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最強陰陽師の異世界転生記・第2話

エルダーニュートを倒したのでその日の夕食は豪華になりました。伯爵家みたいだけど、これで普段より豪華なのか。産業化されていないと中々物資が手に入らないからこれで豪華と言うのはありなのかもしれない。

この夕食の席でセイカは父に魔法学園に入学する事を求める。それを聞いていきり立つのがあの次男のグライ。何故か知らないがランプローグ家では子息の中から一人だけが魔法学園に進める事になっている。だからセイカが行こうとすると自分が魔法学園への道を閉ざされてしまう。父ブレーズはだからおまえは帝国軍に入れと言うのだ。ああそうか、大抵は複数の子息が生まれるので一人は魔法学園、一人は帝国軍へ行くと言うしきたりなのか。

セイカはもう一つ願った。イーファも自分の奴隷として魔法学園に行かせたいと。だがここはブレーズはあっさり却下。理由はどれだからと言うよりもイーファには魔力が無いからだと言う。だったら見せてやりましょうとセイカはイーファの精霊を操る力を魔法と見せる事にした。ベランダにイーファを立たせてフレイムノートを放たたせる。強大な威力のあるフレイムノートを見てブレーズは納得した。
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しかし収まらないのはグライだった。自分を差し置いてセイカとしかも奴隷ごときが魔法学園へ行くなど納得出来ない。決闘しろとセイカに宣言。決闘で負けた方が魔法学園への進学を辞退するのだと。

ブレーズ、多分先が読めたと思う。それでは決闘で決めなさい。但し帝国の決闘ルールに則って真剣を使わず中位以上の魔法も使わない方法で。決闘は明日行うと宣告した。

部屋に戻ってからクダギツネが出現して、あいつ殺しちゃうんですかと聞いてきたが、それをやっちゃマズい。そこに長兄のルフトがやって来た。ルフトはやはりちゃんとした人間で、誕生日の時に何もしてやれなかったが、遅くなったけどこれが誕生日プレゼントだと勉強家のセイカにガラスペンをプレゼントしてくれた。そしてやはりルフトもグライではセイカの相手にならないと見ていたので、明日は手加減してやってくれとも。勝って魔法学園に行ったらしっかり勉強して来いと言うのだ。セイカはそんな兄に兄さんもしっかりランプローグ家を守ってと返す。

そんな話をしていたらセイカは何かを察知した。窓の外から風圧の攻撃があってそこにはグライ。今から決闘しろと。

グライは明日の決闘迄待てなかった。しかも父の決めたルールなど手ぬるいと無制限での勝負を挑んで来る。やれやれ仕方ないなとセイカは相手をする事に。

グライ、この時点でも本気でセイカが偶然出現したエルダーニュートを偶然倒しただけだと思っていたらしい。だから正面から魔法で勝負したら勝てると思っていたのだろう。だがグライの放つ魔法などセイカには簡単に防御出来る。
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今度はセイカの番。グライが動けなくする呪術をかけて、そして紙にグライを写す。こうして腕をひねり上げると痛みだけがグライを襲う。実際には破損しないらしい。これで分かっただろうとグライに決闘で負けて辞退するのを納得させる。

さて、エルダーニュートが出現したのは実はセイカが以前から計画してあった事だった。森の中にどんな魔物が居るのかを調査して、そして を召喚。森の中を彷徨させてエルダーニュートを森から追い出すと言う仕掛けをした。そうしておいて自分がそれを倒すと言う流れにしていた。おまえ、策士だな。と言うか、前世があったからこんな事考えておけるんだな。

こうしてセイカとイーファは魔法学園へ向かう。馬車で結構な時間がかかるらしいが、その間もイーファには入学の為の勉強をして貰うと言ったセイカだったが、あっさり馬車酔いしちゃった。平安朝だとせいぜいが牛車だからな。

ここで気づいたが、この作品は滅多にない転生者が転生先よりも文明レベルが低い所から来ている。だから馬車も初めてだし、考えてみたら生活全般が平安朝よりは進んでいる。でもセイカを送り出したブレーズの回想を見ると幼児の頃からの記憶があるので生活面で遅れは取らないらしい。その回想ではセイカはブレーズの弟のギルベルトの子としてある日預けられた事になっている。庶子じゃなかったか。ランプローグ家としては普通は無い黒髪だったので幼い頃に魔法を使ったセイカを見たブレーズはまさか魔族との混血かと思って魔力診断をした。その結果が魔力ゼロの判定だった。だがセイカは何かが違う。そんなセイカを帝国軍に送り込んでは国家に仇なす人間になるかもしれない。ギルベルトは魔法学園は良いところだと言っていた。今もそうならセイカには良い場所になるだろうと考えた。この良いところと言うのフラグかも。

学園都市ロドネアに到着して一息。イーファ、セイカ付きの奴隷になった以上は夜伽が必要ではとこのあと一緒にと切り出すけど、セイカさん、朴念仁なのか馬車酔いで頭が働かないのか全然察してやらずにイーファを自分の部屋に行かせてしまう。あとから出て来たクダギツネがあの女、身分を利用して抱かれようと言う目論見ですよと。女心は人間でなくとも自分には分かる、逆にセイカにもっと勉強しろと注文をつける。

翌日は魔法学園の入学試験会場へ。周りの人間はセイカがランプローグ伯爵家の人間だと聞いて今のうちにお近づきにとか言い出した。やはり伯爵家はかなり有名らしい。受験者にはまずは魔力を測る道具でどんな魔力があるのかの測定をする。イーファがセイカの奴隷だと名乗ったら、なんだ奴隷か、きっと伯爵家の力で入るのだろうと口さがない連中は言うが、イーファが手をかざすとちゃんと火と風の魔力属性が出現。

一方でセイカが手をかざしても何も反応なし。以前からそうだからね。でもこれは試験には関係ないとの事だった。とは言っても周りは何だあんなので受験か、やはり伯爵家の力で裏口から入るのだなとささやきあう。イーファはそれを聞いてカッとなったが、セイカが抑えたところで赤髪のツンデレっぽいキャラ登場。彼女も平民だと言う。
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みんな、平民かよと見くびると彼女が手をかざすと魔力測定器は白く輝いた。四つの魔力属性をしかも強力に持っている。これには周囲は黙らざるをえない。

この子、仲間になりそうだなと思ったら、EDでネタバレされてしまった。

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