Buddy Daddies・第2話
暗殺のお仕事現場で拾って来た子海坂ミリは、一騎が咄嗟にパパだと言ったけど実はターゲットの浮気相手の子。入っていた写真に添えられていた手紙によると養育費寄越せとの事だった。どこの誰なのかは書かれていない。前回一騎とターゲットが似すぎだろと書いたが、ミリが一騎をパパだと思い込むには似てる設定が必要だったんだな。
ミリに聞いてもママの手掛かりは全く無い。かと言って警察に連れて行くのはマズい。あの現場であんな事をした人間だとミリに顔を覚えられているから。
仕方ないので連絡役の久太郎の所へ行く。零も一緒に。ミリはTVを見て一人でお留守番。行ってみたら久太郎の機嫌が悪い。あまりに派手にやったので、後始末が大変だったのだ。おまえらの代わりはいくらでもいると言われてしまった。それはそれとしてまた別の仕事の依頼が来る。
最後に一騎は前回のターゲットに子供が居たのかと聞いてみる。目を逸らしながら。データ上では居ないと言うが、再調査はしておくとの事だった。一騎、嘘をつくのが下手だなと零に言われるが、その零もなあ。
マンションに戻ってみたら部屋の様子がおかしい。零が銃を構えて部屋の中を進むとミリが隠れんぼしていたのだ。それにしても部屋を荒らしすぎだ。
今度のターゲットは臆病でボディガードが大量に身の回りにいて、屋敷も狙撃の角度がうまく取れずに難しい。今回結局外から撃つ事になるんだけど、臆病だったら屋敷のガラスは全部防弾ガラスにしてないのか。
どうしたものかと一騎は考えあぐねていたが、その時にミリが鬼ごっこをやったせいで、表で撹乱させて海側のボートに逃げた時に狙えば良いと思いついた。
ここからは一騎の下準備。段取りが出来たところで仕事に出発だが、ミリがついて行くと言う。お菓子で誤魔化そうとしたが、誤魔化しきれず騒ぎになって仕方なく連れて行く事になった。でもミリってママと一緒の時にママのお仕事中はどうしていたのだろう。あと一騎と零はいくらヤバい仕事をしてるとは言ってもミリを預けられる友人の一人も居ないのか。まあ零は無理かもしれないが、一騎なら居てもおかしくない。
現地に到着して一騎が行こうとしたらミリがまたおしっこ。これ、この時に外でも構わないからやらしちゃえばよかったのに。下手に無理矢理車に残したのが後に響く。
一騎の仕事は順調に行った。警備会社に潜入して予め誤報を出させてその修理と称して訪問。一騎自身は武器を携行してないから身体検査も通過する。制御室に入ってここの認証をお願いしますと任せるフリをして後ろに下がってスタンガンで見張りを倒す。
そうしておいて屋敷内に仕掛けを設置して行ったが、ここでイレギュラー。ミリがトイレを我慢出来ずに屋敷のチャイムを鳴らして中に入れて貰ってトイレをしたのだ。そして一騎と鉢合わせ。
てめーそこで何やってるんだと鬼ごっこになってしまった。その間に仕掛けが発動してターゲットは何事かと驚いていた所へ一騎がミリを抱えて入って来る。しかしここまで。あわやと言う所で零が狙撃して来た。あーもうめちゃくちゃだよ。
結局二人はミリを連れてボートで脱出するしかなかった。お仕事失敗。その報告に行ったら、久太郎はこちらで片付けると言うのだ。あの入れ替わりの様に入って来た目つきの悪そうな男か。そして久太郎は前回ターゲットを再調査したら子供が居たのを掴んだ。これでミリの素性が判明する。母親に返しに行く?一筋縄では行かないと思うけど。