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Buddy Daddies・第4話

ミリが一騎と零の生活を圧迫している。零なんぞ関わる接点が少ない筈なのに酷い目に遭っている。このままでは仕事もままならない。果たしてどうしたものか。公園で遊んでいたら保育園のスクールバスが目に入った。これだ!

ミリに保育園に行こうと言う。保育園とは綺麗なお姉ちゃんが居てタイやヒラメの舞い踊りがあるんだと言うとミリが激しく乗り気になった。ところがネットで保育園を調べて電話してみてもどこもかしこも満員で入れない。市役所に相談してみろと言われてしまった。ミリは既に行く気満々なので市役所に行くか。
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福岡市役所前。

受付で聞いてみたら4階の保育担当課へ案内され、そこでは順番待ちのカードを引かされた。今116なのに142番。待たされた挙げ句に窓口へ行ったら一通りの内容を早口で説明された。当然ながら親御さんの勤務実態が分かるのが必要。うん、でもそれってあの久太郎に頼んだら出来そうだけど、あとで一騎が市役所のサーバをハックして偽造しちゃった。あれ?一騎ってそんな技術もあったんだ。まあ確かに以前何か仕組んでいたか。

書類は揃いました。窓口の係員が怪しい目をするものの、認可される。結果が出るまで保育園の見学を勧められて近場から見てみた。

最初の保育園では二人パパなんですか?と問われる。
これ、一昔前だったら絶対ダメだったけど、今は時代が変わった。LGBTで押し通せる。ところがミリが余計な事をペラペラ喋ってしまうので逃げるしかなかった。

内定が出てからの保育園。あ、ここは面接してる二人の雰囲気から大丈夫そう。
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父が二人だろうと名字が違うのだろうと、昨今は押し通せる。
それに怪しまれずにあっさり面接通った。

あとは園生活のお知らせを見て準備。しかし読んでみたら当日迄に用意する物がたくさんある。ああ、そうか、そうだよね。入園じゃなくて入院の時も用意する物が結構あるんだよね。もう入院生活向けの物はいつでもすぐに一時間以内に準備できる程に入院慣れしちゃったけど。

色々ありすぎて一騎は百貨店に行けば揃うだろうと高島屋へ。なんでまた百貨店かと思ったら、庶民は園児本人が着てる服、そして保護者の服、それで全部品定めされる。見くびられてダメだと言う考えから。それはあるのかも。

にしても指定された品物より大量に買ったのでは。そして買ってから気づく。全部に名前を入れて下さい。タオルには紐を付けて。紐ってなんだ、紐。と思ったら後で分かった。ぶら下げるのか。

徹夜で準備して間に合わせた。いくらブランド物と言っても一騎と零の格好はまるでヤクザの若頭ではないのか。しかし、顔が良ければママ達は問題無し。一斉にスマホで情報交換している。あの服高いよと言うのも流れて、その点は一騎の考えが当たっていた。

一騎がいつもの料理の腕をふるって大きなお弁当を持って来たがここの保育園は給食でした。それきっと園生活の中に書いてあった筈。

ミリをあずけて一騎と零は久々に解放される。しかしミリは保育園で馴染めなかった。ミリがどうこうと言う理由じゃないのは後で分かるが。

ミリを迎えて楽しかったか聞いてみたらまだ分からないと言う。次の日も思ってたのと違うと言われる。次の日はつまんなかったと言う。

これでちゃんと反応するのが一騎。様子を見に行くと孤立してるのが分かった。杏奈先生に聞いてみたらおたより帳に書いたけど、ミリの洋服に問題があった。あまりに高そうで綺麗だったから他の園児が汚しちゃいけないと避けたのだ。おい、一騎ちゃんと読んでおけ。

杏奈先生から普通に買える場所を教えて貰ってニジマスヤ(西松屋)へ。あまりの安さに大量に買込。いや、だから何故そんなに。しかも最初から紐がついてるタオルがある。

一騎は今日買った服で泥だらけになる程遊んで来いと言うが、ミリはこの時は顔をちょっと曇らせる。だって遊ぶ相手が居ないので。

翌日はパパチャリで保育園へ。服は変わっても昨日までの他の園児の様子がいきなりそれで変わる訳がない。どうするのかなと思ったら、一騎が転がっていたボールでミリと遊び始める。それは普通のパパだと出来ない曲芸の様なパフォーマンスで。そんなの見たら園児達は駆け寄って来る。そしてミリちゃんのパパ凄いと言って、ミリと一緒に遊び始めた。そうか、一騎がきっかけ作ったか。
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