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スパイ教室・第12話・最終回

前回で屍が片付けられて最終回はどんな話にするのかなと思っていた。
リリィがお膳立てしたクラウスとグレーテのデートの最後にグレーテの要望であるお店に寄ったら閉まっていた。グレーテが呆然としてあの努力は無駄になったのかと思う。この時点ではただ単に閉店時間とか休業日とか思ったのだが。

時間が遡って最初の不可能任務を終えての事。クラウスが10日間出張任務をして来るのでくれぐれもはしゃぎすぎずちゃんと休んでおけと言い残して出発した。

グレーテ以外はクラウスが出て行った週間にお休みだー!といきなりはしゃぎだす。ティアは旅行、年少組三人は冒険三昧。そこでリリィからの提案。バカンスは銘々でやるとして今晩は訓練抜きの晩餐会にしようと。みんなが喜んでいるのを見てグレーテはメインディッシュをあのミートパイにしましょうと言う。みんなはあれは美味しかった大賛成と言う事で、早速買いに出かけたが。
参考資料

店が閉まっている。老店主によるとこの店をたたもと思っていると言う。モニカが気づいた。店頭に生ゴミの匂いがする。何か嫌がらせを受けているのでは。それを聞いてグレーテが店主に迫る。理由を聞かせて下さいと。

食品会社マンハイム社の社長が来てミートパイのレシピを売れと言ってきた。でもそれが非常に安い上にその後はもう作るなと言われた。だから当然断ったのだが、それ以降嫌がらせが始まった。

グレーテには今晩のメインディッシュを諦めるだけでは済まない話だった。直情的なリリィとジビアはこうなったら社長に毒を盛ってぶっ飛ばすと言い出した。流石にティアは止めた。それに社長をどうにかしても既に店には大きな損害も出ている。社長に制裁を加えても駄目だ。

ここでグレーテが策を出した。流石策謀家のグレーテ。
一方でモニカはクラウスははしゃぐなと言い残した筈ではと。

ともかくリリィの扇動でみんなが動き出した。ティアが例の色気でマンハイム社の情報を総務課長から聞き出し、マンハイム社が最近代替わりしたものの二代目がボンクラであっと言う間に収益を悪化あせて起死回生の策がこのミートパイだった。

こうして集まった情報で作戦が決まった。仕掛けるには一番頭の悪そうな外見の子を使う。満場一致でリリィが推された。リリィの役柄はあの店主の孫娘。でも店を継がずに役者の道を選んだが頭角を現せない。そんな訳で貧乏生活を送っていた。一方でミートパイのレシピは聞いていた。

そこにマンハイムの社長がやって来た。金髪の子から噂は聞いている。君からミートパイのレシピを貰いたい。でもリリィはすぐには乗らない。と言うのも別口からも話が来てるから。それを聞いて社長は1000デントで買うという。おまけに愛人になるならとリリィの身体を視線で舐め回して月々200デント払うと言う。流石にこれはリリィもトサカに来た。
参考資料

丁度そこに来客。もう一人のレシピの買い手が。それはライラット王国の至宝とも言われる世界的なシェフのショーン・デュマン。

ショーン・デュマン(グレーテ)は通訳(ティア)を通してあおる。あのレシピが1000デントとは食品会社の社長ともあろう者が価値が全く分かっていない。自分なら20万デント出すと言うのだ。
売ります!
参考資料

これでこの場は噂のショーン・デュマンにレシピが売られる形になった。二度とあの店に近づくなと。でもこれだけでは未だ甘い。次の段階へ進む。

モニカは妙にグレーテが張り切ってあの店を守ろうとしたのはクラウスと関係があるのだろうと聞いて来る。そこでグレーテが話したのは過去の出来事。クラウスからあの店を紹介されたが、その時に言われたのだ。あそこのミートパイは絶品だ。だがとうとうクラウスでもあれを完全にコピーする事は出来なかった。似てはいるが違う。それにクラウスはもうひとつ、この店には思い出があると言う。嘗て焔のメンバーとの思い出もある。だからクラウスが居ない時にあの店を潰す訳にはいかない。なるほど、グレーテの想いは分かったモニカ。それはそうだが、クラウスが本当にそれを望んでいるのか。言い残したのは冒頭に戻るが、クラウスの不在中にはしゃぐな休んでおけではなかったかと。

そこにあの社長からの電話。ところがこれがグレーテすら予想していなかった展開だった。社長は25万デント払う。これは想定内。但し目の前でレシピどおりに調理して店と全く同じのを作れ。まさかこの作戦に店主は巻き込めない。

だったらクラウスに聞くしかない。クラウスはどれだけ意図を汲んだか分からないがコピーした時のレシピを教えてくれる。但しいつもの言い方。良い感じで作れ。分かるかー!でもグレーテならクラウスの考えてる事を理解できるだろとモニカは言う。出発時に言い残したのはあの二つだったが、今度はクラウスは分かっていて教えてくれている。だったらそれを汲むのはグレーテだろうと。

これでみんな一致した。「グレーテちゃんの恋心の為にも」もうひと頑張りしましょう。

こうしてミートパイは再現される。ただ、社長の眼の前でリリィが作るのはうまくいかないと言うか、偽物でサラのネズミで社長を驚かしたすきにオーブンの中のミートパイを入れ替え。ちゃんとした完成品が社長に提供される。

これで社長も納得。じゃあお金は貰いますねとリリィが現金の入った鞄を手にしたら社長は牙をむいた。あーあ、欲におぼれてスパイ相手にこんな事を。

グレーテ達は25万デントを匿名でお店に寄付。それでお店は持ち直して営業を続けた筈だった。なのに閉業?

でも中から店主が出て来てグレーテに説明してくれた。弟子を取ることにしたからまた開業するよと。そして手本に作ったミートパイを分けてくれた。この様子を喜んでいるらしいクラウス。クラウスの気持ちに応えられた。

帰り道にグレーテが以前思っていた事を明かす。いずれチーム全員がクラウスに恋愛感情を持つのではと。うん、序盤はそんな気がした。もしそうなってしまったらチームが分裂してしまう。でもあの時「グレーテちゃんの恋心」をみんなが応援してくれた。

おや?これで終わり?

Cパートがあった。
陽炎パレスに戻ったらリリィ達が血相を変えて駆け寄って来る。モニカ達が未だ帰らない。連絡もつかない。それはクラウスも予想していない事。

モニカがティアに銃を向けて言う。灯を裏切るのか?そのつもりなら君の遺体を処理するんだからと。
参考資料
は?ナニコレ?

で、これを書いてる時点では公式から何も発表が無いけど後半クールがあるらしい。
WOWOWがサイトで今の放送を「前半クール」と書いちゃったので。

 

ともかく、スパイ教室、面白かった。
だから後半クールも期待してるよ。

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トモちゃんは女の子!・第13話・最終回

前回のみすずの「うまいやり方があるって言ったらそうするの?」と言われて、ハッとなった淳一郎が自分なりのやり方(果たし状→殴ってくれ)で本当の告白をして恋人同士になった筈の智と淳一郎。

淳一郎が智を女の子として見てくれる様になったのは良いけど、どうも智の方がドギマギさせられていて何だか悔しい。だったらチューしちゃえばと言うキャロル。焦る智だが、チューったって色々ある。けどみすずが示したのは恋愛映画を見てその気になる(させる)方法だった。
参考資料

と言う事で、二人で約束して映画を見に。いや、隣同士なので駅前(これが何故か西武新宿線東伏見駅)で待ち合わせ。やって来た智の女の子らしさに既に淳一郎はドギマギよ。そして計画どおりに恋愛映画へ。みすずからはキスシーンになったら淳一郎の手に手を乗せると言われていたが、キスシーンの前にベッドシーンが始まって焦る智。淳一郎はどうしてるんだと思ったら真剣な眼差しで見ていた。こいつスケベかよと思う智。でも終わってから聞いてみたらちゃんと話に入り込んでいたのだ。スケベとか思った自分がスケベと悔やむ智だった。

ファミレスで淳一郎からイヤリングのクリスマスプレゼントを貰ってつけてみた智。淳一郎、買ってよかったと噛み締めているので、似合ってると言うのが分かるが、智ってイヤリング出来る穴開けてた?多分挟むだけのやつなんだろうな。そして智からは手編みのマフラー。彼女から手編みのマフラーを貰って嫌なんて言う男子は居ません。それにしても短期間で編めたの?

もう遅くなったので帰ろうと言う淳一郎に、今日は淳一郎の家に行きたい(両親居ない)と言う智。そう言われて智を部屋に入れた淳一郎だったが、今まで散々智を部屋に入れていたのに今日は違う。しかも智が隣に座って良いかと聞いて隣に来たらもう我慢出来ない。スペースシャトルが発射されちゃう。

さっきまでベッドシーンを見ていたのだから、ここからは今度は二人でなんて事にならないこの二人。しかも淳一郎が妙な事を言いだした。俺たちまだ付き合ってもいないのにとか。いやそれ何だと智じゃなくとも驚くし、その理由が智の両親に話したら母の方は納得したけど父の方が俺に勝ってからにしろと言われてしまった。でもあの父だからね、少なくとも現時点では到底勝てる見込みがない。もっと自分を何とかしなくてはと思ったら、淳一郎から見たら未だ付き合った状態にはならなかったのだ。

その話を聞いたみすずとキャロル、だったらいつ淳一郎は智父に勝てるのと聞くと数年後と智が言うので二人が速攻で遅いと却下した。

意を決しった淳一郎は五郎に勝負を挑んだ。とにかく何をおいても勝たねば。智に嫌いだと言われて凹んでいる筈の五郎だが、同じ様に凹んでいた淳一郎が一念発起。ただし助っ人を頼んで。これは流石に駄目だったか。

それでも淳一郎は五郎に敵わない。その頃悩んでいた智だが、光助を担いで、後で話をしてる時に気がついた。自分が行かねば。
参考資料

みすずとキャロルを凄まじい勢いで追い抜いて智は道場へ。そして淳一郎に声を送った。淳一郎が倒れても自分が親父を倒す。そう言われて奮起しない男子は居ないです。それに五郎は立ちふさがっては居るものの、やってみろと言わんばかりの大ぶりの拳をずっと出していた。カウンターを狙うしかない。ここだと言う所で淳一郎のカウンターが入る。思わず倒れそうになった五郎。これでやったかと思ったのに未だだとか言うので非難の嵐。まあ五郎も変な意地を捨てて自分の手が付いた、お前の勝ちだと淳一郎に言ってくれた。

これで晴れて智と淳一郎は付き合ってる二人になった。でもあの南浅川の川辺の桜の木の下で最初智が好きだと告白してから長かった。まる一年。それを今は淳一郎の方からはっきりと好きだと言う。先を越されて怒る智だが、そのお返しがこれじゃ!
参考資料
キャロルからチューしちゃえばと言われてたのやったね。

 

トモちゃんは女の子!、楽しかった。第1話の時は男っぽくて女の子に見られないトモちゃんの話ってだけかと思ったが、サブキャラが良かった。みすずとキャロル。これでグンと盛り上がった。

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とんでもスキルで異世界放浪メシ・第12話・最終回

向田達の帰りが遅いのでギルドではギルドマスター以下が心配して待っていた。そこにひょっこり帰って来た向田。遅いから心配したぞと言われてまさかメンチカツ食べてたとか言えないなと思ったのにフェルとスイがばらしてしまった。

ワイバーンの群れの討伐ともなるとギルドメンバー全員でかかっても半分は死ぬ程の難事らしい。フェンリル様にかかったらチョチョイのちょいだけど。

ワイバーン13匹と聞いて困惑するギルドマスター。解体は請け負うが、これまた高額なので素材の引き取りは半分にしてくれと言われた。まあ解体してくれるなら良いですかね。アイテムボックスが無尽蔵な上に中では劣化しないから。

宿に戻って一息ついたらお供えを忘れていた事に気がつく。すかさず女神連からの御神託。まず来たのはアグニ。次にニンニル。秘密回線だと言って自分のだけ増量しろと。その次はキシャール。これまた秘密回線で自分には石鹸やシャンプーを送れと言う。最近髪の毛がパサつきが気になるから。え?女神が髪の毛がパサつくの?そしてルサールカも秘密回線で自分はご飯が欲しいという。でも確かお供えは一括してやってるよねと思ったらそのとおりで向田が全部一緒だよと言うと、アグニにバレてしまった。だからアグニは酒をよこせと。

残念女神ばっかりじゃん。
参考資料

翌日向田はイラリオ商会へ。何かと思ったら、風呂か。浴槽を買いに来たのだ。浴槽なんてネットスーパーで買えるのではとも思ったが、こちらで買える物はちゃんとお金を還流させないとね。

店主は安いのから最高級の白いのまで見せるものの、白いのって向田も思ったけど普通にネットスーパーでも見られる物だから途中で紹介された緑色の魔石を練り込んで保温効果を高めた物にした。

店主は向田が一般市民に見えたから分割払いにするかと聞いて来るけど即金で支払う。しかもアイテムボックスあるから配送無用。

街外れの人の居ない場所に行って風呂場の用意。フェルは水浴びなど興味無いと狩りに出かけた。向田は例の土魔法で囲いを作って(人がいないのなら要らないのでは?)、スイに水を溜めさせて向田のファイアーボールで加熱。すぐ沸く。浴槽に入る前に身体を洗って綺麗にしてからお湯を楽しんだ。
参考資料

フェルが帰って来る前に食事の準備。ワイバーンの肉、でかいのでまたステーキみたいにするのかなと思ったら、調理してるのを見るとどう見ても牛丼風。やはり牛丼だった。でもフェルが未だ帰って来ない。と言う事でもう一品。じっくり煮込む料理で人参とかたまねぎとか出て来たのでさてはと思ったらワイバーンの肉、ビーフシチュー風。

その頃、フェルが帰って来た。不吉なBGMだなと思ったらフェルに不吉な事があったのではなく、向田に不吉な獲物が来てしまった。ワイバーンが手応えが無さ過ぎたので遠出をしたので時間がかかったが、アース・ドラゴンを仕留めたと言う。それ、恐竜って事?

こんなものまた買って貰えないと責める向田。まあ解体程度ならやって貰えるかも。フェルは匂いに気づいてさっそく食べようとしたが、その前に向田はフェルが汚れているから風呂で洗うと言う。あれ?フェンリルって自動的に綺麗になるんじゃなかったの?

ともあれ、仕方なくフェルは言う事を聞いて、犬が飼い主に洗われるのと同じ様に向田に洗って貰った。向田、満足してるけど、これを毎回やるのは大変だよね、フェルがでかいから。ただ、フェルはスイから毛艶が良くなったと言われて結構満足。

ワイバーン丼を出されて、ごはんでかさ増しされたのではと言うが、ごはんがあってこその美味しさ。食べてみてフェルも大満足。スイ、紅生姜も気に入った。ワイバーンシチューはまた次の時に。

アース・ドラゴンをギルドに持ち込んだらまたもやギルドマスターに流石にこれは無理だと言われる。やっぱりね。

しかも解体屋からもドラゴンは捨てる所が無いと言われていて、それをちゃんと解体するのが難しいと言われてしまった。ギルドマスターは、でも心当たりがあった。ドランの街のギルドマスターならドラゴンに詳しい。解体も出来るかもしれない。

よし行こう。海辺にも行きたいし。フェルがクラーケンとシーサーペントを食べたいと言ってるし。

旅立ち前にランベルトにシャンプーなどを卸して、ギルドマスターからは地図と紹介状を貰って、向田達の冒険はまだまだこれからだ。
参考資料

 

とんでもスキルで異世界放浪メシ、非常に面白かった。
これのおかげで生姜焼きのタレとてりやきのタレとステーキ醤油を試してみた。どれもなかなか良くて私の料理の幅が広がった。
二期も是非やって。

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英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第12話・最終回

イングリスが待ち焦がれていたプリズマーが出現した。大喜びのイングリス。
でも問題があった。
参考資料
1.ハイランドのイーベルの保護....じゃなかったお仕置きに変更されていた
2.血鉄鎖旅団の団長とのお手合わせ
3.プリズマーとのお手合わせ
どれを選べば良いのやら。

ラフィニアからは最優先事項は騎士アカデミーをプリズマーから守る事でしょとほっぺたを引っ張られる。

イーベルはとっとと行け、自分は団長を始末すると言うが、懲りてないな。あのマナの壁って一点集中してもイングリスに破られていたろうに。だから団長の繰り出す槍を見てそんなもの触れた途端に消えるなどとほざいたものの、槍はあっさりすり抜けて逆にイーベルの身体を消しちゃった。

あれ?イングリスはイーベルをお仕置きするとは言っても身柄は確保する使命があったのでは。

学校の方では出現してしまったプリズマーにてんてこ舞い(死語)。校長が結界を張って被害が外に出ない様にして、今回ばかりは校長命令でユアにも戦えと言う。でもユアのちょいなーがプリズマーに効かなかった。プリズマーに吸い込まれて行く。一応校長が防御壁でユアを守るが取り込まれてしまった。

リップルは気絶したままだが、もう魔力は吸われないのでこのプリズマーが打ち止め。だからリップルが気づいたらどうにかなるか。

イングリスは学校のみんなを信じよう、そして先に団長と戦おうと思ったが、システィアはもう既に槍の形態から戻っていておまえらと関わっている時間は無いと言う。団長の方もイーベルを片付けたので目的は達したとイングリスの相手は不要だと言う。

仕方ない、イングリスも納得してまずは学校を助けねばと戻る事にした。

イングリスが戻る事にして良かった。やはりプリズマー相手では校長とレオンだけではどうにもならない。ユアを救い出す事すらままならない。リップルは気がついたものの、リップルの銃の攻撃ではやはりプリズマーには通じない。

シルヴァはリップルに銃になってくれとリップルに頼む。小さい時にリップルに助けられたのを今なんとかしたいと言う。そのシルヴァの強い願いがリップルを銃化する。周囲はは駄目だシルヴァは若すぎると言うが、それだとどんな事が起きるのか言わないので副作用なのか何なのか分からない。だがシルヴァのこれなら勝てると言う雰囲気は逆に飲み込まれる副作用だろうか。

シルヴァが引き金を引こうとしたところでイングリスが到着。どうやら間に合ったみたいですね。結界を破壊して突入したイングリス、シルヴァにやらせないで自分がやりたいの気持ちの方が強そうだった。でも結界が壊れてプリズマーの熱線ビームが所かまわず放出されそう。と思ったら、その一撃一撃を全部イングリスが手で殴ってそらしちゃうよ。ビームなのに。

転生して15年、これほどの高揚感があったろうか!
参考資料
いや、恋人じゃないって。

校長から言われてユアを取り出そうとしたものの、プリズマーの攻撃も早い。これではプリズマーの懐に飛び込めない。なるほど、ここでラフィニア達の参戦ですね。ラフィニアとレオーネとリーゼロッテがプリズマーに攻撃をかけてプリズマーがそちらに集中したところでエーテルストライク。これなら行ける?いやダメーって声。イングリスがこらえてと言うのだ。ちょっと何言ってるのか分かりません。イングリスとしてはエーテルストライクでプリズマーを宙に持ち上げて打ち込みたい攻撃があったのだ。

エーテルブレイカー!
プリズマーが吹き飛んでしまった。ユアを抱えて、いい汗かいた。

数日後、イングリスは国王の呼び出しで王城へ。謁見の前にイングリスがリップルと話していたが、そこでもあのままシルヴァがリップルを使った場合の結果がぼやかされていた。どうなったんだろう。大きな犠牲って言うけど。

カーリアス国王からはイングリスの今回の働きに対して、イングリスを近衛騎士団団長に任命すると言う。あれ?これはまずいのでは。まずはラフィニアがイングリスが離れて行っちゃう、でもイングリスの栄転ならと悩むが、ここはイングリスがあっさり辞退。
参考資料

まあイングリスは前世がそもそも英雄王で騎士団団長ごときの地位は全然美味しくないし、何よりもイングリスがしたいのはラフィニアのそばで戦う事だから。

最後にカーリアス国王から就任祝いになる筈だった食事の提供。これ、就任を蹴ったおかげで二人だけで食べられる事になったのでは。

最後、パジャマパーティーみたいな場面で終わるのかなと思ったけど、その後にワンカットイングリスの立ち絵が入ったのは何だろうね。

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便利屋斎藤さん、異世界に行く・第12話・最終回

第1話の頃の回想。斎藤は現世日本では自分の代わりはいくらでも居ると言われた。でもこの世界では必要とされていた。

そして目が覚めた。

モーロックが魔犬に魔力を与えて倒れて、それからどうなった。斎藤も倒れたのか。ベッドの横でラエルザが眠っていた。斎藤は戻ってからばったりと倒れて一日以上眠っていたのだという。あの凍結魔法がすぐに解かれたと言ってもダメージあったんだ。頑張ったし。

問題のモーロックだが、魔力が無尽蔵であっさり回復していつもどおりだそうだ。

斎藤はラエルザを大迷宮の上の展望台みたいな所に誘って改めてのお話。とうとう来るか。でも最初は着替えた件だったが。そして犬の話。でもここからラエルザはあれと似た犬と暫く過ごしたのもあってガサツな女になってしまったと言うのだ。これでやっと斎藤の言葉が誘導される。

ラエルザを必要としている。この世界の誰よりも。元いた世界の誰よりも。
事実上の告白。

でも大抵はここで邪魔が入る。何かと思ったらギブングル。鍵が開かないから開けに来てくれと。それでもラエルザには伝わったよ。
参考資料
ただ、斎藤を連れ帰った事でラファンパンがギブングルに気の利かない奴とお怒り。

モーロックさん、犬にアレを食われて一度失ってしまった。だから魔法で再生成したものの、魔力の暴走で若返ったりした時に不安定なアレが引っ込むと女性化するらしい。そして斎藤って実は良い男だと。てっきり若い女の身体がウハウハとか言い出すのかと思った。

斎藤がラエルザの鎧に細工をしている。親指に鍵をつけてロック...固定すると武器が飛び出す。この後もそうだった。ロックとか英語の部分を斎藤が言い直す。でもそもそも異世界語って斎藤が元々喋っていた言葉を都合よく翻訳されたものではないのか。だとしたら斎藤の意識にある物は日本語だろうと英語だろうとちゃんと異世界語で通る言葉になっているのでは?

でも出来た物の先端にはラエルザへの銀細工の髪留めのプレゼント。
ラファンパンのアドバイスだった。

ラエルザがモーロックを鍼治療に連れて行った日。と言うかこの世界に鍼治療あるのか。たまたまそこで金属製のボトルみたいなのを発見。どうするのかと思ったらラファンパン向けの五右衛門風呂だった。イイネとラファンパンいきなり脱いで入ろうとする。焦る斎藤だが、どうせ妖精と人間なんだから関係ないよと。ここ、実はフリだった。
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そのまま寝ちゃって朝起きたら、ちょっと予想していたけどラファンパンが人間の大きさに。あの金属製ボトル、変な魔力あったんだな。またモーロックが何か仕込んだか。

人間の大きさになったのを幸い、ラファンパンは豊富な人間の衣装を試してみた。そのラファンパンに斎藤が服のプレゼント。褒められてうれしいラファンパン。でもはしゃぎすぎて悪い奴にぶつかってゆすられる。斎藤がとめるとそいつは斎藤を知っている。大迷宮の横穴で有名になったから。でも戦闘員ではないと言うのも知られていて、弱っちいから片付けようとしたその男、斎藤に殴りかかる。でも斎藤、自分がパーティーの足かせにならない様にと日頃から鍛錬はしていた。簡単な護身術なら出来る様になっていたのだ。男は覚えてろよーと逃げて行く。かっこいいじゃんと思っちゃうラファンパン。
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翌朝になったらラファンパンが元の身体に。だから服が合わなくて裸になって、それを斎藤に見られてキャー。妖精だから見られても平気って言ってたのに。

あの筒、一時的にでかくなる効力があるらしい。そこにモーロックが身ぐるみ剥がされて帰って来てその筒で隠せると入れてしまったら、でかくなっちゃったよ。

斎藤の手持ちのお金が少なくなったなと思ったら街で靴底が剥がれてしまった御婦人発見。斎藤がちゃちゃっと修理すると、便利屋斎藤さんありがとうと言うので、周囲の人間があの便利屋の斎藤さん?と集まってしまった。あの男が知ってる程に噂は広まっていた。

宿に戻ってその話をしたらもっとちゃんとした対価を貰っておけとラファンパンに言われる。それを聞いて斎藤はこっちの世界で便利屋やるのも悪くないかもと思う。と思ったらまずはフランリルが装備を直してくれと言って来る。その後、リリーザもモンプイもメヴェナも王様もドンバインも。

最終回に相応しく、そして冒頭の現世日本で不要扱いされたのに対照的に、みんなに求められる斎藤さん。
参考資料

 

斎藤さん、なかなか楽しかった。
最終回EDのダンスも良かったね。

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最強陰陽師の異世界転生記・第12話

セイカ、迫り来る連中には気づいてるらしい。
それはともかく少し方針変更をした。今までは可能な限り目立たない方針だったが(と言いつつ結構派手にやっていた)、少し位ならどうせ世界の範疇では大した事ではないから程々にやって行こうと。卒業生代表程度なら一般の範疇だ。確かにね、自分が卒業した学校の卒業生代表って誰がやったっけ?程度にしか覚えていない。

その迫って来ている例の「俺たちつえー」連中だが、学園に迫っている時点で目標は未だ学生の勇者、モンスターもおらず帝国軍の精鋭も居ない、目的を達するのは大丈夫だろうとリーダーのゾルムネムは考えていた。ただ、何故か嫌な予感だけはしていたが、武者震いみたいなものだろうと自分に言い聞かせていた。ああ、その予感、正しかったのに。

さあ正義を果たそう。一人も欠ける事なく皆で故郷に帰ろう。それを聞いたロ・ニがうまく行きそうな気がしてきたよと。僕たちなら誰にも負けないよ。きっと成し遂げられるだろう、このパーティーならば。何勝手に死亡フラグを立てまくってるんだ。
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中に入ってみたら赤い霧。ガル・ガニスがやって来た生徒を襲ったがどうも何かおかしい。ロ・ニとピリスラリアが一緒。そこで二人が自分語り。おやおや、故郷ではダメだったけど今日は使命を果たして錦を飾りたいとか、これから残念な結果になりそうなのに。ムデレヴの方にはメイベルが来たぞ。

メイベルさん頑張ってるが、ムデレヴは結構強い。全属性の魔法耐性が強力だった。メイベルピンチ。とおもったら式に入れ替わったぞ。

魔族5人、赤い霧の中をどこかの広場に知らぬ間におびき寄せられた。これは異常事態。ゾルムネムはここで撤退を決めるものの、遅かりし。セイカさんが短歌と供に出現。

これを見てゾルムネムは悪い物を見た様な状態に。だがムデレヴは感じ取っていない。おまえ強そうだな力比べを....と言いかけた所で首を切り落とされた。復活も出来ない。呪詛への耐性が弱すぎるなと言われてしまった。ビリスラリアが邪眼で向かうが、セイカが召命した白蛇にやられてしまった。ロ・ニが対抗する蛇を出すもののあっさりやられ、それではと「僕と友達になろうよ」ってまるでキュゥべえみたいな事を言うもののあっさり食べられた。無情にも「何がしたかったんだ」と言うセイカさん。

こんな化け物にほんの少しでも勝てると思った自分が間違いだったと言うゾルムネム。自分が時間を稼ぐからお前は逃げろ、逃げてこの事を伝えろとガル・ガニスに言う。自分の方こそゾルムネムをと思うガル・ガニスだがゾルムネムに強く言われて伝達の為に脱出。ゾルムネム、まさか最悪の魔王が生まれていた、しかも人間族の方にと決死の覚悟でセイカに対峙する。
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精一杯の力で防御してもあっさり飲み込まれたゾルムネム。ガル・ガニスは外に転移したが、胸を切り裂かれた。逃げたって無駄さと人形で切ったセイカ。

メイベルが駆けつけたけど、もう全部終わったよ。

卒業生代表の挨拶の直前と言うので、どうやら卒業記念のパーティ。そろそろセイカの挨拶と言う所で兵士達が入って来た。静まれ!と。何だろうこの偉そうな連中は。と言うか次回で多分最終回なのに何しに来たんだ。
参考資料

隊長がディラック騎士団で主の命令で来たと言う。アミュと言う娘はいるか。アミュが名乗るとおまえは帝国に背いた咎がある。先日来た魔族領の特使を殺害したなと。ナニソレ。何かあったっけ(忘れている)。まさかさっき倒したゾルムネム様御一行じゃないよね。

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Buddy Daddies・第11話

一騎と零のミリロスが酷い。特に露骨に出てるのが一騎で、あれ程料理にはこだわりがあったのにカップ麺とかシリアルとか瞬時に出来る物しか用意しない。

前回久太郎の手打ち策で組織にやられる前にミリを母の所へ戻そうとして、葛藤はあったものの一騎と零がそれを飲んでミリは母の美咲の所へ行った。でもそれはこの場の大人が飲んだだけで、ミリは何も知らないし、それよりも組織がそのまま放置するかと言う問題は残っていた。

この状況を動かすのは多分組織の動きだろうとは思った。ミリの存在自体はもうバレている。だからいくら零の所を離れたと言っても黙っていないだろう。

ミリの方は何も知らずに楽しく過ごしていた。美咲が心を入れ替えたのは今までのレトルトハンバーグではなくてミンチ肉から手作りしたと言う点に出ている。
参考資料
ところで実家に帰ったのではないの?silent nightを杏奈先生と歌うと言ってるところを見ると相変わらずあの保育園に行ってるみたいで、実家に戻らずに近くに部屋を借りたのかな。保育園が変わったらミリの動揺が大きいからね。パパ達どうしたのとか。

実家と言うと零が実家に戻る。しかし予想通りと言うか零の父は未だ零の身辺整理が出来ていないと言い出した。そしてミリと零と一騎が写った写真を放り出す。つまりミリを片付けると言う事だ。この時点で最悪の展開は零にミリを殺させる命令かと思ったが、流石にそれは不確定要素が大きすぎると思ったのか始末は小木埜に命じていた。

すぐに理解した零が一騎に連絡。一騎は零の声がただ事ではない状態でミリの所へ行けと言われたので一騎もただちに察知した。久太郎に電話をしてミリの所に電話して欲しい。すぐに逃げろと。

その電話は確かにすぐに美咲のスマホに着信したが、しかし同時にもう小木埜が到着した。宅配便ですと。心当たりの無い宅配便は普通は疑うがここで送り主が「来栖」だと言うからこれで心当たりが出来てしまってドアを開けてしまった。

すぐさま撃たれる美咲。ただ、小木埜はターゲットの最期の言葉をメモしたいと言う悪趣味があるから初弾は腹部だ。まだ話せる様に。そこに一騎が飛び込んでくるが、一騎は実働部隊ではないから小木埜には敵わなかった。

零の名前を叫ぶハッタリはかわされたものの、少し時間稼ぎにはなった。パトカーのサイレンと、久太郎の声での警察だ!の声。小木埜にとっては警察に露見するのだけはまずいのでここは一旦引き下がる。

でも美咲は助からなかった。最期の言葉は「ごめんねミリ」。一騎は久太郎の言葉に従ってミリを連れて離脱するしかなかった。
参考資料

久太郎が連れて行ったのはリコリコでおなじみにの言葉になったセーフハウス。ここなら組織には現時点では知られていない。暫くはいられる。そして血相を変えた零がやって来る。

久太郎と零とで俺のせいだ、とはいつまでも言っていられない。どうにかしなくてはならない。ミリを。一騎はミリを死んだ事にしてどこかの施設に預けると言うが、零は引き取りたいと言う。俺たちがミリを守らなくちゃならないんだろ。考えろ一騎。おまえなら何か考えつく。

目が覚めたミリを抱いて一騎は零にこれからのルールを告げる。ミリを引き取る気になった。俺たちはもう殺し屋稼業をやめる。そして三人で本当の家族になるんだ。
参考資料

とは言っても、どうするんだ。
あと一話でどうにかなるのか。

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スパイ教室・第11話

前回二度「クラウスなにやってるの?」と言う場面があった。
一つはオリヴィアに見られてしまっている場面。
もう一つは「ここには居ない」と言う場面。

ああそうか、そうだったのか。
ジビアはすぐ察した。クラウスは居ない。文字通り居ない。最初から居ない。ここで見かけたクラウスは全部グレーテの変装だったのだ。

オリヴィアに見られたのはわざと見咎められた。クラウスはこちらではない。オリヴィアが屍にしてはやけにヘボいと思っていたがオリヴィアは屍ではなくて協力者。クラウスと「選抜された4人」は今頃本物の屍の方に行っている。屍を狙うには気取られるのが一番の作戦目標。だからこちらでわざとクラウスをオリヴィアに見せてオリヴィアから屍に連絡させた。オリヴィアがグレーテにあいつを好きなんじゃないのと言った時にグレーテの表情に変化があったのはスパイとしてどうなんだと書いたが、あそこもわざとそう見せたんだ。

にしてもサラがそれに気づかずクラウスだと思ったグレーテにグレーテの事を気にかけてやってと言ったのはやはりちょっとこたえた。動きが止まったから。

何はともあれ今はグレーテとリリィとジビアとサラの4人だけでオリヴィアを倒さねばならない。

それについてはクラウスからみんなに伝言がある、とグレーテがクラウスの声で語りだす。
参考資料
おい、まるでこれはクラウスが憑依したみたいじゃないか。
ともあれクラウスの声で言われたら説得力がある。特に何から何までクラウスを観察していると言うグレーテから一言一句違えずにと言われたらオリヴィアを倒す任務にも納得出来る。

そのオリヴィア、元は娼婦である時政治家のパーティーの招かれた時に事件が起きた。気づいて行ってみたら屍がその場の全員を殺していた。つまらない人生で終わると思っていたオリヴィアには彼が救世主に見えた。自分を連れて行ってくれと。ここから屍ローランドとの生活が始まる。色々仕込まれ、夜の相手もして貰えて満ち足りた人生となった。今回も屍と任務を遂行する。ただ、ローランドは今回の相手は最強のスパイと言われるクラウスが相手だ。やつは自分と同等の力のある奴だから気をつけろと。

だからなのか、オリヴィアはリリィ達を片付けたと思った直後に確認もせずに屋敷から逃げ出す。最強のスパイでは自分は太刀打ち出来ないと思ったのか。そこにサラの犬ジョニーに匂いを追われてジビアとリリィに追いつかれる。でも、どうもジビアとリリィの動きがヘボいぞ。挙句の果てにリリィの毒針がジビアに刺さって二人同時に崖から落下するし。

こんな二人が追って来たと言う事は屋敷にはクラウスが居ないと判断したオリヴィアが屋敷に戻る。それを狙っての二人のわざとやられた行動だ。ただ、グレーテ一人でオリヴィアとの戦闘は大丈夫なのか。グレーテは変装の超名人だが格闘戦は得意ではない。そこはリリィが信じている。グレーテが強い拠り所としている人が居る。今回はその人の為に何が何でも頑張るだろうと。大活躍して先生に褒められて愛されてねと。

グレーテ、その拠り所はクラウスに作戦前に成功したら抱きしめて欲しいと言って、生きて帰って来たら強く抱きしめてやろうと言われた事。

そこにオリヴィアが戻って来た。ウーヴェの情報を入手する為に。二人の戦闘になるものの、やはり戦闘に関してはオリヴィアが上で、屋根からの転落を装わせようとする。以前から屍がやって来た様に。

グレーテは手を上げた。どうしてかなとは思ったがこれに意味があった。そしてオリヴィアが押す前に自分から前に倒れる。その瞬間、オリヴィアが撃たれる。誰?
参考資料

殺気を感じ取れれば全部かわせると言う自信があったオリヴィア。あのリリィの奇襲も難なくかわした。しかしこれはどうした事か。撃ったのがウーヴェだったから。ウーヴェが撃った相手はオリヴィアではない。屋根の上にいる「痣」のある人間。グレーテの顔にはあの痣。ウーヴェを狙った「痣男」は、ウーヴェにそれと分かる様にわざと痣を付けた変装なのかと思っていたが、違った。元々オリヴィアの顔には痣があり、普段はそれを隠していた。だから手を上げるだけで変装を解けた。

その痣、そうか、嘗て父親があそこまでグレーテを疎んだのはそれか。そしてそうやって疎まれたのがグレーテの心の傷になっていたのか。オリヴィアはそんな顔だからおまえは重い女なのかと笑う。そして既にローランドに連絡はした。自分が殺されてもおまえらは自分を愛してくれたローランドに殺されるのだと笑う。

だがそこにクラウスが出現する。哀れな奴だ。彼女の顔を見て何も感じ取れないのか。そうか、それか。以前クラウスが書類を見て、でもこれだけではグレーテの本当の部分を知れないと言っていたのは。よく伏線を蒔いているものだ。

そしてそうクラウスが思ったのはあのただのラッキースケベだと見せかけたグレーテが入浴から上がった場面だった。クラウスが美しいと言ったのはグレーテの裸体じゃなかった。その痣のある顔だ。その痣の為にグレーテが今までどんな努力をしたのか、その瞬間に理解したのだから。
参考資料

クラウスがここに居ると言う事はローランドはもう始末されている。あの大きなトランクの中に。オリヴィアがローランドは互角の筈だと言うが、ここでクラウスさんから酷い一言。こいつは自分と出会った時にライバルだとか「意味不明な発言をした」があれは何だ。

グレーテもトランクを用意してあった。クラウスが一瞬でオリヴィアもトランクの中に。おまえたちでは僕達の敵にすらならない。

さて、Cパート。
リリィさんの粋なはからいと言うか嘘で帰りはクラウスとグレーテの二人だけでドライブ。とは言ってもクラウスとグレーテではただ単に良い感じにはなるまい。案の定、クラウスは自分は誰にも性愛を感じないとグレーテに言う。

でもそれだけではない。クラウスが感じるのは家族愛。グレーテを家族として愛したい。グレーテの過去を見たらこちらの方が重要だよ。やっと家族として自分の痣を含めて自分を愛してくれる人が現れたのだから。
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転生王女と天才令嬢の魔法革命・第12話・最終回

アルガルドとの決着の戦いを終えて今度はユフィリアとの決着の戦いをするアニス。

アルガルドと戦う時はアニスが勝たないと話にならないなとは思ったが、じゃあユフィリアとの戦いはどちらが勝つのだろう。終わってみたらそうだよねとは思ったものの、始まった時は分からなかった。どっちが勝っても話は進みそうだが、引き分けでは決着になりそうもない。帰趨が見えたのはアニスがドラゴンの力を出したからユフィリアが精霊の力を出した時。こりゃ精霊には敵うまいとここでユフィリアの勝ちを予想した。
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結局終わってみたらアニスもユフィリアもどちらも相手を国家の犠牲にしたくないと言う思い。そしてアニスが幼い時に見たユフィリアの綺麗で凄い魔法が勝った。

前回は王女でいなくちゃならない、だから自分が王位継承者なんだと言っていたアニスだったけど、ユフィリアとの戦いの場ではユフィリアを犠牲にしたくないとの気持ちで、そして負けてからは父王と母王妃にごめんなさいと、ここで王女でありたい気持ちは二人の為だったと分かる。

その夜、ユフィリアの部屋にアニスが尋ねた。
誰にも言えない秘密があるの。
え!?ここで転生要素の蒸し返し?

序盤でチラと転生要素らしき物があったけど、その後は全く要らない設定だったと見ていたがまさかここで出て来るとは。何故今更蒸し返すのかと思った。

アニスはユフィリアに自分には前世の記憶があると明かす。ただの前世と言うとこの世界の過去に聞こえるがでもそこはこことは違う世界で魔法がおとぎ話の中でしかなかったんだと告げて、異世界だと仄めかした。ただ、現代日本みたいな社会だとは言わないので、ユフィリアには(この世界から見たら)高度に発達した科学技術の世界とは思えなかったろう。それは置いておいて、だからこそアニスは魔法が使えないけどこの世界には魔法があると魔法に憧れた。

でも一つだけ気にしていたのは異世界転生物でクリアが必要な「元の人格を上書きしてしまった」問題。でもまあ仕方ないのでは。転生者がわざとやったわけじゃないのだし。でもアニスは自分が本当のアニスじゃないとずっと気にしていた。それをユフィリアはアニスは本当のアニスなのだと受け入れてくれる。ここでその次の百合ステージに繋がるんだ。つまり百合の為に転生要素が必要だった(そうか?)。

と言う訳で、二人は幸せなキスをした挙げ句にユフィリアがアニスを押し倒してCM。
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ユフィリアが正式に精霊契約者として認められて王家の養子となり、そして王位継承権者となる。ここで気づいてしまった。Aパートで百合ん百合んしちゃったからこそ気づいた。オルファンスが自分は退位しようと思うと言って、それでユフィリアが王になる。あれ?ではその次の王位は誰が継ぐの?だって百合ん百合んしちゃったからもうこの二人は王配なんて考えない。子供が生まれませんよ。いや、魔法で何とかすると言う手が出て来るのかもしれないけど。それが出来るのならとっくにオルファンスとシルフィーヌにアニスとアルガルド以外の子供が出来ていても良い筈で。

そう言う次の王位継承権者の問題を棚上げにしてユフィリアはこの国をどうしたいのかと問われ、これまでの魔法の時代と伝統を「正しく終わらせる」と言うのだ。タイトルが魔法革命なのでそれはあるのかもしれない。特にそれがアニスを苦しめたとあってはユフィリアはそれを「正しく終わらせる」のが使命だと思っているのだろう。

本当ならここでオルファンスが「え!?」と驚くべきだった。国家と王室の伝統を「終わらせる」と言うのだから、一応驚くべきだった(アニスが言った時ちょっと驚いたけど)。

マゼンタ公爵はそうは言っても貴族も平民もどんな社会なのか分からないのではと言う。それに対するユフィリアの回答はこの後のアニスが開拓した魔学のお披露目だった。

エアギアを見せて、あれがあったら貴族でなくとも空を飛べるんだと分からせる。それに加えてあれ以外でも、服でも出来るのだと二人のハレの衣装を披露して二人は手をつないで空へ。

新しい時代の始まり。
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うん、話が綺麗なのでそれはみんなが納得した様に見えるが、私が貴族だったら絶対ユフィリアを暗殺してクーデター起こしたね。長年の貴族の特権をある日突如覆されるなんて普通の貴族だったら絶対許せない。そんな俗っぽい貴族でなくとも受け入れ側の平民ですら意識が出来ていないのに、いきなりこんな事をされては社会が混乱するのは明らかなので国家と国民を守る為に決起するだろう。

ただ、リュミが「それはこれからの話」と言うので未だ貴族にも平民にもそこまでは言ってないしユフィリアも現時点ではそこまで考えていないのかもしれない。

作品自体はそう言うのを抜きでなかなか良かった。

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とんでもスキルで異世界放浪メシ・第11話

向田が土魔法で作った囲いでぐっすり。フェルが今日は何をする?狩りか?と初っ端からやけに何かをしたがっていた。と言っても向田にしてみたらもう食材もお金もある程度あるし、特にお金なんてこの間たっぷり貰って盗賊の心配をする程になっていた。無理に狩りに行く理由は無い。

それよりもランベルトにブラックサーペントの革を卸して欲しいと言われていたので、そっちへ。前回のおかわり劇場でランベルトの奥さんのマリーがもう革製品には飽きちゃったみたいな事を言っていて、でもブラックサーペントならそれでも喜ぶのではと予想したが、違った。

今日はギルドへ。行ってみたらブラッディホーンブルの解体が終わっていて肉になっていた。そして買取料を貰うが、これでまた金貨をたっぷり。そして次の獲物としてブラックサーペントを解体屋へ渡す。今回は革を引き取る方向で。

今日のお昼はミンサーで肉を挽き肉にする。これって一人分ならまだしもフェルとスイの分も手動でやるのは大変なのでは。因みにネット通販で見てみたら大体2,500円の代物らしい。スイがやってみたいと言うので向田は疲れないで済んだみたい。
参考資料

挽き肉と言うとまず予想するのはハンバーグ。ネギも刻んでいたし。でもハンバーグに卵って入れるの?レシピを検索してみたら入れてるのと入れてないのがあるな。

それから焼く過程で蒸し焼きの為に水を入れると言うのも知らなかった。私はいつも水を入れずに蓋を被せていた。色々ハンバーグでも知らない事があるものなんだ。今回はソースも作っていたからそれはあるのかも。

フェルもスイも今回もうまい!うまい!と喜ぶ。

さて、今回は向田は服の洗濯。でもこの世界の石鹸は全然泡立たない。まてよ、この世界には既に石鹸はあるのだからネットスーパーの石鹸を持ち込んでも良いのでは?ついでにシャンプーとかも。今回は商人らしい事をするかと石鹸とシャンプーとかをこの世界の容器に詰め替えてランベルトの所へ持ち込む事にした。ああ、奥さんへのプレゼントはこっちになるのか。

ついでにスイが水に浸かっているのを見て風呂に入りたいなーと思った向田。

早速ランベルトの所に行ってブラックサーペントの革を約束どおりに納品。そしてついでに石鹸とシャンプーとかをランベルトに見せてみた。KAOと書かれた石鹸を見て、香りが良いと言うランベルト。さらにシャンプーとかも提示。ところでシャンプーとコンディショナーと、もう一つは何?花王のエッセンシャルのサイトに行って商品を見てやっと分かった。トリートメントだ。どれも使っていないので機能が分からないが、斎藤はよくもまあ分かって持ち込んだものだ。
参考資料

ランベルト、それを聞いてメチャクチャ喜ぶ。これなら妻へのプレゼントに出来る。これなら風呂好きの妻も喜ぶ。と聞いてこの世界に風呂があるのかと知る向田。見せてもらった。全部で金貨数百枚必要。これは欲しいと思う向田。

取り敢えずプレゼントする前に自分で使ってみる事にするランベルト。何日か後(ランベルトが「漸く来てくれた」と言ってるので翌日ではないだろう)にランベルトの所へ行ってみると、ランベルトの妻マリーが飛び出して来た。向田様!

ランベルトが試しに使ってみたところ、マリーがそれに気づいて飛びついた。これは絶対欲しい。だからランベルトとしては自分の店で売りたいと言うのだ。マリーから見たら貴族の婦人や友人が絶対買う。まあ向田は店を持ってないのでどこかで売るとしたらランベルトの店だろうか。

向田は卸す約束はしたものの、この世界で売る為には詰替が必要で、これが大変だった。何とか数箱分を詰め替えてランベルトに納品。じゃあ今日はどうすると言うフェル。また狩りにと言うが、向田は未だ行きたくない。それよりギルドマスターが帰って来たからギルドに行くと言う。

ギルドに行ってみると、ワイバーンが出ていて困ってると言う不穏な噂。それを横目にギルドマスターの所へ行ったら例のミスリルリザードが金貨5800枚に。また、領主の伯爵がミスリル鉱山が発見されたと知ってホクホクだったとの事。

ところがここに急を知らせる受付嬢が入って来た。ワイバーンの群れに冒険者が襲われてみな重傷。何とか命はつないでいるので階下のホールで緊急治療中。だが毒消しもポーションも使い果たしてなお未だ深手の状態。冒険者からポーションの提供をあおげと言うギルドマスター。

そう言えば向田はスイが作った上級ポーションがある。これでどうでしょうと渡して負傷者にかけてみたら、傷がみるみる治るし毒まで消える。またやっちゃいましたよ。
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ところがギルドとしてはこれで済ませられない。ワイバーンの群れを放置する事は出来ない。Cランク以上の冒険者総動員。拒否権無し。ありゃー、向田さん、Cランクになったばかりに巻き込まれ必至。

しかしここでフェルさんが登場。待て人間共。それは自分が始末してやろう。丁度よい運動になる。先日から狩りに行きたくウズウズしていたしね。ワイバーンの肉はうまいし。

スイまで戦いたいと言ってフェルが受けてしまった。他の冒険者は足手まといだと向田達だけでワイバーンの居る所へ。ウジャウジャ飛んでる。丁度よいから飛んでいる獲物の狩り方をスイに教えるとワイバーンの方へ向かう。飛んでいる獲物は頭か翼を狙え。頭は小さいので外しやすい。食べる時を考えて身には傷をつけるなと言って、二人で狩りを開始。

それを見ていた向田、スイがフェル化してると困惑。そこにワイバーンが襲いかかる。まずフェルの結界が効いてるので守りは大丈夫。それでもふっとばされるけど。そして態勢を立て直してからの覚えたてで加護もある火魔法でも使って反撃するのかと思ったらスイとフェルが助けた。

運動したら腹が空いたと言うので、ハンバーグの時に用意したミンチ肉を使って、ああ、きっとこれはメンチカツだなと思ったらその通り。メンチカツも良いよね。最近入手出来なくて食べてないけど。これもフェルとスイがうまい!うまい!

その頃、ギルドではギルドマスター達が心配していた。
フェンリルと言えどもワイバーンの群れで大丈夫だろうかと。
全然大丈夫だったんだけど。
参考資料

おかわり劇場は初回以来の向田と一緒に召喚された三勇者。一応ネットスーパーの向田の心配はしていた。生き残ってないのではと。一方で最近フェンリルを従魔にした冒険者がいるみたいだよとも。それ、向田の事や!そしてオチは異世界の食事はまずい。

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英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第11話

ハイランダー特使にして大将軍のイーベル、何かを呼び出したかと思ったらそうじゃなくて自分を囮にして血鉄鎖旅団を引き寄せる目論見だった様だ。そしてその目論見通り血鉄鎖旅団の空中戦艦出現。だから新たなハイラルメナスの下賜と調印式なんて全部嘘だよと言い放つ。
参考資料

それじゃああなたはその嘘の為に王の腕を切り落とした訳ですねとイングリスが確認。イーベルは、ああそうだと認めたからイングリスは王に「こいつやっちゃっていい?」と聞く。ここに至って王もそれは仕方あるまい、でも捕まえるだけにしておけと言う。

合点承知。これで心置きなくハイランダーの大将軍とお手合わせ出来ると喜ぶイングリス。イーベルはここに至っても未だ自分の方が強いと思ってるから、じゃあかかって来いとマナのシールドを張った。これに触れたらたちまち消滅すると言う代物。だがイングリスはちゃんとそのマナの動きを見て、そうやって分散させては弱くなるので、一点集中した方が良いと言う。それでは背後がおろそかになると言うイーベルに、ちゃんと正面から攻撃してあげますと言うのでイーベルは正面の一点に集中した。

でもそれすらもイングリスのエーテルの力には粉砕され、イーベルはぶっ飛ばされた。で、どこかに行っちゃった。

王は上空の血鉄鎖旅団を迎撃せよと命令。血鉄鎖旅団を倒す事でハイランドとの再度の交渉に結びつけると言う。

イングリスはじゃあ私は空中戦艦に向かいますとラフィニアを連れて飛び出した。頼もしい者よと目を細める王。やはりこの王は自分の力の限界を知った上で色々耐え忍んでいたんだ。あの卑屈さも。

エアギアを飛び石にしてイングリスは空中戦艦へ。
あれは何だ。メイドだ!メイドが空を飛んでいる!
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一旦足場にしたのは何だろう。王国の戦艦?ともかくここでラフィニアは留まって矢を打ち込んで血鉄鎖旅団の空中戦艦の目眩ましをするからイングリスは向かってと言う。これでイングリスは空中戦艦へ。でも初撃は血鉄鎖旅団の団長に逸らされた。

その頃、騎士アカデミーではリップルに特級印のマナを吸わせて魔石獣を出し尽くす作戦を実行....って未だやってなかったのか。参加したくない者は立ち去っても良いと言う常套文句を言ったらユアが、じゃあと言って帰ろうとする。いやおまえは残れ。シルヴァの説得はあまりきかないが、リップルが頭を下げてお願いして留まった。ここから出涸らし作戦開始。

空中戦艦上ではイングリスと団長の戦い。と言うかお手合わせ。団長のエーテルの使いこなしの方が上だけど、イングリスは日々鍛錬を積んでるからね。

そこにイーベルが落下して来た。はっはっは、とうとう現れたな血鉄鎖旅団めとイキるものの、おまえはイングリスに全く歯が立たなかった小者じゃないか。イングリスなど、二人同時に相手しても良いとか言っちゃうし。

一方、リップルの方。流石に大量の魔石獣でレオーネとリーゼロッテ達も疲労が激しい。とうとうレオーネは結界を維持出来なくなった。この危うい状況に雷獣出現。レオンだ。何を今更とも言われるが、それは確かにそうで、今更何しに来たんだ。空中戦艦に居ないから別の場所に居るなとは思っていたけど。

それはともかくレオンがくれたマナ補給のミストのおかげで、レオーネやリーゼロッテのマナ回復。

空中戦艦上では団長がシスティアを呼び出し、ハイラルメナスを武器化した。これにはイングリスも手こずるが、それでもすぐに対処方法を思いつく。

でもリップルの方ではレオンまで特級印のマナを注ぎ込んだら、とうとう出たよ。イングリスが待ち望んでいたプリズマーが。
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便利屋斎藤さん、異世界に行く・第11話

モーロック「成敗!」で終わったと思ったのにサブタイが「最終決戦」で、アバンが二つ口の悪魔の生い立ちで、変だなと思ったらあれだけでは二つ口の悪魔は滅びなかった。

モーロックは魔犬に魔力を返してやると言う。あの気を失っていた時に魔犬の親としての願いを聞いていた。だから今度は自分が助けたい。

その時、突如として氷の刃がモーロックを襲う。悪魔が生きていたのだ。大いにヤバいと思ったのにモーロックが全く無事。犬と自分の魔力が組み合わさってこれまでになく魔力が強くなった。まるで若返った様じゃ。
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ゴーレム召喚。以前転移に失敗した時のゴーレムを確保していたのか。ゴーレムでぶっ叩くモーロックだがそれでも悪魔は無事。真の姿を表すとか言うが、ゴーレムの破片で押さえつけ、何かでかい魔法を使い始めた。天上から隕石が落ちて来た。その爆風はモーロックの作った結界によって上空にだけ向かった。

今度こそ悪魔が....まだ生きてる。再生してる。

ならば焼き尽くそうと炎剣八陣を....忘れてしまった。モーロック、じいさん化復活したぞ。この時、歴戦のラフィニアとラファンパンはモーロックが復活さえすればもう大丈夫と油断していたが、斎藤は違った。何も出来ないと言う自分は常に最悪の事も考えている。だから悪魔が本当に消えるまで警戒はしていた。そしてその悪魔が再生してモーロックを襲って来た時にラフィニアよりも早く動ける。あのラフィニアの大剣を何とか振り下ろして悪魔の腕を切断。

今度こそ悪魔を焼き尽くす。ラファンパンが今度は悪魔の魔力が感じられないと言う。

斎藤が救ってくれた事でとうとうラフィニアがたまらずに斎藤へ。兜を脱いで鎧も脱いで、あれ?何故短剣を取り出すの?
ともかくこのまま二人は幸せなキスを....とはならないとは思ったが
参考資料

未だ悪魔の痕跡が。二人を襲うとした所をあの仔犬が襲った。そして魔力を吸い出す。やっと消えた?

ここにやっとギブングルとフランリルと二ニアが到着。二ニアの力で一帯を浄化。これでしつこく発生していたゾンビも消えるかな。

残ったさっきの仔犬、さっきはたまたま先に悪魔を倒したけど、人間は父親を倒した仇。でもモーロックには父親の痕跡を感じる。モーロックは魔犬の呪いを解いて魔力を魔犬に返そう。そうしたら魔犬は蘇るだろう。

だが魔力を返したらやはりモーロックは死ぬかもしれない。万が一の時はあの時約束したラフィニアの事を頼む。

魔犬はモーロックの魔力を貰って復活。でもモーロックは倒れたまま。魔犬はこの恩に報いる為に力が必要な時は呼べと言うが、ラフィニアはもう人間には近づくなとモーロックを抱きかかえて立ち去った。
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うーん、この作品だとモーロックはこのまま死ぬって事は無いとは思うのだが....

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最強陰陽師の異世界転生記・第11話

フィオナ聖皇女様がセイカをお探しです。セイカ、逃げてるけど。そのうちにアミュと出くわした。フィオナが探していて、しかも一人で寂しそうだと言うので仕方なく行ってやった。

チェスみたいなのを前にして一人で佇んでいた。誰も相手をしてくれない。それ程強い。もっともフィオナは未来視が出来るとグライが言っていた。だからそれを使われてはたまるまい。
参考資料

セイカは相手をしてやる事にした。フィオナはキング以外はポーンだけで相手すると言う。その代わり勝った方の言う事を負けた方は何でも聞く事にしましょうと。現実的にチェスだとしてポーンだけで勝てるのだろうか。飛び道具で遠方から狩られまくられると言う事は無いのだろうか。特にチェスの場合は取ったコマが使えないから。

それでもフィオナ勝っちゃうんだ。この勝負の時にフィオナはセイカにここで一番強いのは何だと問う。含みのある質問で、凡人だとクイーンかなとか言っちゃうが、セイカは前世の経験を踏まえた回答をした。コマを操っているプレヤーだと言う。現実の世界でも最強兵士が一番強いのではなくて、その背後にいてそれを操っている政治家の方が強かった。

しかしフィオナの回答は違う。一番強いのは農民などだ。成程、この言葉はセイカが現代社会からの転生者ならすぐに合点が行っただろう。フィオナは言う。王や政治家はそれ自体では何も生み出さない。一方で農民は食料を生産している。王や政治家は農民を根絶やしにする事は出来ない。

そう言えば前回、出自が特異な自分を聖皇女として称される様に自分で仕向けたと言っていたか。

セイカもフィオナも王都に戻る日、屋敷の前に妙に馬車が沢山いる。まるで渋滞してるみたいじゃないかと思ったが、まさかこれが後で意味があったとはなあ。
参考資料

セイカはグライと一緒にフィオナの馬車に。相変わらず馬車に弱いが式を飛ばして馬車列を警戒していた。そして何か見つけただろうか。グライにこの国の野盗は何人位で徒党を組むのかと聞く。すると馬車列の前の方で爆発音がする。囮の馬車がやられたらしい。ここから襲撃が始まる。

グライはしっかりフィオナを守ると言うので、セイカは安心して馬車の外に出て敵の攻撃を悉く防ぐ。敵の隊長はちゃんと部隊の指揮はしているものの、セイカの力が凄すぎて全く歯が立たない。

フィオナからは襲撃者は殺さずに生け捕りにして欲しいと言われたので、セイカは植物を使って全員を捕縛。これでフィオナは自分の暗殺を図った者を探ろうと言うのだ。
参考資料

捕縛した連中は全員を馬車に載せる。その為の大量の馬車かよ。しかも最初の襲撃が失敗した時の第二陣はもう来ないと言う。そう言えばあの「俺たちつえー」な連中が今回は兵隊みたいなのを全滅させていたなと思ったが、そこも未来視していたのか。フィオナの未来視凄いな。

さてその「俺たちつえー」連中、何なのかと思ったらどうやら魔族らしい。そして連中の目的は勇者を倒す事。リーダー以外の連中が余裕ぶっこいてるのにリーダーの子安さんだけはどうも悲壮感がある。まるでこの任務を達成しないと魔界が滅びるみたいに。そう言えば連中の一人、何か見覚えがあると思ったが、あれって学園の転移陣を使って侵入して来た魔族の片割れか?

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Buddy Daddies・第10話

クリスマスが近づいて来たのでsilent nightの歌をみんなで歌いましょう。って、あれ?杏奈先生が歌うのは恐怖だったのでは?ただの下手っぴなだけになってるよ。ミリがその歌を歌えると言う。ママと一緒に歌った。おやおや、どうしてここで今更ママの話が出て来るのかと思ったが、前フリだったんだな。

ミリへのクリスマスプレゼントは何が良いかなとニヤニヤしながら一騎がお迎えに来る。今日は零も一緒。一緒で良かった。ミリの事となると冷静さを失う一騎だけだったらどうなっていたか。

保育園の前にミリの母親が立っていた。ミリを引き取りに来た。今更何言ってるんだとカッとなる一騎。零が居たからそれは抑えられる。そしてミリは母親に駆け寄る。

あそこで揉めても仕方ないので零がマンションに連れて来た。ミリは自分が今どんなに良くして貰っているのかそれは自覚が無いけどママに見せる。そしてママもパパ達も好きと抱きつく。

ママのハンバーグ食べたいと言うので、あのスーパーで見かける一番安い出来合いのハンバーグ買って来た。ミリと零はあの味が好きなんだな。安物が好きな私でもあれは不味くはないけど好きでもないなあ。

片付けをしながらミリはsilent nightを歌ってとママに言うものの、ママは喉を抑えてママの歌は高いのよとはぐらかす。零、目ざとくそれを見ていた。

ミリが寝てから本題。美咲は店をやめさせられたし男にも捨てられてやって来た。それだけならまあ本当に勝手だなと言う話ではあるが、スカーフを取って喉を見せる。喉に癌が転移して(じゃあ大元は別なのか)歌えなくなったのだ。零が遠慮なく死ぬのと聞く。聞けるから美咲も言える。もうそう長くはないらしい。

そう思ってやっと気づいた。ミリが大事なのだ。今は実家に戻っている。戻る実家があったのか。だから、実家でちゃんとミリの面倒を見るから返して欲しいと言う。と言われても一騎は納得出来る訳がない。

でも美咲は知っている。一騎と零が何をやっているのか。だからこれ以上はミリを預けられない。これは反論出来ない。一旦美咲は帰るけど。

一騎と零は久太郎の所に相談に行く。でもあの一般人がミリの居場所と一騎と零の仕事を簡単に分かる訳が無い。どうしてか。それは久太郎が教えたから。何故そんな事をしたんだと言う一騎に久太郎は写真を見せた。ミリが一騎と零と一緒に写っている写真を。あの時、杏奈先生に一枚許しただけなのに別に写真がある。それは小木埜が撮ったのだ。
参考資料

つまり組織はミリが一騎と零の所に居るのを掴んで、二人が仕事を全力で出来ないのを問題視している。それはつまるところミリをどうにかしてしまう方向に向かう。だから久太郎は考えられる一番マシな選択肢を選んだ。

組織の事となると零の方が反発を覚えるが、かと言って今はそれを出せない。

さらに久太郎からトドメの一言を言われた。あの子の父親を殺したのはお前らだ。それを今更善人ぶって家族ごっこか。ミリの為、ミリが無事でいられる為と言われた上にこれではもう反論のしようが無いではないか。

保育園お休みのある日、ミリを起こして零を起こしておでかけ。ああ、最後のサービスデーか。

やって来たのはマリノアシティ福岡(今回知った)。
今日は徹底的に楽しもう!と言って最初に行った場所がノボルトと言うアトラクション施設らしい。あんな高い所に登るの?と思ったらちゃんと補助具着けてるんだね。そしてクライミング。いわかけるで知った。零は流石だな。一方で一騎はどうしてそこまでダメなのだ。

そして食事。でかいクレープを一騎や零に分けてお昼。三人でみんなで食べると美味しいね。

ママとも一緒に食べたかったね。
そうだね一緒は美味しいね。教えてくれてありがとう。
参考資料

その後はゲームして、好きなだけ買い物して、そして夕暮れ、18時が近づいて来た。
本日のクライマックスは観覧車。ボルダリングの所で一騎が登れなかったので高所恐怖症かなと思ったけど観覧車が全然なんともない。

観覧車の中でミリの前のあの猫を拾った時の事を思い出した。関わらないのが優しさ。ここまで来たのにか。でも今なら未だ間に合う。ミリの普通の幸せが未だ間に合う。
夢の時間はおしまいだ。

観覧車を降りてから美咲が待っていた。これがパパ達の「最後のサプライズプレゼント」だ。今日はママとのお泊まり会だ。

立ち去るミリに思わず駆け寄る一騎。最後の最後はマフラーをかけてやって風邪ひくな。また明日は無い。
参考資料

大人同士はこれで理解はする。
でも大人の一部は理解するだろうか、組織が。

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スパイ教室・第10話

クラウスとグレーテがチェスの駒を動かして何かしてると思ったら、なるほどこれがあらゆる事態を想定した作戦か。とは言っても簡単な話ではなく、クラウスもグレーテも寝る時間を削っているので疲れがたまる。特にクラウスは別の任務もこなしているので、うっかり手に傷を負う程の集中力の欠如が起き出している。

この頃はもうグレーテの愛情表現が隠さない姿になっていた。クラウスの方もそれがグレーテの愛情表現であると受け止めた上で受け流しているが、でもグレーテからペンを取り上げられて寝ろと言われてその場で寝てしまう程の信頼は置いていた。あのペン、あとで何かあるんじゃなかろうか。
参考資料

グレーテが男が苦手と言うのは、前回さらっと出ていたが、クラウスにはこの時に明かしたのか。時系列的にはクラウスが先に聞いた事になる。

グレーテ、サラに作戦の進捗と指示をしている。この中で例の狙撃事件については痕跡が見つけられなかった、特にサラのペットでも分からなかったと言うので、やはりこれはサラのペットが居るのを知ってる人間、即ち仕込みではと思った。ただしこの場で気になったのはサラが作戦遂行の上で少し弱気と言うか不安を持っていた事だ。

グレーテ、次はジビアに指示。深海の岩石....ちょっと何を言ってるのか分かりません。グレーテがクラウスの言葉を翻訳してくれた。ウーヴェから明日の会食に来る人物のリストを探れと言う事だ。これがジビアがうまくやる。すっかりウーヴェと会話のノリが出来る様になった。

そしてリリィへ。リリィはそのドジさから仕掛けをする間の注目を浴びろと言う。うーん、これって役に立ってるのか駄目なのか。いや、結果的には役に立ってるみたいだけど。

会食が始まった。こんなに集まるのか、政治家のパーティー。でもグレーテをじっと見ているオリヴィア。
参考資料

そのオリヴィアからグレーテは呼び出される。切り出しは政界が男性社会だから若くて綺麗なメイドが出て欲しいからちゃんと出てほしかったと言うクレーム。ここで例のグレーテの男性が苦手を白状するとメイドをやめさせられるかもと、グレーテは好きな人が居るので他の男性と接したくなかったと言い訳する。これにオリヴィアが興味深く食いついて来たからうまくごまかせたかなと思ったが、オリヴィアがおかしな事を言いだした。

殺し屋が来た時にジビア達と話していたイケメンが居た。あれなのか?おい、ただのメイドがクラウスの姿をしっかり視認していた?グレーテは流石にそうだとも言えず、それは学校の先生だと答えたが、だったら自分が貰っちゃおうかな。酒を飲ませてたらしこめば良いと。そのクラウスに対する物言いにどうやらグレーテがムカっとした表情を見せたらしい。スパイとしてはどうなのか。そしてそれをオリヴィアが気づく。これもまたどうなのか。後から考えるとこれはグレーテがわざと誘ったのかもしれない。

ただ、最後の重たい女は愛されないと言うオリヴィアの言葉はグレーテには本当の所で響いたらしい。そして辞去する時にガルガド帝国の工芸品のブローチを発見。こうなるとますますオリヴィアが暗殺者本人かその繋がりと言う事になる。

だからあんたは愛されないんじゃないのと言うオリヴィアの言葉は本当に響いた。そこにリリィが入って来てグレーテの疲れをほぐしに来た。リリィ、この辺がやはりリーダーの素質だろうか。でもそれだけじゃなかったんだな。このタイミングで盗聴器を仕込んだか。

グレーテに言われたからだろうか、クラウスがサラの所を訪れて安心させる。自分が必ず守ってやる。そして逆にサラからクラウスにグレーテを気にかけて欲しいと。

また銃撃音。それに気づいたジビアが反撃中のウーヴェを窓から引き離す。ウーヴェ、この頃になるとビタミンも補給されて夜目も少しは効く様になって、銃撃したのが「痣男」だと言うのだ。その痣男、二度も銃撃に失敗してるのでやはり本物の暗殺者じゃないよね。

ジビアはこんな事が重なるなら警備員を増やしたらどうかとウーヴェに進言するが、それにオリヴィアが反対。このタイミングで部外者は危険だし、そもそもジビア達外部の人間もあやしい。前回も今回も銃撃に全く動じていない。一度身辺調査をやり直してはと言う。

だがここにグレーテが来て言う。ガラスを素手で握るのは危険ですよと。バレたオリヴィアが立ち去るが、あれってガラスの破片で実力行使しようとしていたの?

オリヴィアの行動を見抜いたグレーテだが、そのグレーテも疲労が溜まっていた。もうこの先は失敗は許されない。フラフラのグレーテをまたもリリィが支えるが、今回は違うぞ。騙されたなとリリィはみんなでグレーテを確保。リリィ、グレーテに盗聴器を仕掛けていて、あの痣男はグレーテなんだろうと指摘。やはりわざと外して本当のターゲットの燻り出しか。
参考資料

グレーテが本当の暗殺者を燻り出す為にやっていたと明かすと、リリィは、流石だクラウスの負担をグレーテは背負っていると言う。そして自分達は直接クラウスの負担は背負えないが、今度はグレーテの負担を背負わせてくれと。

そこにオリヴィアの声。やはりお前達は工作員だったか。もういい、今回は派手にやろうと爆弾を放り込んで来た。これはベッドに隠れてなんとかしたが、クラウスを予防と言うリリィに、グレーテはクラウスは今ここに居ないと言う。

あれ?クラウスさん、一体なにやってるの?

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転生王女と天才令嬢の魔法革命・第11話

前回アニスが苦しそうに精霊信仰派の長老と会談して来ると言っていた場面があったが、その会談場面から。

この場面でアニスが王位継承者として復帰すると告げると精霊信仰派の連中から厭味ったらしいと言うか酷い言葉を投げかけられた。

曰く、そうとなったらもう魔学などは捨てて欲しい。これ、ただの素行の話かと思ったら魔学によって平民でも魔法を使える様になったら身分秩序を乱すからだと言うのだ。それじゃあ王位継承権以前の問題だった訳じゃないか。

曰く、女王となるのなら魔法の使えない王が玉座にそのまま居るのはよろしくないので、さっさと世継を生んでその世継が魔法を使えれば良い。だから誰でも良いから早く相手とつがって子を産め。家柄も年齢も関係ない。魔法を使う力さえあればよい。

それを聞いて吐き気を催すアニス。
参考資料
アニスが先走ったのかもしれないが、こんな話をアニス一人で精霊信仰派とさせるとは、オルファンス何やってんの。

ただ、この精霊信仰派は王国をどうしたいの?確かに前回私が言及したとおりに現国王と王妃が未だ37歳だから二人が頑張ればヨシ!と言うのはある。それはある。彼らが国王と王妃が頑張ればと言うのだから可能性はあるのだろう。

嫌味だけで言ってるのかもしれないが、女王の王配がどんな家柄でも良いと言うのは軽はずみ過ぎると思う。だってその家はアニスの次の王の外戚になる。外戚が力を持つのは古今東西どの王朝でも起きた事であって、そこにどんな家でも入って良いなどとは貴族として口が裂けても言えない。それは自分達の立場を危うくする可能性があるのだから。

もう一点。このままアニスを王位継承者としなかった場合、現国王オルファンスに何かあった場合の王国の継承者はどうするつもりだろう。彼らに推戴する候補が居るなら別だが誰かを念頭に置いている訳でもない。そうなると世代を遡っても周辺国と婚姻関係が無い王室と言うのはほとんど考えられない(日本だけが1000年以上そうだったけど)ので、何世代も遡って血縁関係のある外国から王位継承を求めたパレッティア王国継承戦争を起こされるのは必至。それで良いの?

やはり前回書いたけど、アルガルドは確かに廃嫡された。ひょっとしたら臣籍降下したかもしれない。でもそれでも後嗣を残す手はあるのだ。勿論国の制度によって異なるが、日本では宇多天皇は光孝天皇の皇子として生まれ一度臣籍降下して源定省となったが、その後皇籍復帰をして宇多天皇として践祚したのだ。その子源維城も父と同時に皇籍復帰してその後に醍醐天皇になっている。

前回リュミから精霊契約者の話を聞いたユフィリア。アニスに対して話があるので時間を取って欲しいと言う。その場には王と王妃、そしてイリアとレイニも同席して。

アニスが王宮の王の所に行くとリュミも居た。なんだかアルフォンスが何の話なのかと胃の辺りをさすっていた。いきなり聞かされるのか。

この場でユフィリアは自分がリュミから精霊契約の資格があると言われたと告げる。リュミも今の世でユフィリアだけがその資格と意志があると言う。驚いた王と王妃。精霊契約者になると言う事がどんな事か分かっているのかと。単に不老長寿になるだけじゃなかったの?

寿命が全く違うのは良いだろう。それは覚悟出来るだろう。それに加えて記憶や感情を失うと言う。記憶だけは残るのでは。

それを覚悟の上でユフィリアは精霊契約者となったら王の養子となり、王位継承権が欲しい。アニスが王になるのが許せない。それはアニスが悪いのではない。精霊信仰派貴族からはどうしても認められないだろう。

でもアニスの反応が少し意外。ユフィリアが人間じゃなくなるのを反対するだけではなくて、自分から王女の立場を奪わないで。
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これがまた分からない。アニスがどうして王女の立場にここまでこだわるのだろう。この作品の表題は「転生王女」で、ほんのちょっとだけどアニスが転生者と言うのがほのめかされている。転生者がどうしてここまで王女としての立場にこだわるのか。長い時間王室で育ってその意識に支配されたのか。ともかく、ここからアニスとユフィリアの葛藤が始まる。

行き場を失ったアニスが街中で泣いていたらティルティが拾ってくれた。取り敢えずうちに来い。

邪魔と言うティルティだけど、アニスが本気に取っちゃうからちょっと慌てる。そして話を聞いてあげた。そんなアニスに一緒にどこかに逃げちゃおうかと言うティルティ。それでも王女である事は捨てられないと言うアニス。そこに必死でドアを叩いて迎えに来たユフィリア。

誰も認めてくれなくても、ユフィリアが認めてくれるならもう諦めても良い。そんな顔になったアニス。
参考資料

だったら最後に納得するにはユフィリアとの勝負だ。
どうしてもそれじゃないと心が納得出来なかったか。

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春のアニメ新番組

令和5年4月の番組改変に合わせた録画計画メモ
参考資料

曜日 時刻 番組名 開始
23:00 BS11 ゴールデンカムイ 第四期 4/3
24:00 テレ東 君は放課後インソムニア 4/10
25:00 BS11 くまクマ熊ベアーぱーんち! 4/3
25:05 東京MX アリス・ギア・アイギス Expansion 4/3
25:30 テレ東 絆のアリル 4/3
23:00 東京MX スキップとローファー 4/4
24:30 BS11 久保さんは僕を許さない 4/4
24:00 テレ東 アイドルマスター シンデレラガールズ U149 4/5
25:00 東京MX この素晴らしい世界に爆焔を! 4/5
25:30 東京MX 神無き世界のカミサマ活動 4/5
22:00 東京MX 魔法使いの嫁 SEASON2 4/6
23:30 東京MX 私の百合はお仕事です! 4/6
24:30 BS11 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~ 4/6
25:00 BS11 勇者が死んだ! 4/6
25:23 テレ東 BIRDIE WING -Golf Girls' Story- Season 2 4/7
25:25 TBS 女神のカフェテラス 4/7
25:30 BS11 トニカクカワイイ(シーズン2) 4/7
25:35 東京MX 六道の悪女たち 4/7
25:55 TBS 魔法少女マジカルデストロイヤーズ 4/7
26:25 TBS 江戸前エルフ 4/7
22:00 BS11 天国大魔境 4/1
22:30 東京MX 異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~ 4/8
23:00 テレ東 地獄楽 4/1
24:30 BS11 山田くんとLv999の恋をする 4/1
25:30 BS11 おとなりに銀河 4/8
25:30 テレ朝 僕の心のヤバイやつ 4/1
26:00 テレ朝 異世界召喚は二度目です 4/8
17:00 Eテレ 青のオーケストラ 4/9
17:00 TBS 機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2 4/9
22:00 東京MX 事情を知らない転校生がグイグイくる。 4/9
23:00 BS日テレ Re:STARS 4/2
23:15 フジ 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 4/9
23:30 BS11 ワールドダイスター 4/9
23:30 東京MX マイホームヒーロー 4/2
24:00 BS11 転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~ 4/2

ああ、今期もきららアニメ無いのか。
でも一期を見て楽しみにしているBIRDIE WINGがあるのはめでたい。

二期以降物は「くま熊ベアー」「このすば」「トニカクカワイイ」「水星の魔女」「鬼滅の刃」でしょうか。「ゴールデンカムイ」「久保さん」はやり直し。

これ以外に「贄姫と獣の王」「マッシュル-MASHLE-」「推しの子」が枠が未定です。

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とんでもスキルで異世界放浪メシ・第10話

ギルドマスターから頼まれた二つの依頼。まずはメタルリザードの討伐。どうやって探すかと思った向田だったが、フェルにかかれば気配で居場所が察知出来る。フェルに一緒に洞窟の中に連れて行かれて様子を伺ったら、あれ?微妙にメタルリザードと違うのでは?どうもあれは リザードらしい。ここの鉱山のミスリル鉱石を食べてミスリル化したのだ。
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ミスリル化するとメタルリザードの時よりも厄介になる。と言うのもミスリル鉱石が魔法を避ける力を発揮するからだ。それじゃフェルでも難儀するのかなと思ったら、ミスリル鉱石が魔法を避けるのよりももっと大きな魔法の一撃を食らわせればよいと一撃で倒してしまった。

ミスリル鉱石が魔法を避けると言って、魔法が通らないとでも思っていたか(アヌス様なフェル)

ところでミスリル鉱石と言うと異世界物で結構憧れな鉱石。暗黒兵士でも鉱山を巡って戦いもあったしね。これで鎧でも作ったら良いのかなと思った向田だが、それを聞いたフェルがそんなものの防御はフェルの張った結界の足元にも及ばないとの事だった。

準備運動にすらならないと言うフェルは続けてブラッディホーンブルの群れの討伐へ行くぞと向田を連れて行く。何しろうまい肉だし。

こちらもフェルがいそうな場所をすぐに見つける。確かに群れで沢山いた。と言う事でさっそくフェルが狩りに出かけるが、スイも自分も行きたいと言って向かってしまった。スイ、以前からだけど狩りが好きだよね。そして二人であっという間にブラッディホーンブルを全滅させてしまった。これ全部アイテムボックスに入るのだろうかと詰め込み始めた向田。スイも手伝うと言って分裂してワッショイワッショイと。以前から気になっていたけど、アイテムボックスは広大だとして地面に転がっている魔獣を向田の力でどうやって入れているんだろう。重いだろうに。アイテムボックスに入れる時は重力制御が出来るとか?

これをギルドに持って帰ると二つの案件を一気に片付けたのよりも、ミスリルリザードの方に呆れられた。と言うか驚かれた。何しろミスリルリザードが記録されたのは400年前の物があるきりなのだ。400年前!
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しかもミスリルリザードになったと言う事は、鉱脈が何かありそうだと思われていた場所がミスリル鉱脈なので、ご存知のとおりミスリルは貴重鉱石。世界にも三つ程度しかない。だからそれがここの領主の領土にあると言う事は領主に報告する事になり、ひいては王宮にも報告される。

自分の平穏な生活が脅かされるかもしれないと衝撃を受ける向田。流石に本件はこの三人から漏らす訳には行かない。

それはさておき、食事だ。
早速ブラッディホーンブルの肉を使ってステーキを料理。まずは基本的な塩コショウによるステーキを作る。うまい。ネットスーパーで買った肉にも負けない。

そして次はステーキ醤油。これがまたうまい。と言うか、今まで私は自分でステーキを焼く時は常に塩コショウだったのでこれを見たらステーキ醤油を使ったステーキを作らざるをえない。
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向田もフェルもスイもたらふく食べて大満足。宿に戻って一息ついたら忘れかけていたニンニル様へのお供えをしなくてはと思い出す。今回は適当に数を揃えてのお供え。満足のニンニル。これで加護を受けてる身としては義務を果たしたと思った向田だったが、ここで突然の出来事発生。

大量のニンニル以外の声が聞こえた。我々はおかわり劇場で知ってたけど、向田にとっては青天の霹靂。他の女神達がこれから君に加護を与えるので我々にもお供えをよろしくと言って来る。加護はありがたいかもしれないが、お供えの義務はなかなか大変であまり面倒に関わりたくない向田。

ただ、他の女神の見立てではニンニルの加護は小さい上に適性が風に合っていない。向田の適性は土と火だそうだ。そこで土の女神キシャールと火の女神アグニの加護ならばっちりだと言う。

でもキシャールもアグニも日頃から加護を与えすぎて創造神から叱られていると言う。だったらとキシャールとアグニは小さい加護にしておくと言う。この流れに向田は困った。加護がつく前提で話が進んでいる。断れないのかと。アグニがそれを感じて我々の加護が要らない居と言うのかと怒る。とは言え、そんなに沢山加護がある人間が居るのか。そんなのが世間にバレたらまずいと。確かにこれだけ多重の加護のある人間は女神達も知らないらしい。

ところがアグニとキシャールは勝手に加護(小)を与えてしまう。それに取り残された水の女神ルサールカ。向田は水の適性が無い。自分だけ仲間外れと泣き出した。これを見たニンニル達が慌てて、向田になんとかしろと言う。困った向田、スイが話しかけて来たのでスイにはつけられるかと。スイには水の適性があると言う事でルサールカの加護はスイにどかんと与えた。ルサールカについては100年に一度程度しか与えないからこれで良いのだと。スイに凄い加護が与えられた。

こうなっては仕方ない。向田はお菓子の箱をお供え。
グッジョブじゃぁ。
参考資料

新たに女神の加護がついたと言うので翌日向田が試してみる。確かに以前よりかなり効果がある。そしてスイ。スイの加護が大きくてまたぞろ強力になってしまった。フェルがお手合わせしてみたいと言う程に。

向田は土魔法が使える様になったと言う事で、それで家を作ってみた。向田は初めて作った家にやり遂げた感があったが、フェルとスイにはピンと来ない。それよりもフェルはその日狩ってきたブラックサーペントの方が大事。

これ、今回のおかわり劇場でランベルトが奥さんへのプレゼントに困惑した件の解決策になるんだろうなあ。

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英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第10話

前回、レオーネの兄のレオンのアーティファクトに導かれて行ったどこだか全く分からない空間でレオーネとリーゼロッテはまずレオンと会う。そしてそこにシスティアと仮面の男。どうも血鉄鎖旅団のボスらしい。

レオーネは兄に剣を向けるが、これどこまでやる気だったんだろう。まさか殺すつもりじゃないよね。そしてもう一人のリーゼロッテはあのシスティアの空間をまたいだ手によって身動き出来なくなる。これでレオーネが手を止めるかと思ったらそのまま兄と戦う。これが分からん。もっと分からないのは血鉄鎖旅団の団長らしき男が王宮に来るハイランダーの襲撃計画があると漏らすのだ。これ、何が目論見だったのだろう。あと、血鉄鎖旅団が宰相の娘の情報を持ってるのは普通のでは。

情報をレオーネ達に漏らした事で血鉄鎖旅団は何を期待したのか。結果的に「イングリスの無謀で無茶な案」で王宮に二人が護衛に入る事になるけど、イングリスの無謀で無茶な考えと言われる位なのだから血鉄鎖旅団がそれを期待する訳がない。

ともかくレオーネとリーゼロッテはこの情報を持ち帰ってみんなと相談。その場には校長が居るのは当然としてシルヴァまでしっかり居た。この後の会話を聞くとシルヴァがすっかり良いヤツ扱いになっていたし、シルヴァがああなったのは一応納得は出来た。シルヴァがリップルさんを好んでいるみたいなのも。
参考資料

情報を貰った校長やシルヴァはどうしたものかと思案するが、
「私に策があるのですが」(by おひいさま)
な感じでイングリスが提案。

何かと思ったらイングリスとラフィニアがメイド服を着て王宮のメイドのアルバイトに入る。ハイランダーを迎える宴との事なので人手が足りないだろうと。勿論校長が手を回した結果だが。そしてハイランダーを殺しに来た連中を返り討ちにしようと言うのだ。

リップルの返還阻止は、シルヴァが近衛騎士団に居る兄のツテで引き渡しをのばして、その間にミリエラの魔力を吸わせてリップルが呼び出す魔石獣を枯らすと言うのだ。え?あれって数に限りがあったの?

さて、ハイランダーの特使を迎えての王宮の宴。イングリスとラフィニアは料理を運んでいた....つまみ食いしとるじゃん。大丈夫なのか。全然誰にも何も言われなかったが。

カーリアス国王陛下のご入場。この雰囲気は駄目国王とも言えないし有能国王とも言えない何とも微妙なキャラデザ。一応特級印を持ってる。だが昔の英雄王だったイングリスの経験から真面目に国王の仕事をしていたら鍛錬の時間など取れないだろう。だから今の国王は特級印があろうとも強い戦士ではあるまい。

そして国王に紹介されたハイランドの使者とは、大将軍(アークロード)のイーベル。子供じゃん。
参考資料

このイーベル、いきなり不敵な発言。どんな自信か知らないが、たとえ見下した相手でも心の中でどう思っていようとも、無意味な挑発的な言葉など使命の妨げになるのでは。

ともかくセイリーンやセオドアみたいな当初の予想ではハイランダーにこんな良い人間が居ると思っていなかったのをリセットしてくれる嫌なキャラを丸出しにしてくれるイーベル。

ひとりイングリスだけが全然気にしていなかった。いや、国王も気にしていなかった。それを見たイングリスは、あの王は本当に愚かなのか、それともよほどの信念を持ってるのではと感じた。

そこに魔石獣出現。間髪入れずにイングリスが応戦。イーベルも妙な攻撃を魔石獣に放った。そのすきを狙って潜入していた血鉄鎖旅団の兵士が天誅とばかりにイーベルを襲う。イングリスがそれを止めるのだが、イーベルは余計な事をせずとも良いと、さっきと同じ様な攻撃でその兵士を殺した。

イーベルは国王に向かって人を招いておいて殺そうとするとは何事かと問い詰めると、王は慌ててこれは我が国の意志ではなく、近頃跋扈している血鉄鎖旅団の仕業ではと弁解。だが、口で言う弁解ではイーベルは許さない。

家畜に謝られても意味がないとイーベルは王の腕を切り落とした。
文字通りの「僕の王の力がああああ」になっちゃったよ。

ここに至っても王は周囲の騎士がイーベルに襲いかかろうとするのを止め、しかも寛大な措置ありがとうございますと言うのだ。これはイングリスが思った後者の人物だな。

ただ、イングリスとラフィニアはそのままにしておけない。王の右腕を拾ってラフィニアがヒーリング。前回身につけた能力がまたも発揮。但しこれは切り落としたイーベルが面白くない。罰としてやったのを元に戻そうとしているので。

元に戻すのなら別の者から腕を貰おうとイーベルが言う。それではとイングリスが自分の腕を切り落としてみて下さいと言い出した。大きな顔をするイングリスを面白く思っていなかったイーベルはこれに乗った。腕を落とされて苦しむが良いとさっきの能力を使う。一方でイングリスはこれを待っていた。

イングリス、気取られない様に力を抑えてエーテルシェルをはっていたが、それでもそれを越えてメイド服に傷つけられた。これは面白いともっとやってみてと迫るイングリス。こんな筈は無いと躍起になって切ろうとするイーベル。おこちゃまの顔になってるぞ。
参考資料
周りから「あの力、実は大した事ないのでは」とも言われてしまってるぞ。

煽られたイーベル、もう黙って居られなくて本来の目的を語りだした。ただの使節ではなくて大将軍の自分が来たのは関係改善でもなく新たなハイラルメナスの下賜でもない。教主様がお怒りなのだと。

でも地上の接収なら土地に仕掛けが居る訳で、最期に起きた地鳴りと言うか何かの出現はなんなんでしょうね。

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便利屋斎藤さん、異世界に行く・第10話

最期を悟ったモーロックから斎藤への頼み。家族の記憶が無いモーロックには森で拾ったラエルザが唯一の娘。だから自分の亡き後を斎藤に頼みたい。

いきなりそう言われても困惑する斎藤。当然まずはラエルザの気持ちがと言うが、あいつはお前を好いている、それは自分もラファンパンも気づいてる。そう言われてそんな感じの言われ方をしたのを思い出した斎藤。そして意を決してモーロックに言った。

「娘さんを俺に下さい」

喜ぶモーロックだが、多分後で忘れるんだろうなぁ。
そしてそれより先に野犬を探すのだが、その犬が、魔犬が襲って来た。モーロックの魔力で悪魔に使役されていた猟犬から完全に魔犬となって残りの魔力も寄越せとモーロックを襲う。

今のこの二人、特に先制攻撃をしかけられたモーロックと、戦闘力がほぼ無い斎藤では魔犬には敵わない。もうこれはラエルザ達が駆けつけるしかない。

そのラエルザ達はモーロックと斎藤が遅いなとは思っていた。モーロックの魔法ならそんじょそこらのアンデッドなら倒せるとは言っても、ラファンパンはモーロックが疲れていたのを見ていた。だからラエルザが迎えに行く。ギブングルはラエルザでは魔法が使えないので何かの為に一緒に行ってやれとラファンパンに言って行かせた。これが好判断。

モーロックの方に向かいながらラエルザはモーロックがそろそろ体力の限界かもしれないので、大迷宮で一発当てて幸せな家庭生活を送りたいと妄想していた。うん、それは幸せそう。今期三つ目(暗黒兵士とのんびり農家が二つ)の妊娠アニメになるぞ。
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ラエルザが到着するとモーロックは倒れ、斎藤も腹をやられて倒れていた。その先には魔犬。大切な二人を襲った魔犬を見てラエルザが逆上。魔犬、容赦なく殺す!だがラエルザはそれに先立って断腸の思いのトリアージをせねばならない。未だ動いている斎藤の方のヒーリングが先だとラファンパンに命じた。

ここで突如魔獣狩りのリリーザさんからのお言葉。最初は倒し方が伝授されて無事にと思ったけど、語りが始まってすぐに逆だと気づいた。ああ、ラエルザさん、リリーザの言った事の逆をやっちゃった。いや、そもそもリリーザからは伝授されておらず、ここはリリーザのやっちゃいけない語りをラエルザがやっちゃう場面か。

武器を口に刺そうとしちゃ駄目。やつらは顎が強い。そして接近したままだとファイアブレスの攻撃を受けてしまう。それは鎧も溶かす。それをやられてしまうラエルザ。右腕もやられて大ピンチ。と言うかこの失策をしなかったら後でもっと強力な連中と渡り合えるラエルザが魔獣に後れを取る事はなかったのだろう。

それでも左手で応戦して魔犬を倒したラエルザだが、とどめを刺そうとしたらあの白いオオカミとの仔が親を助けようとラエルザに吠えた。親を助けようとする仔犬を見たのもそうだが、ラエルザが意識したかどうかは分からないが母犬(オオカミ)は多分昔ラエルザと一緒に居たオオカミ。その姿を生き写している。だからラエルザの手が止まる。一方で魔犬の状態から猟犬は意識を取り戻した。この子だけは助けてくれと。

その頃になるとラファンパンが斎藤のヒーリングを終えていた。でもモーロックは動かない。今更この猟犬から魔力を取り戻してもと言う事態だが、そうは言っても落とし前はつけて貰おうとラエルザが剣を振り上げたその時。あ、またあの「手」が出現したぞ。今回のサブタイの「魔界の追跡者」はこの事だったか。前回の右手の兄の左手だそうだ。

結果的にラエルザは猟犬を殺す事にはならないが、それ以上の強敵が出現。猟犬を串刺しにしたまま魔界へ消えようとしたのを斎藤がロープで引き止める。少しでも可能性があるのならあの犬を連れて行かれては駄目だ。

斎藤の覚悟に応えてラファンパンがラエルザの右手を復活させる。この後の防御もそうだがラファンパンの魔法凄いよね。ラエルザの突撃を守る為に金貨7枚を対価に左手の雷を防ぎ、ラエルザが左手を倒す。グレーターデーモンも意外に脆いなとか。

しかしこれで収まらない。悪魔が左手を依り代として出現。そして問答無用で攻撃をかけてくる。これをまたラファンパンが防御。凄いよラファンパン。ただこれで魔力が力尽きた。
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グレーターデーモンも大したことないなどと言うラエルザでも、悪魔本人は途方もない相手。今まで会敵した中でも突出した相手。これは勝てない。ならば、自分が時間を稼いで斎藤とラファンパンを逃がすしかない。それを斎藤に悟られまいと、おまえは足手まといだからラファンパンを連れて逃げろと叫ぶ。そんな事を思っていないのに。
参考資料

ラエルザに足手まといだから逃げろと言われた斎藤だが、猟犬を守っている仔犬を見て斎藤は思いとどまる。まずはモーロックの身体を猟犬の隣に。そして踵を返す。悪魔の糸に拘束されたラエルザを助けに。聖水を悪魔にふりかけてひるませておいて、カッターで悪魔の糸を切断。さすが、ドワーフの名工が直しただけの事はある。

動き出せたラエルザが悪魔を一刀両断....と思ったのに、さすが悪魔だろうか。詠唱を開始してラエルザに凍結魔法。それを斎藤が庇う。この魔法はモーロックの魔導書で知っている。人間一人しか凍結出来ない。だったら自分がと。

ラエルザはこれで継戦可能となったが、これは流石に分が悪い。もうここまで来たらモーロックしか居ないと思ったが、やはりモーロックの出番。猟犬の隣に身体を置いて貰ったおかげで猟犬から魔力が戻りだす。意識の深い所でモーロックは猟犬から仔犬と魔力を託された。

悪魔がラエルザと斎藤を切断した、かと思ったら切断されたのは悪魔の方。風斬りの太刀を発動したのはモーロックだ。モーロックが復活したのだ。

完全復活したモーロックさん、すげーぞ。悪魔の魔法を打ち砕いて消滅させた。
参考資料
成敗!

いい話で終わる....訳がなくて、オチがケモミミだぞ。
あの仔犬、モーロックと一体化したの?

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最強陰陽師の異世界転生記・第10話

前回の最後に取って付けたような形で気の毒な村人か何かを犠牲にして「俺たちつえー」と登場した連中が完全に無視されて突如として聖皇女様フィオナ登場。

その聖皇女がご所望なのがセイカとアミュで、そこを隠してセイカがアミュに僕の両親に会って欲しいと言うとアミュとイーファが勘違いすると言うスタート。だからついでにメイベルも来るかと。たかが男爵家の令嬢に意味あるのかな。まあランプローブ家も伯爵程度ではあるのだが。

と言う事でセイカはアミュとイーファとメイベルを連れて帰郷。長男のルフトとエディス(イーファ父)が出迎えてくれた。そう言えばあのクソ次男はどうなったんだと思ったらグライがちゃんと登場。またぞろ特訓でもしていたのかと思ったら、そうだった帝国軍に入ったのだった。
参考資料

そして懲りもせずセイカに勝負しろと挑んで来る。アミュはかねがねこの性悪な兄の噂は聞いていたので、だったら私が相手をしてやろうと言う。セイカもアミュの方が剣技が上だからと勧めたらグライはそれじゃあとアミュと勝負する事にする。

セイカがアミュの腕ならグライには勝てるだろうと呟いていたので、あれ?これはそうじゃないフラグかなと思ったらグライは結構アミュの剣を楽にさばいてその後魔法の発動をする様に見せかけてアミュの態勢を崩して勝った。この辺からグライもちゃんと成長したのかと思わせられる。

次にグライはセイカに決闘を挑むが、そこにやって来たのがチラと登場していた聖皇女様。あらあらまあまあ私の聖騎士が決闘とは何て事でしょう。この聖皇女、どうも喋り方がちょっとイヤミったらしくないか?たとえ何一つ得る事の無い戦いでもあなたには意味があるのでしょうとか、勝負の結果が分かってるのを言うのは残酷ですわとか。

ところで聖皇女とは皇帝が神殿の巫女を孕ませて産ませた。神殿と帝室の両方の後ろ盾があるのが特別な地位の様にさせているのだろうか。

聖皇女を迎えての晩餐会。聖皇女様、いきなり「生まれ変わったら空を飛びたい」とか言い出して、その場のみんなが固まってしまった。一応これはセイカがドラゴンと仲良くなったと言うあの話で受ける。あとからユキにも言われていたのでセイカも仕方なく拾ったのだ。

ユキが聖皇女のしょーもない話をくさしていたら、セイカから意外な発言。昔の妻もあんな感じだったと。ユキとしてはその話をもっとと思ったが、それもさる事ながらセイカは前世ではちゃんと妻帯してたんだ。その割にはイーファの気持ちとか全然分かってない。

と、そこにアミュが突如の訪問。初等部を卒業した後の将来の話になった。アミュはやはり卒業後は冒険者か。平民だしね。でもセイカも冒険者に?やはりあくまでも勇者としてアミュをたててその影に隠れるつもりなんだろうか。アミュはとにかく一緒に冒険者をやってくれると言うのを喜んでいたが。
参考資料

聖皇女様、お忍び....と言う訳でもないが衛兵をふりきってセイカとグライとアミュと市中に外出。人が多くて迷子にならない様にとセイカと手を繋いで、それに焦るアミュ。屋台の肉に興味を持ってグライに買わせると、やはり成長したグライは聖皇女だけでなくセイカとアミュにも買って来てくれる。あ、これは本当に大人になったね。

聖皇女が庶民の男女が親しげに歩いてるのを見て、ああ言う関係にはどうやってなるのでしょうと聞くので、セイカが結構当たり障りない方向で、物語の中では相手の危機を救うと言う形で仲良くなる事があると答える。

でもここで聖皇女が奇妙な反応。それは素敵だけど自分は障害は全部自分の力で乗り越えて来た、だから誰かに助けて貰うのは憧れ(セイカの方をチラ)。

と言いながら歩いていると工事中の建物の近くに。もうこの時点で何か起きそうな予想は出来た。ただ、そっちへ向かった主導は聖皇女なのだ。

すると予想に違わず吊り上げた木材が落ちて来る。それに気づいたグライとアミュがすかさず魔法で木材を粉々にしてさらには二人をカバーして守った。セイカの初動が遅かったのがちょっと気になった。そしてそれに不満そうな聖皇女。
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戻りがけにセイカが聖皇女に髪留めをプレゼントする。これは何の意味だったのだろう。守らなくて失望した聖皇女へのリカバリなのか、或いは何か呪術を乗せてさっきの様な事を監視あるいは守る為の物だろうか。

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Buddy Daddies・第9話

ミリが公園で走る練習をしている。さては今回は運動会の話かと思う。総集編前の前回は、零が実家の父親に呼び出されて嘗ての相方を殺せと命じられていた。その時に戻って家業を継げとも言われたが、父親は零と一緒に居るのが一騎だけではないと気づいたと言う所迄。
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そんな不穏な前回だったものの、今回は一転して明るい運動会の話。

例によって一騎は張り切っている。ミリの練習でも、当日のお弁当でも。零は何をやったかと言うと運動会の前の晩、どうも保育園に忍び込んで何かしていた。そこから帰って来たら一騎がお弁当づくりしていたと言う訳だ。零が何しに言っていたかと言うと場所取りらしい。そして素人が手出し出来ない様にしておいたと言う。どんな仕掛けなのかと思ったら、後から分かるがあれは確かに手出し出来ない。園側も朝それを発見してもここまでやれれたら仕方ないと思っただろう。

一騎が凄い弁当を作っているのを見て零も何か手伝おうかと言って来る。驚愕の一騎。一騎は喜んでおにぎり作りを零に任せた。

運動会の競技はダンス玉入れなどで始まった。一騎のテンションが高い。保護者側で運動会に参加した事が無いから一騎のテンションに馴染めない。零の様な感じで観戦するんだろうな、万が一そう言う場面に出くわしたら。

そしてミリがあれだけ練習した徒競走が始まる。しかしミリがガチガチで、本来の走りが出来ない。そんな時に思わず零が声をあげて応援する。ここでミリがハッとして全力を....と思ったら転んじゃった。パパ達に金メダルをプレゼントしたかったのにと残念そうだ。零は自分のせいだと落ち込んでしまったし。

運動会はお弁当の時間に。一騎が と のママ友として完全に打ち解けているので、お弁当も一緒に。でも形が不揃いな零のおにぎりは、零が出さないでおこうとしたのをミリが発見して食べる。中身はお菓子だった。一騎はえーっと思うが、ミリや零や子供達の舌はこう言うのが好きだった。

午後の競技に入って保護者参加の競技の開催となる。ミリは一騎と参加。でもミリが慌てたりしてなかなかうまく行かない。零が少し疎外感を持って見ていたが、最後の借り物競争で変わった。多分零が引き出されるとは思ったが、何て書かれているのかは予想がつかなかった。ミリは零に駆け寄って零を連れて来る。そして一騎と零、二人でミリをぶら下げて圧倒的早さでゴールイン。観戦席のママ友からも「石油王!」の声援が飛ぶ。
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終了前に杏奈先生が一緒の写真撮りましょうと言って来た。裏の稼業をやってる二人が痕跡を残すのはマズいかと思ったが、一枚位はと写真に収まる。
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ところで借り物競争の紙には何と書いてあったのかと思ったら「かぞく」だった。家族だよ零、無くなよ、と言う一騎の方が大涙だった。

でも前回の展開に対して、今回はその逆に零がもうミリとの暮らしから離れられない方向に行っている。

そしてそれは二人が杏奈先生の写真に写るのを心配する以前に小木埜によって写真が撮られていた。

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スパイ教室・第9話

帝国の暗殺者「屍」を暗殺するべく灯の不可能任務が開始された。前回クラウスがグレーテに言った様に、灯から4人を選抜して作戦を行う。

と言う事で、向かった先はウーヴェ邸。そこにメイドとして潜入するらしい。迎えてくれたのは既にそこでメイドとして働いているオリヴィア。潜入したのはグレーテとリリィの二人?どうやらサラは外からの監視みたいだけど、あとの一人は?と思ったらジビアがメイド服を着て自分で似合わねーと。
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じゃあ誰が選抜されるのか、と言うのがクラウスから宣告された時の話題。リリィの見立てではモニカとグレーテは当確だろうとの事だった。グレーテは最初に作戦を立てた時にクラウスと一緒だった。そしてモニカが実行班としては最強なのだそうだ。そうなの?モニカはピックアップされなかった子なので何が特徴なのかよく分かってなかったけど、Wikipediaのキャラ解説みたらスパイの技能は高いが協調性が無くて養成機関から駄目な烙印を押されていたみたいだ。

そんな話をリリィとジビアがしていたら、サラがクラウスに言われたと食事を作っていた。自分で作らずサラに作らせる程に頭がいっぱいなのかと思った二人は、だったら食事に毒を入れて拘束しようとする。慌てるなとサラが止めたが、それはやるみたい。どう毒を入れるかで思案したが、クラウスが好むロールキャベツのレシピを既にジビアが監察してメモってあったのでこれを作る事にした。料理はちゃんと作る。安心させてあとの紅茶に毒を。

作戦は分かったが、リリィとジビアがニコニコしながら給仕したらもうこれはモロバレなのでは。
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クラウスは満足だったが、強いて言えばこんな味にしてはどうかと調味料を加えて二人に試食してみろと差し出す。てっきり極辛みたいな味で思わず紅茶を飲みたくなる展開かと思ったらそうではなくて、二人がうまいうまいと思わずかきこんで喉を詰まらせて紅茶を飲んで自爆(リリィは効かないけど)する展開の方だった。そっちかと思ったが、実はここに意味があったんだな。食べさせる相手の事を把握してそれに合わせた味の加算だったんだ。後の展開の仄めかしとまでは思わなかった。

これではアカンと思ったジビアとリリィだったが、選ばれたのはその二人と、二人と一緒に行動したサラだった。

グレーテはボスにはお考えがあっての事でしょうと言うが、でも残った4人がモニカ(実行技術は高い)とティア(色仕掛け)とアネット(武器や道具が得意)とエルナ(不幸を呼ぶ子)なので、その4人の中で一人が3人を引き連れてリーダーとなってクラウスにも秘密で影となって行動するのはちょっと考えられない。だとしたらここでボスのお考えと言うセリフが効いてくるかもしれない。クラウスはああ言っておいて別働隊を用意してるのかも。だから一見ポンコツな3人を選んだ。そして今回の話(ヴーヴェ)を見ていたらジビアの育った環境からジビアはわざと入れた感じもする(ジビアに明確な意義があるとも言っていた)。

三人の能力は灯仕込みでオリヴィアが感心する程のメイド力。これならウーヴェともやって行けそうと言われた。今回のウーヴェは暗殺者から狙われている政治家だった。だから三人は潜入してウーヴェを護衛しつつ暗殺者を返り討ちにするのがジビアに言葉で言われた任務。

帰宅したウーヴェだが、老政治家でどうも気難しそう。なんだこの乳臭い連中は、オリヴィア、お前の妹かと罵る。ここでオリヴィアが髪の毛の色が違いますと言ったのは、この時点では老人のいい加減な発言の否定かと思ったら、実は理由があったんだ。

オリヴィアに言われて一応受け入れたウーヴェだが、試しに食事を作ってみろとジビアを指名。だがウーヴェは食べてみてまずいと文句を言う。この時点ではただ単に老人のわがままかなと思った。だってジビアは既にクラウスに極上だと言わせる腕は持っていたのだから。

洗濯物を干しながらグレーテとジビアが相談する。実はグレーテはここに来てから違和感があった。屋敷は照明が暗くて装飾品もほとんど無い。メイドもオリヴィア一人しかおらず、あとは家族と秘書だけ。世襲議員の家とはこんな質素なものではないと言う。ここで明らかになるグレーテの個人事情。実はグレーテは政治家の家出身でしかもクラウス以外の男と話すと胃が痛む。
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グレーテの出自は別として男性と話すと胃が痛むとは初耳だ。このせいでジビアがウーヴェと一番対応する事になる。あれ?リリィは?論外?

しかしなかなかうまく行かない。相変わらずジビアの食事はまずいと言われる。ジビアはクラウスとこれで良いのかと連絡していた。

ジビア、何か打開策はと秘書から部屋の鍵を盗んでウーヴェの弱みか何かを探ろうとしたが、その過程でウーヴェが健康診断を受けていたり、貧困層を巡っているのを発見したりする。

その場面をウーヴェに見られてしまった。これは万事休す?ウーヴェは姿ではなくて声でジビアと認識した。この辺りからウーヴェの感覚器官が怪しくなってる?と思った。

ウーヴェは過去語りを始める。孤児院を巡っている時に聞いた話を。ギャング組織が戦後の混乱を利用して世間を食い物にしていた頃、そのギャングの娘が内部告発をしてボスが捕まったそうだ。幼い妹と弟を守りながら組織を敵に回して告発した見上げた娘だと言う。あれ?これってジビアですか?ともかくそれでその三人は孤児院に入り、それをウーヴェが見かけたのだ。その長女がちょうどおまえと同じ年齢で白髪だったから話したと言うけど、やはりそうなのでは。

そう言っておいて、無駄を省くからお前らは明日出て行けと言う。

この経緯でジビアはすっかりウーヴェのファンになった。だから最後にウーヴェに料理を作って食べさせたい。それで出て行くのを撤回させたい。それで協力して欲しいとサラに国営病院から何か盗んだみたい。

翌朝の食事を食べてウーヴェは以前よりマシになったがまずいと言う。それに対してジビアは国営病院から盗んだ検査データでウーヴェがビタミン不足で味覚障害なのだろうと言う。だから今回の料理はスパイスを効かせた。味が分からないから匂いで刺激しようと。ここでクラウスが相手に合わせて料理の味付けをすると言うのがエピソードとして生きて来たか。加えて目の方にも障害が出ている。だから最初に会った時に髪の毛の色の違いも分からなかったし、部屋にジビアが潜入した時も声で判断した。

ここに至ったのはウーヴェが身を削って活動したせいだ。だがそれは行き過ぎだ。身体を壊したらウーヴェがやりたい政治を続けられない。ウーヴェはそれで納得出来る部分もあったが、だからと言って身を削っている政治家が新たにメイドを三人も雇えない。世間に示しがつかない。だからジビアがやめる事で二人に減らす事で体裁を繕った。

でもウーヴェは目もビタミン不足の影響を受けている。ジビアがメイドとしては雇われないのなら運転手として入れとクラウスがアドバイス。確かに目が衰えていたのでウーヴェはそれで納得した模様。
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そして帰宅した所でウーヴェが狙撃される。これは車の窓ガラスを割っただけで終わり、ウーヴェが反撃の射撃をしたら相手は逃げた。ジビアはウーヴェをオリヴィアと一緒に屋敷の中に退避させてリリィと一緒に追跡。でもあっさり罠にはまっちゃったよ。それをクラウスが解放して、うまく暗殺者が動き出したと追うのだが....

うーん、ちょっと納得出来ない。前回あんな手練として見せられた暗殺者が初撃に失敗してあっさり逃げる?
クラウスが敵が動いたと言ってもう直接追う?

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転生王女と天才令嬢の魔法革命・第10話

前回の感想で書いた事がそのまま浮上してしまった。
「それにしてもこれは王室の危機だなあ」

現国王の子供が王女と王子一人づつしか居なくて先に王女が王位継承権放棄したけど、王子の方が廃嫡。それ以外に作中で王族が見られないと書いたら今回の話だと本当に居ないみたい(但し、中世近世の王位継承って二親等とか三親等とかそんな近い場所だけで考えないので果てしなく遡ったりする場合がある)で、こうなったらアニスの王位継承権放棄が無かった事になってまずはアニスが継承候補になる。

作中では魔法が使えないのが国内貴族間で問題にされているみたいだが、ゲルマン系みたいなサリカ法を持ち出して他国が王位継承権を主張して来る可能性はある。

それらは置いておいて、アニスが将来の王とならねばならなくなった。現時点で。現時点で、と言うのは何しろ現国王オルファンスが37歳で現王妃シルフィーヌが37歳。二人を生んだ後に何か身体に問題でも起きて居なければ王と王妃が頑張って王子王女を生みまくるのが一番の解決方法なんだけど。

ともかくアニスは王位継承者に戻っちゃったと言う話をユフィリアとレイニに話した。残念そうな笑顔で。さらに加えて王配を迎える必要があるとも言う。さぁ、百合の危機だぞ。
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でもここでユフィリアが立ち上がるが、それは違うんだ。ユフィリア、あなたはまた公爵令嬢と言う仮面の子に戻っちゃったよ。マゼンタ公爵家としてアニスの即位に反対する貴族に橋渡しをすると言い出した。それ、アニスの望んでいるのと違う。だからアニスは二人に無関係と言っちゃって、それを聞いたレイニがショックだった。

この件でティルティが呼ばれる(診察って言ってたけど、レイニの事?)。ティルティ、どうしたらどうなるを全部見通してるみたいだけど、アニスが養子を迎える程度で済む事なの?

そのティルティ、ユフィリアが仮面の子になってしまったのに不満。そこにアニスが帰って来たが、そのアニスの顔(表情)には大不満。こんにちはニューノーマルの私などとアニスが言い出したのでとうとう我慢出来なくなって鷲掴みに。それをこれ以上踏み込むのはとイリアが止めた。
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ユフィリア、イマイチティルティが言った事は理解していないものの、その本質を掴みそうだったので夜にアニスに詰め寄ったらアニスが今からアルカンシェルを引き取りにとかはぐらかそうとした。いくらなんでもこんな夜中に行ける訳ないので、明日自分が一緒に行くとユフィリアが言ったらアニスからじゃあデートと言われちゃった。お忍び前提だよ。

と言う事でデートです。
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鍛冶屋のトマスの所へ。初対面だけどトマスはアルカンシェルの使い手だと言うのは知っていた。アニスの事情を全部飲み込んでくれている男。

鍛え直したアルカンシェルをユフィリアに渡して確認させたら、なるほど尋常の使い手では無いと理解した。天才令嬢だからね。

なんて事をしていたら、外からアニスを確認した街の人々が来ちゃった。さっき「あれ?」みたいな顔してたのはただのワンカットじゃなかったんだ。そんな訳でアニスは集まって来た民衆に応えなくてはならなくなって、工房にはユフィリアとトマスを残して行く。

残った二人でアニスの王位継承について。トマスはアニスがやはり王位継承するのかと聞いて、そうだと知ると残念そうな顔になった。アニスをみんなは信頼している。でもアニスが王位継承するのはアニスにとってどうなのか。それをユフィリアは気づいていないのかと行きそうだったところでアニスが帰って来た。
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そこを突いて来たのはイリア。アニスは確かに名君にはなれるだろう。でもアニス個人にそれが向いているのか。とは言っても王国の為に王になるしかないのではと言うユフィリアにイリアは工房を見せた。全部片付けられてしまった工房を。これはアニスが夢を捨てると言う事だ。魔学を捨てると言う事だ。

やっと気がついたユフィリアではあったが、未だ「公爵令嬢」としての考えが気持ちを妨げる。王国の為、王家の為には、アニスが王になるしかない。そう言いつつ自分でも涙が浮かぶ。
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ユフィリア、どうすれば良いのか分からなくなってティルティの所に相談に。でも見通すティルティ、今のユフィリアの悩みはアニスの問題じゃなくてあなたの気持ちの問題でしょうと。やっと自分の葛藤に立ち向かえるユフィリア。

ティルティの助言で父マゼンタ公爵に相談に行くユフィリア。次の国王はアニスでなくてはならないのか。アニスに王になって欲しくない。と言われても貴族としてのマゼンタ公爵は王国のシステムとしてはアニスが王になる以外はない。そりゃそう答えるだろう。

でもユフィリアは引き下がらない。ただお慕いしてるのです。

そう言われてマゼンタ公爵は昔話をした。実はオルファンスも昔は植生の研究に没頭して臣籍降下したいと思っていたと。いや、オルファンスさん、今の王室の状態をみたらあなたこそ他に王位継承者いなさそうだよね。それを臣籍降下とか。若気の至り?

でもそれを捨てて、そして貴族の反乱を鎮めてオルファンスは王となった。ただあの時別の選択肢があったのだと言う。その時、精霊が動き出す。そして外に立っていたのは....誰?

精霊契約者のリュミだと言う。リュミはユフィリアに会いに来た。ここで奇妙な制度が出て来たぞ。この国において、精霊契約出来る者、普通なら王族が王位を継承する。精霊が認めたら王位はそちらへ動く。と言う事はユフィリアが精霊契約者になったらユフィリアが王位を継いでアニスがしたい事が出来る?うーん、どうなんでしょう。それをアニスが喜ぶ?

王国の未来がどこに落ち着くのかちょっと分からなくなって来た。
一応邪な提案としては、上述のとおりに現国王と現王妃が頑張って王子王女を産めばそれで何とかなるかも。
その他に少しアクロバティックだけどアルガルドは廃嫡であって未だ王族であると言う解釈の元にレイニと結婚して子供を作り、その子が王位継承すると言う手はある。あのオーストリア・ハンガリー帝国でフランツ・ヨーゼフI世が皇帝位を継ぐにあたり、フェルディナントI世に世継が無くて甥のフランツ・ヨーゼフが継いだ訳だが、フランツ・ヨーゼフの親のフランツ・カールは存命でも継がなかった。
何故レイニを引き合いに出したかと言うと、その子がめでたく魅了の力を引き継ぐかもしれないので。

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とんでもスキルで異世界放浪メシ・第9話

「デスヨネー」
前回ゴブリン討伐でごっそりゴブリンの右耳をギルドに持ち帰ったら騒ぎになってしまった。おかげで「向田【様】、ギルドマスターがお会いになりたいとの事です」と呼ばれてしまった。

ギルドマスターのヴィレム、これだけのゴブリンを討伐したと言うのはゴブリンの集落があったのかと。これだと集落討伐の報酬も出さねば。

面白いパーティーだと笑うヴィレム。そして王宮からの通達を知らせた。国内で自由にして構わない、貴族達にも通達済み。ここで一瞬、向田を召喚したあの王の顔が浮かんだが、向田はあの王は駄目だと思ってもう別の国に来ていたんだった。こっちの王は話が分かりそう。ただ、有事の際は力添えが欲しい。確か冒険者って国家間の紛争には加わらないと言う話が異世界物では一般なのでこの有事とは魔物が出現した場合なんだろう。
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ともかく向田はこれで自由に行動できる様になった。

ヴィレムはGからランクアップしたいのだろうと言って来た。ギルドマスターの特権でCランクにしようと言う。但しSやAランクの依頼をやって欲しい。高レベル冒険者は多くないので上位ランクの依頼が滞ってるのだそうだ。これは従魔フェンリルへの依頼みたいなものだ。誇り高いフェルさん、自分に出来ない事などないとあっさり受けた。

他の冒険者にもつまらないチャチャを入れない様に言っておこうと、ヴィレムも話が分かりそうなギルドマスターだったので向田は前回一度引っ込めた魔獣の買い取りを切り出してみた。

あの解体屋ヨハン、今度はキマイラとオルトロスを目の前にしてこれを見たのは初めてだと驚いた。だが流石にキマイラとオルトロスは引き取れないと言う。何故かと言えば正当な報酬を払うだけの金貨がこのギルドには無いから。正直だから払えないから引き取れない。
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ヨハン、ブルーオーガはSランクで、オークキングはAランクなものの常に他のオークを多く従えているので事実上Sランクだとも言う。それをしれっと狩ってくるフェルさん。

宿に戻って本日の夕食。当然フェルもスイも肉を所望するが、最近脂っこい物が続いていたのでさっぱりしたのが良いなと何かに決めた向田。ロックバードの胸肉を茹でてどうするのかと見ていたら、茹で上がってから手で引きちぎる。この状態なんだったっけと思ったら、棒々鶏でした。棒々鶏、胡麻ドレッシングかけたら出来るのか。
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ついでにロックバードの肉とピーマンの炒めもの。こちらはオイスター・醤油味の中華ペースト。なるほど。

スイが美味しいと言うので、日本の食品会社に感謝。

翌日ギルドに行ったらCランクの銀色のギルドカードが貰えた。そして昨日までの報酬が払われた。あれもこれも合計して金貨2000枚近く。異世界の金貨を日本円に換算するレートは色々あって、本好きの下剋上のレートだと途方もない額になりそう。今並行して放送中の「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」がはっきりしたレートを出していてミツハが老後の為に20億円を貯める目標で、それをは表題の金貨8万枚になる。この場合は金貨の換算レートは金貨1枚=25,000円。だからこのレートの場合だと向田は現時点で5000万円手にしてる。これがバレたら強盗に狙われちゃう。

ヴィレムから昨日言っていた依頼が来た。メタルリザードの討伐とブラッディホーンブルの群れの討伐。どちらも現下でこの付近を悩ませている。まずはメタルリザードからやって欲しい。それを聞いてフェルはホーンブルの肉はうまいぞと舌なめずり。向田も牛肉相当と聞いてアレで料理しようとフェルと合意が取れた。ヴィレムの方もホーンブルの肉はうまいから半分ギルドに卸して欲しいとの事だった。

フェルはホーンブルが食べたくてすぐに行きたいと言ったが、メタルリザードが先だし時間もかかるし、明日以降にまわす事にした。そして今日向かったのはランベルトの革の店。

何を買うのかなと思ったら、確かに今スイが入ってる鞄は随分ヘタれて来てる。と言う事でいくつか候補を見せて貰ったらスイが気に入ったのは一番安い(と言っても金貨2枚)の鞄。

他に色々見て回ったらナイフが入る腰ベルト。それから財布。そして目に入ったのは靴。向田はネットスーパーの靴を思い出したが、この世界で変に目立ったらいかんと靴もここで買う事にした。

うーん、靴こそはネットスーパーで買った方が良かったのでは。ハイキングシューズの出来具体は現代技術の靴の方が遥かに出来が良いから。登山して本当にそう思う。どうせ保存空間あるので、平地ハイキング用(この世界、平地も舗装されていないし)、山岳ハイキング用、沢沿い歩き用と揃えておくと凄く良いよ。まあフェルに乗っちゃったらあまり変わらないけど。

全部で金貨11枚になったけど、ランベルトはただで良いと言う。命の恩人だし、あの時に食べた唐揚げ肉が高級肉だったし。向田、それじゃ困ると言うが、次回からはちゃんとお金をいただくと言う事で成立。

そしてランベルトからのお願い。ブラックサーペントの肉をごちそうになったと言う事はブラックサーペントを狩ったと言う事。今度ブラックサーペントを狩ったらその革を売って欲しい。ただ決まりとしてギルドを通さないと本当は駄目だが、少しばかりならギルドも目こぼししてくれるだろと。なかなか手に入らないのだそうだ。
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さらにはギルドでは先日レッドサーペントの革が出たらしいと言う。あれはものすごく良い物で垂涎の的。但しあまりに高くてランベルトでは手が出ない。今回もどこぞの貴族が買ったのだそうだ。いや、そのレッドサーペントをギルドに買い取らせたのが目の前の向田なんだけど。

さて今晩のメニュー。サーペントの話をしていたので今回もサーペントの唐揚げ。今回は大量に作ろう。そして二度揚げする。唐揚げってそうなのか。食べるけど作った事ないから知らなかった。

二度揚げしたのをフェルとスイに出したら二人共喜んで食べる。中はジューシー外はカリっとしてる二度揚げ。

あ!ここで初めて気づいた。
スイってエンドサイトーシスみたいな事してるので食感が無いのでは?
その辺どうなんだ。

今度こそ向田は自分で唐揚げが食べられる。フェルもスイも満足したから。

今回のおかわり劇場。今週の向田からのお供えは和菓子。これも良い物じゃーと喜ぶニンニル。そしてそれを見ている三女神。どうやって手に入れたかは理解した。水臭いじゃないか。いよいよ本編に登場か?向田、大変だな。

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英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第9話

イングリスとリップルの手合わせは意外な方向へ進んだ。たまたまミリエラ(特級印)の魔力をリップルが吸えて、その結果として魔石獣が出現する。これでリップルに起きている事象は説明出来る様になったが、学園内に魔石獣が出現してしまった。

出現してしまった。出現してしまった。
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一部、凄い嬉しそうな子。

口からビームを吐く気配があったのでイングリスは怪力ではるか空中へ殴り飛ばしてしまった。とは言ってもやがて落下して来る。丁度そこにユア。危ない逃げてと言われたユアは上から落下して来る魔石獣を認めて手刀で一刀両断してしまった。

理論上マナを使い切ったのでもう魔石獣は召喚されない。ここでレオーネから質問。なぜ出て来る魔石獣が獣人種ばかりなのでしょう。ここでその疑問出るかな。まだ何回かしか見てないのだから。それにもセオドアがスラスラと推測を述べる。おそらくリップルが獣人種なので、それを利用して魔石獣を呼び出す仕掛けをハイランダーにされてしまったのだろう。同じハイランダーとして困ったものだとセオドア。

ここでラファエルとエリスがやって来た。隣国のベネフィスの軍が国境を越えた。だからサリオスには戻って欲しいとのウェイン王子からの依頼。まあ起きた事は分かった。でもそこからどう話が発展するのかと思ったら、次はいきなり二週間後の大浴場だよ。何だこの繋がり方。

いきなり入浴シーンとおっぱいはどうやったら大きくなるかテーマの場面が入りますか。越境して来たベネフィス軍はカーラリア軍と睨み合って動かないし、あれから未だ魔石獣は出て来ないし。
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風呂からあがったらミリエラからラフィニアが呼び出された。校長室へ行ったらセオドアからの贈り物だと言って新しいアーティファクトが渡された。まあセオドアはこれまでのラフィニアの言動を評価したと考えて良いのかもしれない。そしてこのアーティファクトには治癒のギフトもある。多分早速使う場面が出る。

などと会話していたら外から大きな音。またリップルの魔石獣が出現したのだ。今日の当番は三回生だったのでシルヴァ達が片付けたが、シルヴァが大きなダメージを受けていた。そんなに強い魔石獣だったのか?いや、これには原因があった。

魔石獣が出現して、戦う為に異空間を発動したが、それにラティとプラムが巻き込まれた。二人はそれほどの戦力ではないので魔石獣に狙われて危うい状態になったのをシルヴァが助けたが、その時にやられた。

三回生、ラティとプラムにお前達のせいだと言うけど、それは違うよね。今回のシルヴァは分かってるヤツで、二人に責任は無い、確認せずに異空間発動したからこうなったと庇う。ともあれ大ダメージなので医務室へ。と、さっきから思っていたけどついさっきラフィニアが治癒の力を得たばかりなのですぐにやったらどうかと。当然ラフィニアが自分が治癒すると申し出た。これは初めてではあったが、順調にシルヴァの身体を癒やして行く。ただ、途中で力尽きそうになった。まだ初めてだし。これを見ながら、治癒魔法自体は複雑なマナの流れですぐには真似出来ないが、ラフィニアにマナを流して手伝う事は出来るとイングリスは見て、ラフィニアに力を貸す。これでシルヴァは元通り。

場面がまた分からない具合に変わって今度はイングリスとラフィニアがハァハァ言ってる場面。どう言うミスリードなのかと思ったら、激辛パスタでハァハァ言っていたのだ。でも食いしん坊の二人はそんなものには負けずにまたぞろ大盛りをたいらげようとしている。

居合わせたラティとプラムがちょっと食べてみたいと言うけど、イングリスがラティに分けたら間接キスだとラフィニアが阻止。そしてあの時のシルヴァの噂となる。初対面の時はキツイ相手だと思ったのにラティにはそうでもない。何故だろう。

ラフィニア「シルヴァ先輩は男の子が好き男の人」
いきなり何を言い出す。
「イングリスに強くあたるのはイングリスが男の子じゃないから」
だから。

そんな事を勝手に噂されていたシルヴァが登場。あまりこの勝手な噂に怒らなかったな。どちらかと言うと、ラフィニアに助けてもらった礼を言いに来たのだろう。

元気になったシルヴァとラフィニア、そしてイングリスの間で和解が成立。シルヴァ、ただの嫌なキャラじゃなかったんだ。
参考資料

そして次の場面転換。校長室から「そんな横暴な」と言うミリエラの声が聞こえた。一応イングリスとラフィニアは当番交代の報告があったので校長室に入ったら、特に誰か横暴な人が居る訳でもなく、ミリエラは近衛騎士団から来た手紙に怒っていたのだ。

近衛騎士団がリップルを引き取り、ハイランドに戻して代わりのハイラルメナスを送って貰うと言う。確かに勝手な話だけど、リップルの件はウェイン王子公認の筈では?

見回りをしているレオーネとリーゼロッテにもリップルの話は聞こえていた。まあ護衛対象なんだから当然なのだろう。ただ、ウェイン王子が居ないタイミングでこんな話が来るとは間が悪いとリーゼロッテが言ったところで、自分で気がつく。なぜこんなにも間の悪いタイミングで通達が来たのだろう。

そんな時に魔石獣が出現するが、レオーネとリーゼロッテが倒す前に雷の獣がそれを倒す。これってレオーネの兄のアーティファクトではないのか。だからレオーネは後を追う。どこだか知らない地下空間みたいな場所でレオン出現。ちょっと喋り方がうつろ。リーゼロッテは何かに気づいてレオーネを止める。隠れている人間が居る。

出て来いと言われて出て来たのは以前見たシスティア。そしてさらに出て来たのは黒仮面の男。血鉄鎖旅団の面々がお揃いと言う事は、おびき出された?

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便利屋斎藤さん、異世界に行く・第9話

ふーん、今回は犬の話か、と思ったけどすぐ思い出した。いや待て待てモーロックが毒で死んだのでは。

唐突に別の話題に行くとも思えないので、この悪魔に使われている猟犬がきっと絡んで来るのだろう。この猟犬、ドラゴンをも倒す強者。だがある日出会ってしまった。人間界から来た白い雌のオオカミと。まるでキスルギみたいなヤツだな。
参考資料

モーロックの方に戻る。モーロックは薬で一度は元気になった。蜂蜜たっぷりのパンを食べられる程に。だから斎藤達も大丈夫だろうとクエストに出かけたのだ。それが状態が急変して死亡。ラエルザはどうして蘇生をかけなかったと言うが、大金がかかるし宿屋にその業務は無い。遺体を納屋に安置するのが精一杯だった。ところがその遺体が犬に一部食べられてしまった。これはもうどうにもならないと埋葬したのだ。あれ?犬が出てきましたね。

埋葬してから蘇生が間に合った例はラファンパンでも知らない。ラエルザとラファンパンは諦めかけていたが、斎藤は納得しない。何もしないと言う事はない。自分の世界みたいな死んだらもう生き返れない世界とは違う。この世界では蘇生がありえる。だから諦めないで努力しよう。

ラファンパンはそれを聞いて同意した。蘇生の為の道具を揃えよう。ラファンパンは魔法の道具を、ラエルザと斎藤は掘り起こす道具を、と散っていった。ところが墓から骨が出て来たぞ。これがミスリードの骨だったとはなあ。

また犬側の話。悪魔が美しいオオカミが居ると聞いたので剥製にしたいと言い出した。当然猟犬は白オオカミを連れて逃亡。だが追手の片手悪魔が追いつく。この戦いで片手悪魔を倒したものの、白オオカミは深く傷ついて死んでしまう。彼女が死んではもう自分も生きていても意味はないと猟犬は思ったが、彼女のお腹から子犬が生まれて来る。この子の為に生きねば。

ラエルザと斎藤が掘り起こしの道具を持って戻ってみると、爆裂熱球を放つローブを着たアンデッドが出現。あの格好はどう見てもモーロック(ミスリード)。こうなってしまっては倒すしかない。ラエルザが戦うが苦戦。ところがこれを倒すローブの男(CV:チョー)。これがモーロックと思ったら、こっちもアンデッドになってるぞ。そしてモーロックに戻ったりする。キモッ!

宿に戻って話をしてみたら「蘇り予約」と言う一回きりの魔法がかかっていた。生き返ってもまた骨になったりして状態が安定しない。この事象はおそらくモーロックの身体の一部が野犬に食べられたから、完全な身体ではないので起きてるのではないか。その一部とはアレ。いや、何も見せんでも。

元気な時は1マデラカあったのに。それを聞いて驚く斎藤。因みに斎藤はどうだと言われて半マデラカとうっかり答えたら、それから暫くはラエルザが半マデラカって意識しちゃう。半マデラカでも十分なラエルザさん。
参考資料

話は聞かせてもらった!そう言って登場したのはモーロックのストーカーギブングル。自分は魔法の事なら何でも書いている大魔法辞典「マホペディア」があるから分かると言うのだ。欠損部位の魔力を取り戻せば何とかなるかもしれない。問題のマホペディア、著者が誰かと思ったらクロームさん、モーロックだった。

ギブングルとラファンパンが魔力探知してみたが、本体の魔力が強すぎて駄目。そんな時にフランリルと二ニアが登場。さらには斎藤とラエルザがイチャイチャと(ラファンパン視点)何かしていた。野犬が食べたのならその犬を探そう。額に十字の傷がある犬。まさにあの猟犬だね。そしてこれを聞いたフランリルがその犬の事ならクエストが出てるぞと言う。それにしても現世での絵心大切だね。

西の町外れにこの犬が出るらしいと言う情報が掴めたので、斎藤達はそちらへ。

一方猟犬の方は嘗ての主の悪魔の呪いで身体が弱っていた。だが、まだ子犬は一人前になっていない。そうしてフラフラで魔力のする方へ、そうモーロックの遺体へ。そして食べたのだ。アレを。だがモーロックの一部でも強大な魔力。猟犬の中で暴走を始めて人を襲う様になった。それがクエストに載った理由。
参考資料

西の町外れに向かったが、体力の無いモーロックと斎藤が少し遅れる。二人だけになったのを機会にモーロックは遺言じみた事を斎藤に言い出した。ラエルザが10歳の頃に父に続いて母も喪って一人になっていたのをモーロックが拾った。その過程でラエルザが出会った白いオオカミって猟犬が見初めた白いオオカミかな。
参考資料

ともかくモーロックにとっては娘同然。そしてモーロックの今の再生魔法が効かなくなって来た。このまま自分は駄目になってしまうかもしれない。だからもし斎藤がラエルザを気に入ってくれるならラエルザを頼みたいと言うのだ。

後半に入ってだいぶ話が膨らんで来たなあ。

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最強陰陽師の異世界転生記・第9話

前回イーファちゃんを泣かせてしまったセイカ。
そのイーファにリゼがあのセイカは化け物だと気づいてるだろうと言う。何故ならセイカには精霊が全く近づかない。魔力が無いからと言う風ではなくて恐ろしくて近づけない状態になってる。そんな化け物の近くからイーファを離したいと言うのだ。

そんな化け物扱いされているセイカはドラゴンの棲む山にやって来た。歩いたら何日もかかるだろうと思われていた場所にひとっ飛びで。やって来た人間に対してドラゴンが威嚇を行い、ブレスで攻撃をかけるがそんなものがセイカに効く筈がない。ブレスが効かないとなるとドラゴンは今度は空中に舞い上がるが、それは子泣きじじいの重さで地上に落とされた。そして捕縛。

見てみるとやはり巣みたいなのがあって、そこに卵がある。雌は死んだ筈ではと言うが、ここからやけにスラスラとセイカが説明してくれる。多分雄から雌に変化したのだろう。魚だってそう言う生き物があるだろうと。でも今度は雄が居ないが、単性生殖する生き物も居るからそれじゃないかと言う。だからこの卵はじきに孵るのではないか。

それじゃどうしようかと思ったセイカは思いついた。卵を孵す努力をしてみよう。アスティリアの王女がドラゴンの卵を孵したと言う伝説が俄に本当に聞こえて来る。動かして向きを変えてみたり、周りを温めたり。でもこうなって来るとドラゴンはセイカになつく。おかげで離さない。
参考資料

セイカがドラゴンの様子を見に行ってる間にイーファにはリゼから改めてセシリオ王子のハーレムの素晴らしさが案内される。普通に女子学校やってたよ、ハーレム。と言うか、これだけ相手構わずハーレム(予備)に集めているのだから、ちょっと目についた子は招かれる。ここだけ切り出したら優秀な女子を育成すると言う事なのでまあ悪い事ではない。

でもその後バルコニーのセシリオの所へ連れて行かれた時の状況が悪かった。セシリオは丁度良かった、今君の値段を査定して貰った所だと言う。それじゃ早速解放手続きをしよう。セイカが同意せずともプロトアスタで奴隷解放令を出して取り上げよう。
参考資料

イーファ、そんな事を勝手に決められても嫌だ。自分の事は自分で決めたい。それを遮って無理にイーファの拇印を押そうと。イーファの力はリゼの結界の中では効かない。

そこを助けに来るのはセイカだ。あのドラゴンに乗って。ドラゴンと仲良くなって帰って来た。卵を温める人が欲しい。イーファなら火属性が使える、イーファ来てくれ。これに応えてイーファが向かう。あの人が好きだから。

これ、セイカとしては純粋にドラゴンの件は話がついたと急ぎ知らせに来ただけだろうけど、イーファがセシリオの申し出を波風立てずに断れる場面を作った事になる。

ドラゴンの巣に戻って、卵をセイカに見せていたら、そこにあの魔獣出現。ゼクトもここに来たのだ。こいつらは卵が目当てだった。セイカが魔獣を片付けようとしたら先にイーファが水魔法でふっとばす。前回セイカから自分からも戦うんだと言われて戦える様になった。

ゼクトがもう一度魔獣をけしかけるものの、ちゃんとその気になったセイカに攻撃されたらあの魔獣だって消し炭も残らず吹き飛ぶ。手下は完全に怯むし、ゼクトはそれならこの一帯をと魔導書を使おうとしたら今度はイーファがそれを燃やし尽くす。そして手下は蔦に絡め取られる。

こうしてセシリオの所に傭兵達は引き出され、ここで初めてセシリオは自分が騙されていた事を理解した。

こうしてセシリオはセイカからドラゴンについての報告を聞き、ドラゴンの卵を孵す手伝いをしたらまたドラゴンとプロトアスタの人々は仲良くやって行けるとアドバイスされた。

なのにもうここからセシリオはご乱心ですよ。ドラゴンはどうしても討伐せねばならぬ。ここで業績を上げなければ次世代の王として認められない。それでもダメだと言うセイカをドラゴンを操ったと言う罪をでっち上げて捕まえようとする。バカには何を言っても無駄か、一度捕まってやるかと思ったセイカだったが、その傍らでセシリオがイーファに迫るのを見てセイカはブチギレ。

こんな事をして部下や民に恥ずかしくないのか。セシリオの醜態を見てリゼは何とも思わんの?そろそろ介入するタイミングでは。でもその前にセイカが怒鳴る。この若輩が!そう、セシリオごとき、セイカから見たら若造なんだよ。

おまえなんかにイーファをやれるかぁ!
参考資料

と言ってからセイカは、しまった言い過ぎたと思った。表立ってトラブル起こしたくなかったんだけど。

やっとリゼが動いた。兵士を収めてイーファ本人の言葉を聞く。
それを受けてイーファが本当に言いたい事を言う。

リゼはイーファと二人だけにして貰って、セイカを本当に好きなんだなと納得し、彼女の精霊を分けてやった。やったね、光の精霊も増えたよ。帰りの馬車の中で相変わらずセイカは朴念仁だったんだけどね。

と、まあ、イーファの物語はこれで良かったんだけど、Cパートに変なのが出て来たぞ。気の毒な村人をダシにして「俺たちこんなに強いんだぞ」アピール。どうせ最終回に向けての当て馬みたいなものだろう。
ただ、声優さん達は凄いぞ。

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シュガーアップル・フェアリーテイル・第9話

フィラックス公爵の件から9ヶ月。アンは王都に向かっていた。馬車でミスリルがシャルに髪を結んでいる子と結んでいない子どちらが好きかとか、おまえは一体何を聞いてるんだと思ったが、アンはもう完全にシャルを意識しちゃっていたので、ミスリルが無邪気さを装って実はわざと聞いてるとかなら高度な情報戦を仕掛けて来たものだ。違うと思うけど。

そんな訳でアンが注意を怠って馬車を進めていたら、危うく横から来た馬車とぶつかりそうになった。その馬車に乗っていたのはアルフ・ヒングリー、通称キャット。そしてこのキャットから重大な話を聞く。
参考資料

今年は砂糖リンゴの大凶作。この状態で砂糖菓子職人が砂糖リンゴを奪い合ったら大混乱になると、あの銀砂糖子爵のヒュー・マーキュリーが王に提案して、銀砂糖子爵が砂糖リンゴを全部一括して買い上げ、ラドクリフ工房で銀砂糖を精製した者だけに銀砂糖が支給される事になった。多分マーキュリー工房がそれをやったら銀砂糖子爵が自分の為に提案したなとか言われそうだし、工房として一番大きかったのがラドクリフ工房だったのではないだろうか。

問題はこの件はラドクリフ工房から各地の砂糖菓子職人に通達された筈だったが、アンは聞いていない。アンは目立ちすぎたのだ。昨年の品評会で優勝を争い(争った砂糖菓子はどちらもアンが作ったものだったけど)、とどめは前フィラックス公爵のお眼鏡にかなう作品を作ったと言う噂が国中に流れ、嫉妬の目で見られている。

キャットはアンがラドクリフ工房迄送ろうと言う。但し銀砂糖が作れる様になるまでで、その先の困難は砂糖菓子職人なら自分で乗り越えろと。そう言ってキャットはラドクリフ工房の受付にアンを連れて行く。受付はなんとあのジョナスでした。ゲッと固まってしまったジョナスに代わってサミー・ジョーンズがキャットを揉み手で迎える。

キャットは名の通った銀砂糖師なのでお近づきになりたいと言う事か。しかしキャットはもう済ませてある。登録するのはこっちだとアンを示すと、サミーは女ごときが砂糖菓子職人だと?と見下した態度を取り、次にアンがあの前フィラックス公爵に認められたのだと知ると今度は敵意を向けて来た。

あれ?これじゃ登録して貰えない?と思ったらそのサミーより格上らしい人物キース・パウエルがラドクリフ工房の名を貶める行為はやめろとアンを受け付けてくれた。あ、彼もEDでアンと一緒に立ってる男か。彼には特に悪意は無さそうだ。ただ、工房の決まりで労働妖精しか入れないと言うのだ。だからシャルが入れない。

そこでキースが提案する。実はキースはシャルを見て美しい妖精だと感心していたのだ。だからシャルをモデルに砂糖菓子を作りたい。それにあたってモデルになって欲しい。キースの砂糖菓子のモデルなら工房に入れる。これでどうだろうかと。アンは、シャルは自分の従属妖精じゃないと戸惑っているとシャルの方からそれで構わない、そうじゃないと一緒にいられないんだろうと言ってくれた。
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そう言う約束が成立してキースは宿舎も用意してくれた。女の子なので個室を。こうまでしてくれるキースは、実は前銀砂糖子爵の息子なのだ。そしてそのおかげで色々な砂糖菓子職人を見て来たが、アンの母も知っていた。
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ただ銀砂糖子爵の息子と言う立場はキースを縛っていた。品評会で優勝したら銀砂糖子爵の息子だからと言われ、落選したら銀砂糖子爵の息子なのにと言われる。だから以前は参加出来なかった。しかしアンの母が亡くなる前にキースの父も亡くなった。喪があけて晴れて今年品評会に参加出来る。

参加にあたって父の居たペイジ工房ではなくてラドクリフ工房に入ったのは特別扱いされたくなかったからだ。

翌朝、鶏鳴と共にアンは起きて銀砂糖作りへ。残ったシャルはキースの砂糖菓子のモデルとしてキースの部屋へ。そこでキースから意外な事実を知らされる。キースとしては自分とは技量が違いすぎる相手よりアンと競いたい。そして何よりもアンが品評会に出られるのは今年が最後かもしれない。

今年は銀砂糖子爵が一手に砂糖リンゴを買い上げたから、アンはそのルールに則って自分で銀砂糖を作れるが、凶作が終わって自由に売買出来る様に、元の状態に戻ったら、アンは妨害されて砂糖リンゴを入手出来ないだろうと。

だがこの話はアンには話さないで欲しい。アンに余計な心配をさせて作った作品に陰りが出ては、アンと本気で競いたい自分が嬉しくないと。

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スパイ教室・第8話

3月に入ってそろそろ終盤に突入だよねと思ったら、とうとうクラウスを狙う敵のスパイが登場。

そう言う時系列だとやはり例の不可能任務後の話になるだろうかと見ていたら、相変わらずクラウスをみんなが狙っていた。リリィがお食事を用意していましたとか、リリィがそんな事を言った時点でもうトラップに決まってるじゃないか。クラウスはテーブルクロスだけを引き抜いてみんなを拘束してしまった。
参考資料

みんなは灯がチームとして認められて初任務を楽しみにしていると言うのだが、クラウスは初任務ならもう終わったと言う。ライラット王国(出張先)で三つ、国内で二つ、クラウスだけで終わらせた。

ただ、クラウスのこの姿勢は上司のC(ツェー?)には不満だった。クラウスは現時点では彼女らは実力不足だと考えている。ギードの時は彼を欺くのに使っただけ。

Cからは「灯」にさらに仕事が出てる。クラウスが休みたかろうが敵は休んでいない。味方のスパイが次々と消されている。

お疲れのクラウスの所に今回もグレーテがお茶を淹れてくれる。ところでグレーテがクラウスをボスって呼ぶのを、クラウスは好きじゃないんだな。そして意外にもクラウスはグレーテが好意を寄せているのが分かっている。分かってるけど、それが何故か分からない。近い過去の記憶を思い出してみたが、あれは単なるラッキーすけべだった。それで好意を寄せるか?いや、ToLOVEるのリトとか、とあるの当麻とか、ラッキーすけべキャラは何故か好かれると言う前例があるな。
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ここでグレーテが大胆な発言。
「よろしければ胸に抱かせて下さい」
クラウスでなかったら飲んでる紅茶を吹き出したところだった。

でもここでグレーテは気づいていたのだ。クラウスがとても疲れていると。そこまでは良いのだが、夜這いのお誘いとか反応がおかしい。ティアに何か言われたのか。ただ、クラウスはギードを思い出して彼女たちは何としても守らねばと思う。それはCに言われたのもある。焔は守れなかった。灯は何としても守る。

Cから与えられた任務は共和国のスパイや要人を殺す暗殺者「屍」を殺すと言うもの。これが今度の不可能任務になる。そしてCが言うには、クラウスの情報はもうあちらに割れている。ギードの件があった程に。だからクラウスが動くと屍が隠れてしまう。だから彼女たちを使えとの事だ。

そう言われたのにクラウスは彼女たちは屍に殺されるだろうと思っていた。

またクラウスを襲撃しようとして失敗し、その時にリリィだけ連れ出す。車の中でリリィに灯としてどうしたいかを聞いてみる。楽して儲けてチヤホヤされたい。それはそれとしてでもやはり世界を救う事はしたい。

クラウスが会いに行った相手は潜伏していた敵のスパイ。しかしクラウスはあっさり相手の仕掛けを見破って逆に捕らえる。それは良い。ところがそれを見ている者がいる。

外に出たクラウスが大きな音を聞いて行ってみるとパンクした車。なのにクラウスには銃声に聞こえた。つまりこれは誰かがおびき出した。それで戻ってみたらリリィが腕をやられている。リリィは敵は西に逃げたと言うので追って行くが、途中でクラウスは違和感を覚える。

戻ったクラウスにリリィは自信満々で追いかけたのに逃したんですかと言われた。自信満々とは。そしてそのリリィに背後から毒針を刺される。刺したリリィの方はこれって先生の指示ですよねとキョトンとしている。

つまり最初に敵が西に逃げたと言ったリリィが偽物。
一方本当のリリィに対して帰って来たら鎮痛の為の毒針を刺せと命じたのは偽物クラウス。

こんな変装の芸当が出来るのはグレーテ。
そしてリリィの解毒剤はジビアに盗まれていた。
クラウス、万事休す?

実は今回のサブタイトル「愛娘」は、クラウスが灯のみんなを過保護にしてる点の愛娘かと最初は思っていた。だが、今回のメインプレヤーがグレーテ「愛娘」だったのか。

グレーテがここまでやった理由はクラウスが働きすぎているのを心配しての事だった。疲れすぎのクラウスに疲れていると言う事を自覚して貰いたいと言う事。なるほど、その思いは伝わった。これを聞いたグレーテが嬉しそう。
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ところがその後クラウスは例の「このお遊びにはいつまで付き合えばよい」を出す。あれ?動けるじゃん。クラウスは車のパンク音が人払いだと気づいた。そうなの?おびき寄せだと思っていた。一方で今回クラウスを倒そうとした敵は両隣の部屋が同時に退去したので何かあると気づいたと言うのだ。それと同じ。共和国の対外情報室、杜撰な計画だったな。

てっきりクラウスが降参して灯で次の任務へと言う流れかと思ったけど、これでまたクラウスは未だ任せられないと言うのだ。ありゃ、違ったか。

陽炎パレスに戻ったクラウスは流石に疲れが出てうたた寝してしまう。そこにまたグレーテが紅茶を淹れてくれた。そのグレーテに直球で好きなのかと聞いちゃうと、グレーテがまた直球で動揺。

グレーテは今回の任務の報告書の下書きも作っておいてくれた。前回クラウスは「なんとなく遂行」と書いて報告書の出し直しをくらったと聞いていたのもあったし、お疲れだろうからと書いてくれたのだ。クラウスの行動を最初から見張っていたので書けた。

一旦クラウスはありがとうと受け取るが、気がついた。今回の任務を誰にも言ってない。リリィを連れ出したのは気まぐれでリリィを選んだだけだった。あのドアに毒針を仕組んだのでリリィだけが一人フリーだったからと言う場面。

では何故今回の作戦が立てられたのか。
グレーテ、リリィに発信機をつけておいて、それが移動して、状況を見張って、それで2秒で作戦を立てたと言う。
参考資料

事前に大量のシミュレーションがあって、その中の一つを選んだ。それは思いを寄せる相手が身体をすり減らして全く頼ってくれないからずっと考えていた。自分は想い人の負担にしかなっていないのが歯がゆい。

これでクラウスの考えが変わる。もう未熟なチームじゃない。
今度の暗殺者殺しの不可能任務に協力してくれ。現時点で最強の4人を選んで作戦に臨もう。

ああ、これって4人で行くけど、残されたメンバーが勝手に後を追って窮地を回避させてくれる流れかな。多分最終盤は全員参加だよね。

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転生王女と天才令嬢の魔法革命・第9話

冒頭、クレジットが入るのでこれはOP無しだなと思ったまま見ていると平和な空気が流れていて、さてはアニスとアルガルドがまだ仲の良かった時代かと見ていたが、破綻する直前の場面だった。

この時はまた叱られるのは嫌だと言うアルガルドにアニスが仲直りの握手を求めていた。温かい手だった。
参考資料

それが今は姉弟で自分の主張をぶつけて戦う。でもアニスは戦いの途中でアルガルドの腕を斬った時にやはりとまどった。これヤバいかなと思ったが、この時点でのアルガルドはヴァンパイアの力で超再生される。そしてそれは一方で戦いにくい事でもあった。

アルガルド、アニスに何がしたかった何になりたかったかと問うが、それがアルガルドが誰をも操れる王になる為の理由か?

ユフィリアによって治癒魔法を続けられるレイニ。血があれば再生出来ると言うので、ユフィリアに代わってイリアが血を与えた。未だヴァンパイアの力が、魔石が残ってるのか。見事に再生出来たものの、激しい痛みがレイニを襲う。それはアルガルドが斬られる痛みか。

アルガルドの苦しみが感じられるレイニ。そしてユフィリアも戦いを止めたかった。でもアルガルドはアニスの本気をどうしても引き出したい様だ。それに応えたアニス。マナの剣はもう二本とも折れたが、今度はドラゴンの爪。

これで終わり!
その時にアルガルドがもうこれで良いんだと言う顔をする。これはヤバい展開。これでアニスがとどめを刺したらアルガルドは多分死ぬし、一方でアニスが怯んだら今度はアニスに何かが起きそうじゃないか。

それを止めたのがユフィリアだった。どちらの不幸も止めたユフィリア。
参考資料

そしてあの日の回想。幼い二人が城を抜け出したあの日。仲直りの握手をしたその後。あの日二人は魔物に襲われた。アニスはアルガルドを逃して、隠れていたアルガルドの所にアニスが無事に戻って来る。いつも守ってくれる姉だった。これが暗転するのは周囲の声のせいだった。

廷臣達の中で、魔法を使えない王女が魔法を使える王子を殺そうとしたのではないかと言う噂が流れる。これじゃ駄目だ。そう思ってアニスは決めた。王位継承権を放棄する事を。しかしそれはアルガルドを突き放す事になってしまった。その時に差し出したアニスの手は冷たかったとアルガルドは感じた。

アルガルドが王国改革に固執したのはそれがあったのか。

こんな事なら生まれて来なければよかったと思うアルガルド。自分が生まれたせいでアニスを傷つけ、そして傷つけられる。なりたいのになれないのは辛い。この気持レイニに流れたのか。

アルガルドのした事でアルガルドは処罰を受けざるを得ない。アルガルドは廃嫡。そして辺境への追放。母后はアルガルドをここに追い詰めたのは自分のせいでもあると嘆く。

それにしてもこれは王室の危機だなあ。作中で他の王族が一人も出て来ないので現時点では居ない事になる。そして第一王子は廃嫡。残ったのは第一王女のみ。キテレツ王女と言われようとアニスには王の素質はあるものの、これで王位継承出来る血筋を持つ者がたった一人とは。

部屋を出たらアニスが心配して待っていた。そのアニスに手を伸ばすアルガルド。仲直りの握手だね。

アルガルド事件の真相も明らかになる。レイニと言うヴァンパイア体質の存在を知ったモーリッツ・シャルトルーズがそれとアルガルドを利用してシャルトルーズ伯爵家の権威を高めるのに利用しようとしたのだ。父伯爵ともども。言い出しっぺはモーリッツ、おまえかよ。そしてその結果、今回の謀反によって伯爵親子は死罪。

アルガルドが流されるその日、ユフィリアとレイニが見送りの挨拶へ。話があったのはレイニだが、公爵家の威光は必要だよね。アルガルドは利用してすまなかったいくらでも罵ってくれと言うが、レイニは優しかったアルガルドも本当のアルガルドだと言う。一方でユフィリアとアルガルドは男女関係としては駄目だった。と言う事でユフィリアからパシンと。シアン男爵家としては追放された王子だけど、アルガルドを迎え入れても良いかもね。
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姉アニスをユフィリアに託してアルガルドは出発。

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舞台探訪・ヤマノススメ・原作百九十二合目の赤ぼっこ

ヤマノススメの赤ぼっこの話が公開されたのはもう一年半も前の一昨年10月21日なのですが、行こうと思いつつずっと放置していました。何とかこの間の週末に思い出して行ってみた次第です。

青梅市って飯能の下(下じゃなくて南です)にあるのでライバルなんじゃと言う小春が、敵情視察に青梅駅に殴り込み。
参考資料
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小春は天覧山対抗の赤ぼっこ目指してかえでを連れて青梅の街を歩きます。
この住江町交差点迄の各店舗が昭和な雰囲気の店構えでした。
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多摩川の河岸段丘を一度下って多摩川を渡り、そしてまた河岸段丘を登った所に長渕天祖神社があります。ここが赤ぼっこへの登山口です。
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200段を超す階段を登って本殿前に到着。そして本殿右側が本当の登山道となります。
そこがここ。
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階段を上がっちゃうとその後はとても平らです。登山と言うよりハイキングと言うよりピクニック。ここ、丘陵地帯なんですね。
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でも結構歩きます。
私は青梅駅から赤ぼっこ迄二時間弱かかりました。

赤ぼっこに到着。
ドォォン
参考資料
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山頂の様子、ちょっと変わっていました。
ヤマレコの写真を見ると昨年の3月には未だ足元の周辺にL字の何かがあったみたいですが、4月には無くなった様です。何だったんだろう。

この日に歩いた経路

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とんでもスキルで異世界放浪メシ・第8話

商人を助けたので一緒にカレーリナに行く向田。傭兵達がフェルを見ながら噂する。あれ、隊長がフェンリルと言っていたけど本当なんだろうか。グレートウルフではないのか。でも噂が錯綜している。これを聞いて向田が何故こんなに早く噂が流れるのかと思ったら、転移魔法で文書はすぐに届くのだそうだ。そんな情報伝達がこの世界に。

隊商を助けたらごちそうするとフェルに約束していたので、フェルは休憩に入るやいなや向田に夕食を要望。それを受けて隊商から少し離れた場所で料理を始める。何が良いかフェルに聞いたらとにかく肉。また肉かと思った向田だが、スイも肉が良いと言うので肉にした。これでフェルはスイを使うと向田を動かせると学習したな。と言ってもずいぶん街を離れて経つので塊の大きな肉が無い。そこで街が近いから余った色々の肉を全部使っちゃえと向田は色々肉の唐揚げを作った。色々肉って点が後から効いてくるだ。

ものも言わずに貪るフェル。それじゃあじゃんじゃん作るかと唐揚げを作り始めるが、唐揚げはなぁ、当然匂いが漂う。隊商の方では何か良い匂いがするぞと向田の方へ寄って行った。
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向田の唐揚げを見られて、凄く食べたそうだったのでふるまったら隊商もやはりむさぼり食う。向田、自分の分も無く作ってしまった。

商人ランベルト、食べるの夢中で向田のガステーブルコンロに目が行かなかったか。あんな魔法アイテム、気づいたら放っておけないだろう。そして傭兵隊も大満足で、見張りを夜通しやるから向田にゆっくり安めと言ってくれる。

そしてカレーリナの街に到着。レオンハルト王国の中でも5番目に大きな街だそうだ。ランベルトとはここでお別れ。革商人なのだそうだ。

向田はラーシュと一緒にギルドへ。ところがギルドに行ったら向田の冒険者ギルドの登録は抹消されていた。そう言えばGランクは一ヶ月に一回はクエストをこなさないと登録抹消されるとか言っていた。あの森を一ヶ月半かけて通り抜けたのだからそりゃ仕方ない。

と言う事でまたGランクでやり直し。そう言えばスイが増えたので従魔も増えたと言う事で再登録の時にスイを見せるが、受付嬢が「え?スライム」と言う反応をするのは良いとして、周囲の冒険者「プ、スライムとかあいつなんだよ」な目で見た。

早くFランクになった方が良いと言う。有効期間が3ヶ月に伸びる。でもランクアップには100ポイント必要。

登録も終わったので、ギルドで素材解体の依頼。ちょうどそこにあの傭兵隊が居合わせて、向田の従魔(フェンリル)が狩った素材なら是非見てみたいとついて来た。そしてまたいつもの様に解体の所で大量の魔獣を開陳。

傭兵隊、あまりの事にあきれてしまった。これだけの魔獣を一度に見るなんて事は普通は無い。

解体屋ヨハンはこれだけの上物、腕がなるぜ、他に流すには勿体ないと言う。他に?と言う事は冒険者ギルドでなくても解体が出来る?と思ったけど、解体屋が言うには肉屋なら肉は丁寧に解体するが、他の部分が駄目。素性の悪い解体屋だとやり方が下手でぼったくるのも居る。なるほど、向田は解体の為に冒険者登録したけど(あと関所とか)解体の事を考えたら冒険者登録はやめられない。

解体屋が言うにはレッドサーペントの肉は高級品で庶民では食べられない品物だそうだ。ここで傭兵達が気がついた。ひょっとして昨日食べた肉って何?ブラックサーペントとかコカトリスとかロックバードとか。聞いているうちに傭兵達の顔が青くなる。あれ?禁忌だった?でも美味しいって言ってたじゃん。と思ったら、あまりの高級肉でそれをただであんなに食べさせて貰った事で青ざめたのだ。
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向田としてはそんなに恐れ入る事は無いと言う。それじゃあと傭兵隊長のラーシュはこのカレーリナだと自分の名前は売れているので何かあったら必ず力になると言ってくれた。これは心強いツテ。

早速ラーシュの紹介で良い宿に泊まれる。疲れて寝ようとした向田だったが、ここで風の女神ニンニル様からのクレーム。そこで何か甘い物とネットショップを見たらプリンフェアをやっていたので、これらを調達してお供え。ニンニル、やっほー!と受け取った。

翌日は依頼をこなしにギルドへ。Gランクへの依頼は大抵が1ポイント。その中にゴブリン討伐3ポイントと言うのがあって、フェルはこれを勧める。向田は嫌がったが、ここでフェルはスイを抱き込んだ。スイもゴブリンをビシビシ撃つのやりたいと言って、ゴブリン討伐となった。

東の森に出現するから討伐と言う事で、5匹討伐3ポイントのクエストへ。早速3匹発見。そして早速スイが酸弾で討伐。それは良いのだが、討伐の印として右耳をちぎって持ち帰らねばならない。向田、これが嫌だった。

さらに多数のゴブリン襲撃。それもスイが酸弾で悉く討伐。スイが乗り気で集落まで行って討伐。大量のゴブリンの死体。これを全部耳を削ぎ落とすのかと涙目の向田。しかし残ったゴブリンの死体はどうしたものか。放置して街の近くで魔獣が集まったり瘴気が発生したりしたら面倒。そこでフェルはスイに全部溶かせと言う。

それを受けてスイがビッグスライムに。スキルに「増殖」が加わっていた。なんだこれと思ったら、スイは小さい身体を多数発生させる事が出来る様になったのだ。これで多数で攻撃出来るね。ポーションの大量生産も。取り敢えずはこの多数のスイでゴブリンの死体を溶かす。
参考資料

今日の食事はパン。向田が精神的に疲れたから。今回は惣菜パンを調達。スイも喜ぶし、フェルも大喜び。

ゴブリンを大量討伐したおかげでランクアップの為のポイントが1日で確保出来てしまった。まあこれで三ヶ月は有効期間が伸びるね。

で、おかわり劇場。プリンやゼリーを貰ったむほむほと喜びながら食べ始めた。ここで、EDのキャストに「アグニ、キシャール、ルサールカ」と言う、今までの話では聞いてないキャラがあったのでさてはこの場面を他の女神が見とがめるなと思ったら、案の定。
参考資料
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これ、向田は他の女神の加護の代償にまたもお供えを要求される流れか。

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