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スパイ教室・第2話

第1話のアバンがもう任務についてる場面だったのでこの第2話のアバンもそうかなと思ったら違った。不可能任務のターゲットじゃない、前回クラウスが言い放った俺を倒せそれがお前らへの教育だの一環だった。

ともかく俺を倒せを聞いた6人(リリィは前回理解したので除く)は、いくら世界最強のスパイでこちらが落ちこぼれだと言っても7人がかりならチョロいと何の考えも無しにクラウスに突入して一撃でやられる。
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と言う事で少しは考えて攻める事にした。とは言ってもやはり世界最強のスパイなので寝込みを襲おうとかそんな程度の考えでは駄目だ。車寄せポーチで三方向から狙っても自分達がそうはならんやろな形で絡め取られてしまう。

そして冒頭に戻る。一応考えた。昼間か朝かクラウスがシャワーを浴びるタイミングを狙う(これは当然情報収集が必要)。外は既に明るいので目は暗がりには慣れていない。その時に外の暗幕を垂らし電源を切ってクラウスの目が暗闇に慣れていないのを狙って仕留める。悪くない作戦だったが、何故かリリィが石鹸で滑って攻撃陣総崩れ。これ仕込んでおいたのかな、クラウスが。そうしてクラウスは隠さずにリリィ達に宣告する。一流のスパイは裸を見られても動揺しない。

こうして早くも五日間が過ぎてしまった。全く太刀打ちできない。こんなので不可能任務など出来る訳が無いと嘆くみんな。それを盗聴する者ありけり。あれ?クラウスってこんな誰かに盗聴を手伝わせて対処してたのかなとこの瞬間は疑問だったが、盗聴していたのはクラウスの配下ではなくて、クラウスのボス(これが「C」かな)だった。

ボスは今のままで大丈夫なのか、彼女たちは自信を失っているのではないかと言う。何も言わなくともおまえを理解してくれる者はもう居ないのだからと。

陽炎パレスに戻ったクラウスは隠れている全員に言っておく事があると宣言した。ここは嘗て共和国最強のスパイチーム焔が居た所だ。焔と聞いて全員が色めき立った。みんな知っていたのだ。共和国最強のスパイチームを。それに憧れてスパイになった者も居る。だが、その焔はもうない。不可能任務に向かって全滅した。何故それを知っているか、それはクラウスが焔のたったひとりの生き残りだから。しかもクラウスがそのタイミングで別任務を命じられていた時にそれは起きた。そう言う意味ではクラウスには焔の件は深い塊根があるだろう。

その焔が失敗した不可能任務を今度は俺がおまえらを率いて成功させると言う。その時までにお前達を鍛える。それでも逃げたい者は逃げろと。これに真っ先にリリィが応えた。自分は行きますよと。他の6人も意外ではあるが応える。焔と言うのが大きかったのだろうか。
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そして不可能任務実行の日が来た。
えええええ、もう?!
てっきり今期の半分程度はクラウスを倒すための工夫で各キャラが描かれるのかと思っていたのに。そして終盤に不可能任務と言う流れだと思っていたのに。

陽炎はリリィが率いるグループとクラウスが率いるグループの二班に分かれて帝国に侵入する。

不可能任務とは何か、やっとここで説明があった。帝国と共和国は条約によって生物兵器の使用をしない事にした。だが、条約は使用しないであって、開発をしないとは書いていない。そう理解して共和国は生物兵器を開発していた。それを帝国に奪われてしまったのだ。これが使われた場合、何十万人もの人間が死ぬ。幸いな事に現時点では帝国は未だその技術をモノにしていないが、帝国では研究を進めていてそれがあの不可能任務の期限なのだ。それまでに生物兵器を回収しなくてはならない。その研究は帝国の製薬会社の研究所を装って行われていて、当然そこの警備は並のものではない。

帝国に潜入して先ずは情報収集。その過程で各々の特技が使われる。とは言ってもその辺が全然描かれなかったよね。いきなり特技と言われても。途中で財布をスる場面もあったが、ここは危機一髪だった。クラウスが守ってくれたが。

準備は万端に進んでいた。とは言っても陽炎のメンバーはみなクラウスに鍛えられたと言っても実際の任務はこれが初めてだ。これを見て赤髪のグレーテが心配した。そしてボーイに変装してクラウスのところへ。グレーテの特技は変装か。そしてクラウスに進言する。実行前に決起集会をしたいと。クラウスは一旦は却下したものの、メンタルを考えてOKを出した。

クラウスが参加すると言っていたものの、当日は顔を出していない。そのまま7人で飲み食いを始める。クラウスは屋根の上で見張っていたのだ。ところが暫く経ったらやけに静かになったので部屋に行ってみたらみな酔いつぶれていた。なんだこの気の緩み方はと思ったが、みな、クラウスが守ってくれていると信頼していたのだ。
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クラウスは思い出した。嘗て に言われた事を。
寝顔を見せると言う事は、それだけ信頼しているのだから守ってあげなくちゃね。

クラウスは置き手紙を残して部屋を出た。
参ったとは言わせられなかったけれども感謝して貰う事は出来た。

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