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新米錬金術師の店舗経営・第11話

サラマンダー出現。どうすると言っても今の装備じゃどうにもならない。これ、後から重装備じゃないとどうにもならないのが分かる。今は逃げるしかない。
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取り敢えずヨック村に戻ってエリンにヘルフレイムグリズリーの状況報告をする。エリンが依頼したのはヘルフレイムグリズリーが狂乱を起こしてまた村に来ないかと言う点だった。それはまあ大丈夫なんだけど。もっと厄介なサラマンダーが居た。あと溶岩トカゲも。でもそっちは餌場を離れる事はないので、普通なら問題ない。

一息ついたので本日の夕食。でもサラサは考え事していてロレアのクリームシチューも食べてなかった。考え事と言うのはサラマンダーを倒して素材を得たらアイリスの借金は返せる。と言っても溶岩トカゲに手こずっていたアイリスでは無理。サラサがやる気になっていた。サラサなら大丈夫、と言う訳でもなく、二人に手伝って貰いたい。

サラサは奥の手でやれると思っていた。一応師匠と連絡をしてサラマンダー討伐方法の確認。普通のサラマンダーならサラサで倒せるだろう。サラマンダーのせいでヨック村方面で地震は起きるわ、あの転送陣の障害も地脈の影響なの?

と言う訳で今日から準備。サラマンダーの高熱に耐えられる防具が必要。溶岩トカゲやヘルフレイムグリズリーの素材を使って防熱部分、アイリスとケイトが内部に張る毛皮の調達。氷牙コウモリの牙で氷結の矢と氷結石を作る。氷牙コウモリの素材は一旦サウス・ストラグへ売却してしまったので今度は逆に買い戻し。その輸送はロレアの父ダルナが行う。この時、サウス・ストラグって遠いんじゃと思って以前の話のメモを見たら歩いて三日だった。それをサラサが半日そこらで移動したんだっけ。そして師匠からは火山の地図も到着。全部の準備に二週間かかった。

頑張りすぎてサラサが燃え尽きたぞ。
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そして討伐の日当日。アンドレ達も来てくれたが、流石に防具は間に合わないから荷物運びで途中迄。アイリスとケイトが感謝するけど、でもサラマンダー討伐は村の為でもあるしね。ロレアには何かあったら先ずは身の安全を確保と言い残して出発。

火山に近づいて、師匠から貰った地図を見て進行方向を決める。
おい、影から師匠が。
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この時点でまあ討伐は大丈夫だよねとは思った。

そして溶岩洞の入口に到着。アンドレ達はここまで....って全然荷物を運んできた風体に見えないんだけど。ここでサラサ達が装備を着替えるので、せめてそれを運んだ感じの絵にしたら良かったのに。

洞を抜けて火口原みたいな所に到着。サラマンダーが居た。サラサの奥の手はペンダントを外してサラサの魔力を思い切りぶつける。しかしそれをやるとサラサは動けなくなる。まるでめぐみんの爆裂魔法みたいだ。おぶって帰る人間が居なくちゃ。あと、魔法の発動に時間がかかるので陽動も。

外に出て来たサラマンダーは予想より大きかった。5mどころかその倍はありそう。いや、そんなもんじゃないだろ。サラサが普通に攻撃しても動じないサラマンダー。アイリスとケイトが氷結の矢と氷結石で攻撃。

愈々サラサの攻撃発動。二人もサラサの背後に。サラサの全力魔法がサラマンダーを襲うがそれでもサラマンダーは未だ凍らない。駄目かも。その時は自分を置いて二人は逃げてと言うが、アイリスとケイトはサラサを置いてなんて行かないと。そうやって二人に押されたサラサであったが、それでも気を失いかけていた。

師匠が来ていたから、いざとなったら師匠がやってくれそうだけど、それじゃ物語として成立しない。どうするのかなと思ったら気絶しかけたサラサに師匠のハッパが飛ぶ。錬金術師サラサ・フィードの意地を見せろ!

サラサの全身全霊の力でとうとう巨大サラマンダーは凍結した。これで倒せたのだろうか。アイリスが例によって不用意に近寄って確認しようとするが、確認はサラサが回復してからだよ。サラサ、薄れゆく意識の中で師匠の姿を認めた。

サラマンダー討伐に成功して、素材が手に入ったらロッツェ家のカーク男爵に対する借金もバール商会に頼らずに返せる。それは良いのだがヘルフレイムグリズリー狂乱の調査はしなくて良いと言った領主カーク男爵の姿勢と、バール商会の癒着があるらしい件はそれだけでは片付かないよね。

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