英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第3話
イングリスがラーアルの所へ行こうとした所に一旦は立ちふさがったエリスだが、それを通そうとしたらレオンがエリスに攻撃。
レオン、何をしようとしたのかと思ったらハイランダーを駆逐するのが目的の血鉄鎖旅団に入っていた。ハイランドを地上に引きずり下ろしてハイランダーを倒してアーティファクトの技術も手に入れて地上の平和を求めると言う組織だ。その為にハイラルメナスのエリスを手土産に血鉄鎖旅団に行こうとしていた。
血鉄鎖旅団に誘われたイングリスだがお断り。その理由はエリスを助ける方に立てばレオンと手合わせ出来るから。おい!
と言う事でイングリスとレオンの戦い。レオンは雷の獣を操れるアーティファクト。30体のうち2体をイングリスに向かわせる。イングリスが直接攻撃しようとしたのをエリスが遠隔から雷獣を攻撃。雷獣、攻撃を受けたら破裂するらしい。
と聞いてイングリスは直接攻撃。折角言ったのに。でもイングリスは平気。そして次々と攻撃して爆発を無効化して倒す。
レオン、イングリスのその攻撃は持続力が必要と見てどっちがもつかの戦い合いにしようとしたが、イングリスはそれを封じる。
イングリス攻勢の中で異変。ラフィニアが最後のガラスをぶち破って出て来た。そのすぐ後ろから魔石獣。ラフィニアだけはどうしても守るとイングリスが走る。ラフィニアによるとイングリスより先にラーアルをとっちめてやろうとしたが(出来るんかい)そのラーアルが突如あんな姿になったのだと言う。
レオンがラーアルにプリズムパウダーを一服盛ってやったせいでああなった。地上の人間には効かないがハイランダーに飲ませたらこうなる。そう言い残してレオンはトンズラしてしまった。
魔石獣になったラーアル、苦しまずに片付けてあげようと思ったが、ここで一撃を加えると町にまで被害が及ぶ。そこにビルフォールド公爵が駆けつけて来た。いや、邪魔なのでは?ただ、この後の事を考えたら事の顛末の目撃者は必要か。
これ幸いとイングリスはエリスを伴って魔石獣の方へ。自分に合わせろと言うのでエリスは一緒に蹴飛ばしたものの、あれはほぼイングリスの力。魔石獣は町の外に飛ばされる。
魔石獣ラーアル、エリスの見立てではプリズマーから見たら大人と子供。ならばとイングリスはここまでの修練で得た力を魔石獣に打ち込む。エーテルストライク!
エネルギー砲を撃たれたみたいに魔石獣は消し飛び、地面は消し飛んだ。流石に今のイングリスではこれで疲れて倒れちゃった。
イングリスはエリスとの別れ際にあの夜会から外に出た時に自分達がレオンに紹介されたのを怒ったのは何だったのか聞いてみたが、それは今は言えないと言う。何だろう。こんな後まで引きずるものなのか。
さて、イングリスとラフィニアは15歳になりました。トントン拍子で成長するな。
どうもこの後の王都カイラルにある騎士アカデミーが本格的な活躍の部隊なのだろうか。学園モノになるのかな。
王都まで一ヶ月程の旅。最初の町なのかノーヴァの街に到着。そこの料理店でノーヴァの領主がハイランダーだと聞いた。それは良いけどイングリスの食べっぷりが異常。あれだけ力を使うからかなと思ったらラフィニアも異常。あとで4人分食べてると言うが、それ私の一ヶ月分の皿に見えるぞ。だから出発して10日なのにもう路銀が乏しい。
路銀が乏しいのならお城の傭兵に募集してみたらどうかと言われて採用試験受けてみた。イングリスは分かるが、ラフィニアもちゃんと強くなってる。風呂に入りながらイングリスはマナが少しながら吸い取られてるみたいだと感じていた。
そこにノーヴァの領主様が入って来た。セイリーン。料理店の女将からハイランダーだけどとても良い領主だと聞いて、それは上辺だけでは?とも思っていたのでここにやって来た姿も未だ信用出来なかった。身寄りのない子供が懐いてるので大丈夫かなとも思ったけど、未だ疑惑は拭いきれない。
セイリーンはたちの悪い騎士を追放したら、その騎士達が徒党を組んでいる。街にあだなす前に成敗しておきたいとそこに向かう。
大勢に囲まれて、追放された騎士隊長がこれでは敵うまいと言うが、ラーアルの時はハイランダーに凄い力があったんですが?
取り敢えずラフィニアが弓で面攻撃をしようとしたが、何かにぶつかって阻止された。そして誰か出て来た。どうもハイラルメナス。