようとしたら先にイーファが水魔法でふっとばす。前回セイカから自分からも戦うんだと言われて戦える様になった。

ゼクトがもう一度魔獣をけしかけるものの、ちゃんとその気になったセイカに攻撃されたらあの魔獣だって消し炭も残らず吹き飛ぶ。手下は完全に怯むし、ゼクトはそれならこの一帯をと魔導書を使おうとしたら今度はイーファがそれを燃やし尽くす。そして手下は蔦に絡め取られる。

こうしてセシリオの所に傭兵達は引き出され、ここで初めてセシリオは自分が騙されていた事を理解した。

こうしてセシリオはセイカからドラゴンについての報告を聞き、ドラゴンの卵を孵す手伝いをしたらまたドラゴンとプロトアスタの人々は仲良くやって行けるとアドバイスされた。

なのにもうここからセシリオはご乱心ですよ。ドラゴンはどうしても討伐せねばならぬ。ここで業績を上げなければ次世代の王として認められない。それでもダメだと言うセイカをドラゴンを操ったと言う罪をでっち上げて捕まえようとする。バカには何を言っても無駄か、一度捕まってやるかと思ったセイカだったが、その傍らでセシリオがイーファに迫るのを見てセイカはブチギレ。

こんな事をして部下や民に恥ずかしくないのか。セシリオの醜態を見てリゼは何とも思わんの?そろそろ介入するタイミングでは。でもその前にセイカが怒鳴る。この若輩が!そう、セシリオごとき、セイカから見たら若造なんだよ。

おまえなんかにイーファをやれるかぁ!
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と言ってからセイカは、しまった言い過ぎたと思った。表立ってトラブル起こしたくなかったんだけど。

やっとリゼが動いた。兵士を収めてイーファ本人の言葉を聞く。
それを受けてイーファが本当に言いたい事を言う。

リゼはイーファと二人だけにして貰って、セイカを本当に好きなんだなと納得し、彼女の精霊を分けてやった。やったね、光の精霊も増えたよ。帰りの馬車の中で相変わらずセイカは朴念仁だったんだけどね。

と、まあ、イーファの物語はこれで良かったんだけど、Cパートに変なのが出て来たぞ。気の毒な村人をダシにして「俺たちこんなに強いんだぞ」アピール。どうせ最終回に向けての当て馬みたいなものだろう。
ただ、声優さん達は凄いぞ。

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