« とんでもスキルで異世界放浪メシ・第6話 | Start | スパイ教室・第7話 »

転生王女と天才令嬢の魔法革命・第7話

アニスはレイニを自分の離宮に引き取りますと言ったけど、そこにはレイニのせいに見えた婚約破棄されたユフィリアが居る。

と言う事で今日から新しいお友達が増えました。みんな仲良くしよう。
参考資料
いや、どこかの学校の教室じゃないんだから。

でもユフィリアは事情を聞いて論理的には理解をした。そしてユフィリアはそれをちゃんと感情的にも理解出来る子。それはあなたのうまれおつ不幸。そして助けが必要でここに来たのだから拒否する事などしようか。

と言う事でティルティの所へやって来た。魔石の事を研究してるティルティ、魅了の件まで含めて理解する。そこでアレだからアレを使おうと。アレって何だ。

アレは禁書。アニスが持って来てくれた。昔とある魔法使いが魔法の真理を追求しようとしてやった事が書かれていた。でも自分の寿命では追求しきれない。だったらとやったのは魔石の力を借りて自分と同じ思考をする人間を仲間にする。それが自分の死後も研究を続けるのならそれは自分がやったのと同じ理屈だと。

それが歪んだ伝説となって、ヴァンパイアの伝説となった。他人の生命を吸い取って自分の眷属にすると言う伝説に。

体内に取り込んだ魔石が遺伝するのだそうだ。つまりレイニの母もその母も。あ、母系遺伝?ミトコンドリアですか?

これは面白そう、早速実験....特訓をしましょうとティルティはレイニに魔力の使い方を試させてみる。これが成功した模様。レイニの紫色の眼が赤い眼になっていた。牙も生えて来たぞ。これがヴァンパイアか。これで魅了も制御できそう。ところ構わず発動する事が無くなった。

レイニの魔石を導けたアニスとティルティを見てユフィリアは凄いとじっと見る。それに気づいたティルティが本を元に戻すのにユフィリアを連れて行く。ふたりきりになって、さっきの眼は何か。嫉妬なのかと問う。え?と思うユフィリア。素直過ぎてこっちが困ると言うティルティ。

ティルティは、何故アニスの所に居るのか、何をすべきなのかを見失ったユフィリアにこれからどう考えるべきかを導いた。レイニの件もはっきりして、婚約破棄がなされたのはその影響であってユフィリアには責任は無い、その上にドラゴン退治もしたのだからもう立場的にはほぼ回復している。じゃあアニスの隣に居る必要はあるのか。この先、アルガルドが即位した時にアニスに酷い仕打ちをした時にアニスと一緒にそれを受けるのか。そう言う、アニスと自分との関係が何なのかちゃんと考えておけと。特に自分だけの事でユフィリアは考える訳には行かない。ユフィリアの行く末はマゼンタ公爵家の行く末にもなるのだから。

レイニがイリアの所に血を吸いに来ました。魔石が安定したらヴァンパイアらしくなるんだ。

魔法省からの手紙到着。アニスに講演会をやって欲しい。講演会とはなばかりでドラゴンの魔石を何に使うのか話せと。しかも文面が挑発的だったらしい。少しはオブラートに包め。

嫌だったが、断ったら周囲の人間まで叩かれると聞いてアニスは即座にそれは駄目だと否定。
参考資料

講演で納得出来る事を喋ろうと思ったが、ここでユフィリアが自分が内容を考えようと言う。

そして講演会の日。アニスが挨拶しても拍手がパラパラ。ティルティが乗りの悪い連中だと切り捨てる。言ってやれ言ってやれクラーレット侯爵令嬢。本当なら壇上には王女殿下と公爵令嬢と侯爵令嬢が居るので伯爵ごときは身分をわきまえねばならない。

アニスはドラゴンの素材の用途の説明の前に魔道具の説明から。この話の時は聴衆は否定的だった。そうなんだよね。否定する事しか考えていない相手だとどんなに論理的な説明して説明は分かったけど気に食わないになるんだよね。

ここからユフィリアが引き継ぐ。アニスはキテレツ王女と言う評判だったが、ユフィリアは魔法使いとしては天才令嬢の評判だった。その彼女が説明するので先ずは話を聞こうと言う事になる。

ユフィリアは飛行魔法について説明。我々魔法使いであっても飛行魔法はうまく制御出来ない。だがアニスの魔道具を利用したら安定した飛行が出来る様になる。この魔道具で。
参考資料
これが実現出来たら流通革命が起きる。軍事革命もだけどね。ともかく流通革命が起きたら国の発展は想像もつかない。これには「聞く気」のある魔法省の役人は引き込まれた。この飛行用魔道具に使う為にドラゴンの素材を使うのなら納得出来る。

そしてこう言う研究が精霊や神々への冒涜と思う人が居るかもしれない。だが、魔法使いとして自分はこれは学問であって、精霊や神々を冒涜するものではない。これを理解して欲しいとユフィリアは訴えた。

これには一般の魔法省の役人も十分納得。今後の魔学の研究にも理解が得られた。
ありがとうユフィ。ユフィリアは本当にアニスの相棒になった。
参考資料

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« とんでもスキルで異世界放浪メシ・第6話 | Start | スパイ教室・第7話 »