最強陰陽師の異世界転生記・第3話
魔法学園の入試、筆記試験でセイカは問題ないだろうと思ったが、イーファは大分間違えたかもと言う。実技で取り返せば良いよと言うセイカ。
実技は火・土・水・風・光・闇属性の的に対して魔法を放つと言う。これがちょっと分からなかった。火属性の的に水属性の魔法を放っちゃダメなの?その属性に対応した反応が出ると言う事かな。他の属性じゃあまり意味ない、加点されないと言う事だろうか。5つ全部撃っても良い。多ければ多い程加点される。
と言う事でモブが次々と魔法を放つ。そうしておいて、イーファの出番。イーファのフレイムノートで的が激しく反応。モブは一斉に驚愕。中位魔法?奴隷の身分で事前調査の時もロクに魔力反応無かったくせにと。あ、その属性に耐性のある的なのか。耐性が無いとただ壊れて意味ないからか。続けてイーファは風属性耐性の的へ。こちらは完全に吹き飛ばしてしまった。セイカ、いつの間にイーファが成長したんだと驚き嬉しく思う。泣くほどに。
次はセイカ。モブはあいつって魔力無いんだろと言うけど、セイカは適当にファイアボールと言って赤くない火をぶつける。次は土へ、ストーンなんとかで黄鉄鉱にしてしまった。次は水に対してアイシクルなんとか。
実技試験が終わって、試験官同士が噂する。ランプローグ家の二人も凄かったがアミュは5つの的を全部壊したそうだ。
合格発表の場へ。セイカは3位で合格。筆記試験は満点の筈なので自分より実技で高得点を取ったのが二人居るのだろう。と思ったらイーファが2位。あれ、高評価だったんだな。そして1位はやはりアミュ。
そして入学式。会場に行く途中で妙な魔法陣を発見。とは言え学園の物かもしれないので様子見しておいて会場へ。入学生の挨拶はトップ合格のアミュ。アミュの入学目的は強くなる為。
そんな話をしていたらあの魔法陣からモンスター登場。会場は大混乱。教官程度の魔法では効かない。そこへ斬り込んだのがアミュ。
セイカはこのモンスターの術士を見つけてそちらの方へ。モンスター術士ガルガレオスは完全に人間を見くびっていて、手下を出すも一蹴され自分が相手しようと言う。火と土を司る金属悪魔だそうだ。そしてセイカの人形が見えている。
ガルガレオスなかなか強い。でも多分セイカの力はこんなものじゃないよね。ガルガレオスは勇者を探していると言う。セイカは勇者などおとぎ話だろと言うが、ガルガレオスは12年前の託宣が間違いの筈が無い。そして今回赤い髪をした勇者を発見したと言う。アミュ、勇者の立ち位置か。
ガルガレオス、セイカを殺したと思ったら無事に剣の上に立っている。そしてセイカさんからガルガレオスに大事なお言葉。最強である事で世界は統べられない。それを使う者こそが世界を支配するのだと。ガルガレオスには力以外分からないみたいだが。
セイカ、愈々本気の一端を見せだした。使い魔を出して雷撃したり。そして元素のなりたちまで説教。最後はガルガレオスの身体を我が下僕の馳走となすと言うのだ。それって食べるの?と思ったら竜出現。魔王様ですらドラゴンを操れないと驚くガルガレオスにこれドラゴンじゃなくて竜だからと言ってけしかけて飲み込ませた。
ところがこのミズチ、逃げようとした。セイカ、ミズチごときに反抗されるとはと。まだ身体が小さいからかと。まだまだなのか。
終わって出現したユキに貴重な人形をあんなに使って良かったのかと聞かれるが、やはりあれはわざとで動作確認だそうだ。
会場に戻ってみたらレッサーデーモンは全部アミュが片付けた。
でもそのアミュを見るみんなの目が冷たい。
そう、これだ。セイカは、いくら強さを誇示してもこれだと思った。
でもこれならアミュを仲間にしたら良い。アミュを矢面に立たせよう。
お、陰の実力者ですか?
しかももしアミュが押し潰されても自分は悲しむだけで済むとか、それはかなり狡猾だな。