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スパイ教室・第10話

クラウスとグレーテがチェスの駒を動かして何かしてると思ったら、なるほどこれがあらゆる事態を想定した作戦か。とは言っても簡単な話ではなく、クラウスもグレーテも寝る時間を削っているので疲れがたまる。特にクラウスは別の任務もこなしているので、うっかり手に傷を負う程の集中力の欠如が起き出している。

この頃はもうグレーテの愛情表現が隠さない姿になっていた。クラウスの方もそれがグレーテの愛情表現であると受け止めた上で受け流しているが、でもグレーテからペンを取り上げられて寝ろと言われてその場で寝てしまう程の信頼は置いていた。あのペン、あとで何かあるんじゃなかろうか。
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グレーテが男が苦手と言うのは、前回さらっと出ていたが、クラウスにはこの時に明かしたのか。時系列的にはクラウスが先に聞いた事になる。

グレーテ、サラに作戦の進捗と指示をしている。この中で例の狙撃事件については痕跡が見つけられなかった、特にサラのペットでも分からなかったと言うので、やはりこれはサラのペットが居るのを知ってる人間、即ち仕込みではと思った。ただしこの場で気になったのはサラが作戦遂行の上で少し弱気と言うか不安を持っていた事だ。

グレーテ、次はジビアに指示。深海の岩石....ちょっと何を言ってるのか分かりません。グレーテがクラウスの言葉を翻訳してくれた。ウーヴェから明日の会食に来る人物のリストを探れと言う事だ。これがジビアがうまくやる。すっかりウーヴェと会話のノリが出来る様になった。

そしてリリィへ。リリィはそのドジさから仕掛けをする間の注目を浴びろと言う。うーん、これって役に立ってるのか駄目なのか。いや、結果的には役に立ってるみたいだけど。

会食が始まった。こんなに集まるのか、政治家のパーティー。でもグレーテをじっと見ているオリヴィア。
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そのオリヴィアからグレーテは呼び出される。切り出しは政界が男性社会だから若くて綺麗なメイドが出て欲しいからちゃんと出てほしかったと言うクレーム。ここで例のグレーテの男性が苦手を白状するとメイドをやめさせられるかもと、グレーテは好きな人が居るので他の男性と接したくなかったと言い訳する。これにオリヴィアが興味深く食いついて来たからうまくごまかせたかなと思ったが、オリヴィアがおかしな事を言いだした。

殺し屋が来た時にジビア達と話していたイケメンが居た。あれなのか?おい、ただのメイドがクラウスの姿をしっかり視認していた?グレーテは流石にそうだとも言えず、それは学校の先生だと答えたが、だったら自分が貰っちゃおうかな。酒を飲ませてたらしこめば良いと。そのクラウスに対する物言いにどうやらグレーテがムカっとした表情を見せたらしい。スパイとしてはどうなのか。そしてそれをオリヴィアが気づく。これもまたどうなのか。後から考えるとこれはグレーテがわざと誘ったのかもしれない。

ただ、最後の重たい女は愛されないと言うオリヴィアの言葉はグレーテには本当の所で響いたらしい。そして辞去する時にガルガド帝国の工芸品のブローチを発見。こうなるとますますオリヴィアが暗殺者本人かその繋がりと言う事になる。

だからあんたは愛されないんじゃないのと言うオリヴィアの言葉は本当に響いた。そこにリリィが入って来てグレーテの疲れをほぐしに来た。リリィ、この辺がやはりリーダーの素質だろうか。でもそれだけじゃなかったんだな。このタイミングで盗聴器を仕込んだか。

グレーテに言われたからだろうか、クラウスがサラの所を訪れて安心させる。自分が必ず守ってやる。そして逆にサラからクラウスにグレーテを気にかけて欲しいと。

また銃撃音。それに気づいたジビアが反撃中のウーヴェを窓から引き離す。ウーヴェ、この頃になるとビタミンも補給されて夜目も少しは効く様になって、銃撃したのが「痣男」だと言うのだ。その痣男、二度も銃撃に失敗してるのでやはり本物の暗殺者じゃないよね。

ジビアはこんな事が重なるなら警備員を増やしたらどうかとウーヴェに進言するが、それにオリヴィアが反対。このタイミングで部外者は危険だし、そもそもジビア達外部の人間もあやしい。前回も今回も銃撃に全く動じていない。一度身辺調査をやり直してはと言う。

だがここにグレーテが来て言う。ガラスを素手で握るのは危険ですよと。バレたオリヴィアが立ち去るが、あれってガラスの破片で実力行使しようとしていたの?

オリヴィアの行動を見抜いたグレーテだが、そのグレーテも疲労が溜まっていた。もうこの先は失敗は許されない。フラフラのグレーテをまたもリリィが支えるが、今回は違うぞ。騙されたなとリリィはみんなでグレーテを確保。リリィ、グレーテに盗聴器を仕掛けていて、あの痣男はグレーテなんだろうと指摘。やはりわざと外して本当のターゲットの燻り出しか。
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グレーテが本当の暗殺者を燻り出す為にやっていたと明かすと、リリィは、流石だクラウスの負担をグレーテは背負っていると言う。そして自分達は直接クラウスの負担は背負えないが、今度はグレーテの負担を背負わせてくれと。

そこにオリヴィアの声。やはりお前達は工作員だったか。もういい、今回は派手にやろうと爆弾を放り込んで来た。これはベッドに隠れてなんとかしたが、クラウスを予防と言うリリィに、グレーテはクラウスは今ここに居ないと言う。

あれ?クラウスさん、一体なにやってるの?

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