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Buddy Daddies・第5話

家計がピンチです。このままだとゲームもプリンも買えません。そりゃ仕事してないから。それにしても一騎がどうして紙のノートで家計簿をつけてるんだ。専用ソフトを使わないまでも表計算ソフトを使うだろう。今ならGoogleシートもあるし。ハックを恐れる程の家計事情でもなかろうし。

と言う事で久太郎の所へ仕事を貰いに行く。ここのところミリの世話の為に全然仕事を受けてなかったから久太郎もご機嫌斜め。やはりこれだけのシビアな仕事だと一ヶ月とか間を空けたら勘が鈍ると久太郎は理解していて、リハビリだと四件の身辺調査の仕事をくれた。実は普通にやっても一週間では相当重そうだった。

なのにこんな時に限ってひまわり保育園から電話がかかって来て衝撃のお知らせ。ウイルスが流行って当面は保育園(キリン組)がお休みです。仕事が大変なのに、この上ミリの世話まで。
参考資料

しかもミリは保育園から宿題を出されていた。お父さんのお仕事を聞いてそれを発表出来る様にしておきなさいと。いや、当然一騎と零の仕事を話すなんて出来ないんだけどね。さてどう誤魔化したものか。ただ、これは遅かれ早かれ設定しなくちゃ....あれ?保育園に入園する時に偽造書類でなんて書いたの?審査があったろうに。

ともかくこれで日中はミリの世話をしながら徹夜で調査の仕事をする事になった。もう三徹。これじゃダメだ間に合わないと一騎は久太郎の所に相談に行く。ところがミリは零が寝入って相手をしてくれないので、一騎の跡を付いて行く事にした。パパのお仕事を書かなくちゃならないし。

一騎は不用意にもミリの尾行に気が付かない。そしてミリは久太郎の店の前で一騎を見失ってしまった。ちょっと目を逸らした時に一騎が店に入っちゃったから。ここからミリが一人でウロウロし始める。

一騎が久太郎に仕事の遅れを切り出そうとしたその時、零から電話が入る。ミリが居なくなった。一騎は久太郎に遅れの事を話す間もなくミリ探しに飛び出した。

しかしアテもなく探し回って見つかるだろうか。こうなったら警察へ?殺し屋が警察へ?

その頃ミリはウロウロした挙げ句に久太郎の店の前に戻って来ていた。そしてあの男を見送った久太郎がミリに気づく。迷子だろうかと。
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進退窮まった一騎と零は、久太郎に相談すべく店に入るとミリがそこに居る。一騎が下手な芝居で誤魔化そうとする。この子は預かってる子だと。ミリには自分をパパと呼ぶなよと言いつけて。

流石の久太郎、今何を最優先事項にするのかが分かっている。この子は自分が預かる。だからおまえらは渡した仕事に専念しろと。

そこで二人は必死で仕事を片付ける。何とか納期に間に合って久太郎の所へ調査結果を持参。

それ迄に久太郎はミリと話をしていた。当然黙って放置する訳にも行かないだろうし。そしてちょっと話を誘導したら、一騎からパパと呼ぶなと言うのだけは守るミリではあるが、一騎と零と一緒に暮らしていると言うのが簡単に分かってしまう。さらにはフルネームを聞いたらあのターゲットの男の子供だと言うのも分かった。

反対にミリから一騎と零の仕事は何なのか教えて欲しいと久太郎に質問をされる。これも流石に殺し屋だとは言えないので、一騎はお笑い芸人、零はアラブの石油王と言うのだ。いや、アラブの石油王ってこんなもんじゃないだろ。ただ、何か本当の内容が含まれているかもしれない。零の実家が普通じゃなさそうな話をしていたから。意外に本当だったりして。

と言う事で、ミリの事はすっかりバレテーラな状態なのに尚も誤魔化そうとする一騎に対してこのお遊びにはいつまで付き合えば良いのかと言う顔をした。

ただ、久太郎はミリと一緒に居て分かった。ミリは自分が依頼した仕事で二人が殺した男の子供で、そんな立場のミリである上にこの子は二人の邪魔にはならないだろうし、それに二人の仕事ぶりも変えてくれそうだと。向こう見ずな派手は仕事はやめるのではないかと思ったのかもしれない。だから久太郎は二人がミリの面倒を見るのを認めた。

いつかは久太郎に知られるだろうとは思ったが、良い方向で収まった。そして久太郎が認めた以上は今後何かまずい事が起きた時に便宜を図ってくれるかもしれない。

それはそうと、ミリの宿題は一騎がお笑い芸人で零が石油王と言う事になってしまったので、保育園の発表会でまたも途方に暮れる一騎と零、そして急いで情報共有をする他の奥様方。
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