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新米錬金術師の店舗経営・第12話・最終回

サラサが復活してサラマンダーを倒したのを改めて確認。お店に戻ってほっと一息。こんな時位はお高い葉っぱのお茶で落ち着きたいよね。ところで世間ではお高い葉っぱと言うのはどれだけの相場で思ってるのだろう。遥か昔だけどハロッズのダージリンセカンドフラッシュの値段を見て「いや、高すぎだろこれ」と思った事はあった。50gだかで一万円超えだったかな。私が今年のダージリンセカンドフラッシュキャッスルトン茶園のをルピシアに注文した時は30gで2,800円だった。迷わずに買える値段はここまでかな。
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サラマンダーの素材も高く売れたのでアイリスの家の借金も片付きました。え?それだけ?サラマンダーは普通だとあんな大きさにならないとか、カーク男爵とバール商会が結託してるとか、そっち方面の勧善懲悪が最終回だと思っていたのにそっちは無し?

営業が終わる頃にロレアの父のダルナが手紙を預かったとサラサ宛の手紙を持って来た。差出人はフィード商会。ロレアの実家のお店。この時点であの店って潰れたのでは?と思っていた。それからフィード商会は王都にある筈で、手紙って普通の流通だとサウス・ストラグ迄は届くけど、そこから先のヨック村へはダルナが運んでるのかな。

サラサが読んでみるとフィード商会で番頭をやっていたルロイからの物。そこにはフィード商会は改めてサラサを迎え入れたいと言う内容が書かれていた。語り口調にしたので仕方ないけど本文中で「サラサちゃん」は違和感あった。フィード商会、再建されて営業が起動に乗り始めたので一度来て貰って話がしたいと言うのだ。

この話をロレアやアイリスやケイトに見せたらロレアの顔が暗い。ああ、サラサがフィード商会へ戻ってしまってヨック村から居なくなるかもと思ったんだ。

その晩、サラサが一人で寝てると(いつもロレアと一緒に寝てる訳じゃないの?)嘗ての父と母を思い出す。将来はサラサに店を継いでもらうんだからなと言う場面を。

翌日、サラサがちょっと出かけて来るねと言うとロレアの手がピクリと止まる。村を歩いてくるだけだと言われてちょっと安心。サラサはエルズを誘って村を歩いて回る。ヨック村の事を振り返って見てるのか。ゲベルクの所に行って大工仕事を見たり。ゲベルクの所もサラサに触発されて外に売れる物を作ろうとしていた。アイディアは村長。

次はディラルのお店。ロレアが食事を作ってくれる様になってからは久しぶりらしい。ディラルの店はサラサのおかげで繁盛してる。採集者が増えたしコンロは便利になったし。

村をひとまわりしてエルズからはサラサのおかげで村はみんな感謝してるよと言われた。

戻ってサラサはフィード商会に行こうと思うと切り出す。この言い方だとロレアはショックを受けるが、行くと言うのは訪問してみようと言う意味。ただ、サウス・ストラグと違って王都は遠い。何しろ第1話でサラサでも一ヶ月はかかった道のりだから。往復だけでも二ヶ月。だからその間ロレアを店長代理にしてアイリスとケイトに任せたいと言うのだ。

王都のフィード商会に着いてルロイと出会う。懐かしのフィード商会。
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潰れたと思ったフィード商会だが、残った従業員で何とか再建しようとした。だがあの事件で債権者が押し寄せたりしてとてもサラサの面倒を見ていられなかったし、店の惨状を見せたくなかった。だから孤児院に預けたと言うのだ。それから7年。

サラサはしばし滞在して父と母の店が今どうなっているのかを見に来た。
そしてサラサ不在時、ロレアが頑張っていた。定期的にサウス・ストラグからレオノーラが素材買付に来てくれているらしい。

サラサがフィード商会滞在中、取引先が安心して評判が良いのを見る。ルロイはこの店を継いで欲しいと言うのだが。確かに両親の思いはある。

心が揺らぐサラサはオフィーリアの所へ。悩めるサラサにマリアが目を見開いてオフィーリアは工房に居るから行ってみなさいと。

悩むサラサにオフィーリアは剣を交えようと。こんな時は頭を空にしてみろ。お前の両親は関わる人みんなを幸せにする商売をすると言っていたのだろう。そのみんなの中にはお前も入るんだ。お前の幸せが何かも考えろ。流石師匠。

二ヶ月以上も経つとヨック村のお店も色々大変になって来る。たまたまだろうけど、素材買い取りを急いでやれと言う客は来るし、保存食の在庫が分からず、子供が刺された時のポーションはあるか。まあ客がみんな勝手なんだけど、でもここでサラサ到着。一気に全部を解決。涙ぐむロレア。
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確かにこの店はサラサが居ないとたち行かない。サラサは自分の気持ちを伝えた上で、自分はヨック村のお店をやるのだと、提携する事をルロイに伝えるとルロイは立派になったサラサを両親に見せたかったと言ってくれた。

こうしてヨック村でのサラサのお店は続く。
新米錬金術師の店舗経営、サラサの雰囲気が良くていい感じだった。特にサラサのおかげで声優の高尾奏音さんの声が自分の中でしっかり固定された。確かに放課後ていぼう日誌の陽渚とかヤマノススメのゆりがそうだなと逆に思い返せる程に。

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