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英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第2話

イングリスは6歳になった。教会で洗礼を受ける。この洗礼とは騎士になる為に手にルーンを授けて貰う儀式。個人の特性によって異なる。ラフィニアは光の弓、上級だった。次はイングリス。こう言う場面って判定装置が振り切れてぶっ壊れるか全然反応しないかのどちらか。たまにわざとモブになりたくてそこそこをわざと選ぶケースもある。

イングリスは4歳の時に異才を見せていたのでみな特級だろうと期待していた。ただ、母だけは特級になってしまってその身を魔物との戦いだけに縛られる身になるのを心配していた。イングリスも同じ考えで、転生したからには自由に武を極めたいと思っていたので特級などごめんだった。そこでマナの流れを制御して何も出ませんでしたーにする。ただ、何も出なかったら騎士にはなれない。そこはイングリスはラフィニアの従騎士となると言うのだ。
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この世界ではプリズムフローと言う雨みたいなのが降る。人間には影響は無いが他の生物には影響があって、プリズムフローによって魔石獣になる事があり、さらには国をも滅ぼす力があるプリズマー魔石獣の王が出現する時もある。

イングリスは12歳になっていた。ラフィニアの従騎士として魔石獣討伐にも行っていたが、雑魚ばかりで不満だった。プリズマーと戦いたいなーと。

雨がやんで空には浮遊大陸が。この世界ではハイランドと呼ばれ、ハイランダーが住んでいた。そこではアーティファクトが作られ、これによって地上の人間は魔石獣と戦えるのだ。その返礼として地上の王国からはハイランドに莫大な貢納物が収められていた。何しろアーティファクト無しでは生きていけないのだから。この関係がハイランダーが地上の人間を見下す要因となっていた。

ハイランドを見たらお願い事をすると叶うと言う、流れ星みたいな迷信があって、ラフィニアには兄の無事を祈ったがイングリスは強い敵と戦えますようにと。天使の身体に武将の魂が宿っているとラフィニアに言われてしまった。もっとかわいいお願い、素敵な男性に出会えますようにとか願ったらと言われるが、魂は武将の時のままなのでそれは願い下げ。

今晩は夜会があります。王国中央から監察が来てるが、それに今回はハイランダーも同行してると言う。ひょっとしたらハイランドは直接支配する目論見もあるのでは。

ラフィニアの父は二人を聖騎士のレオン・オルファーに紹介。レオンはラファエルとも同僚。それから監察官のシオニー卿にも紹介。ああ、シオニー卿、このあと....

そしてハイランドからの使者はラーアル。あの、イングリスが4歳の時に目を瞑って倒した相手。何故おまえがハイランダーに。ハイランドに莫大な金を貢納したらハイランダーの地位を買えると言う。但しコネは必要。ラーアルは全財産を投じてハイランダーになったのだ。

ここでレオンが介入。ハイラルメナスに会わせてやるからついてこいと。一触即発の事態は一応回避。レオンはハイランダーが居ないと魔石獣と戦えないから彼らの前ではヘコヘコしておけと言うが、ラフィニアは聖騎士にそんな事を言ってほしくないと言う。ラフィニアの強さがここで一つ出たか。

ハイラルメナスとは特級印のアーティファクトに変化出来る者。プリズマーに対抗出来る唯一の手段とも言われている。そこに居たのはエリスと言う子だった。

ところがラフィニアがラファエルの妹だと聞いてエリスの表情が変わり、レオンを叩いた。何だ、何があった。
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この時、広間で悲鳴があがる。黒焦げになった死体がそこにある。ラーアルは無礼討ちにしただけと言う。その無礼とは、ラーアルがある女性に夜伽を求めたらそれをシオニー卿が止めたのでこうした。

その上でビルフォールド卿に命じる。そこの女騎士に自分の夜伽の相手を命じろと。このラーアルにイングリスがおまえを軽蔑すると宣告。自分があとで行くからラフィニアやそこの女騎士には手を出すなと。ラーアルはそれを飲んだ。

ラーアルの所へイングリスが向かうと、その前にエリスが立ち塞がる。事情は聞いた。逃げろと。そんな話は聞けないとイングリスが言うと、エリスは脅しのつもりで剣を抜いた。ところがイングリス大喜び。ハイラルメナスと手合わせ出来る!

ここから激しい戦い。イングリスは喜びながらもっと全力出せと。イングリスの剣が折れてしまって傷を入れられたが、かえって喜ぶイングリス。マナが見えるかとイングリスはエリスに問うて、見えると言うのなら自分のちからを見せましょうとエーテルをマナに変換して見せた。

しかしこれが逆効果。これだけ出来るのなら自分ひとりで行けと。
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そんな時にエリスに攻撃。誰だと思ったらレオン。レオン、何をしに出て来た?

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