トモちゃんは女の子!・第13話・最終回
前回のみすずの「うまいやり方があるって言ったらそうするの?」と言われて、ハッとなった淳一郎が自分なりのやり方(果たし状→殴ってくれ)で本当の告白をして恋人同士になった筈の智と淳一郎。
淳一郎が智を女の子として見てくれる様になったのは良いけど、どうも智の方がドギマギさせられていて何だか悔しい。だったらチューしちゃえばと言うキャロル。焦る智だが、チューったって色々ある。けどみすずが示したのは恋愛映画を見てその気になる(させる)方法だった。
と言う事で、二人で約束して映画を見に。いや、隣同士なので駅前(これが何故か西武新宿線東伏見駅)で待ち合わせ。やって来た智の女の子らしさに既に淳一郎はドギマギよ。そして計画どおりに恋愛映画へ。みすずからはキスシーンになったら淳一郎の手に手を乗せると言われていたが、キスシーンの前にベッドシーンが始まって焦る智。淳一郎はどうしてるんだと思ったら真剣な眼差しで見ていた。こいつスケベかよと思う智。でも終わってから聞いてみたらちゃんと話に入り込んでいたのだ。スケベとか思った自分がスケベと悔やむ智だった。
ファミレスで淳一郎からイヤリングのクリスマスプレゼントを貰ってつけてみた智。淳一郎、買ってよかったと噛み締めているので、似合ってると言うのが分かるが、智ってイヤリング出来る穴開けてた?多分挟むだけのやつなんだろうな。そして智からは手編みのマフラー。彼女から手編みのマフラーを貰って嫌なんて言う男子は居ません。それにしても短期間で編めたの?
もう遅くなったので帰ろうと言う淳一郎に、今日は淳一郎の家に行きたい(両親居ない)と言う智。そう言われて智を部屋に入れた淳一郎だったが、今まで散々智を部屋に入れていたのに今日は違う。しかも智が隣に座って良いかと聞いて隣に来たらもう我慢出来ない。スペースシャトルが発射されちゃう。
さっきまでベッドシーンを見ていたのだから、ここからは今度は二人でなんて事にならないこの二人。しかも淳一郎が妙な事を言いだした。俺たちまだ付き合ってもいないのにとか。いやそれ何だと智じゃなくとも驚くし、その理由が智の両親に話したら母の方は納得したけど父の方が俺に勝ってからにしろと言われてしまった。でもあの父だからね、少なくとも現時点では到底勝てる見込みがない。もっと自分を何とかしなくてはと思ったら、淳一郎から見たら未だ付き合った状態にはならなかったのだ。
その話を聞いたみすずとキャロル、だったらいつ淳一郎は智父に勝てるのと聞くと数年後と智が言うので二人が速攻で遅いと却下した。
意を決しった淳一郎は五郎に勝負を挑んだ。とにかく何をおいても勝たねば。智に嫌いだと言われて凹んでいる筈の五郎だが、同じ様に凹んでいた淳一郎が一念発起。ただし助っ人を頼んで。これは流石に駄目だったか。
それでも淳一郎は五郎に敵わない。その頃悩んでいた智だが、光助を担いで、後で話をしてる時に気がついた。自分が行かねば。
みすずとキャロルを凄まじい勢いで追い抜いて智は道場へ。そして淳一郎に声を送った。淳一郎が倒れても自分が親父を倒す。そう言われて奮起しない男子は居ないです。それに五郎は立ちふさがっては居るものの、やってみろと言わんばかりの大ぶりの拳をずっと出していた。カウンターを狙うしかない。ここだと言う所で淳一郎のカウンターが入る。思わず倒れそうになった五郎。これでやったかと思ったのに未だだとか言うので非難の嵐。まあ五郎も変な意地を捨てて自分の手が付いた、お前の勝ちだと淳一郎に言ってくれた。
これで晴れて智と淳一郎は付き合ってる二人になった。でもあの南浅川の川辺の桜の木の下で最初智が好きだと告白してから長かった。まる一年。それを今は淳一郎の方からはっきりと好きだと言う。先を越されて怒る智だが、そのお返しがこれじゃ!
キャロルからチューしちゃえばと言われてたのやったね。
トモちゃんは女の子!、楽しかった。第1話の時は男っぽくて女の子に見られないトモちゃんの話ってだけかと思ったが、サブキャラが良かった。みすずとキャロル。これでグンと盛り上がった。