新米錬金術師の店舗経営・第6話
小さそうな村なのに繁盛しているサラサのお店。やはり冷却帽子は採寸してからのオーダーメイドなんだ。ポーションの瓶も回収していて、ヨック村の評判が上がって採集者も以前よりも多く来る様になったとの事。拠点は良いとしても周囲に素材となる物は沢山あるのだろうか。そんな世間話をしているアンドレだけど、だったらここで油を売ってないでとっとと採集に行けと迫るサラサ。
てっきりカフェも併設したのかと思ったよ。
そこにケイトとアイリスが素材情報を持って来た。近くでマルセンクラムが採れるらしいと。でもサラサの反応が鈍い。
すーん。
サラサが興味を持たない理由はマルセンクラムの中でも素材になるのは雌の生殖腺だけで、マルセンクラムは雄雌の区別が素人では外観では出来ない。だから収集が非常に非効率だから。でも効率悪いったって個体数では1対1じゃないの?もっと雌雄の比率が偏ってる?1対3程度なら貝なら大量に取れそうだからたかだか1/3の確率ではなかろうか。
でもロレアがマルセンクラムに興味がある、それは以前貰った料理の本にマルセンクラムは料理の材料として使えるから欲しいと言うのだ。ロレアの要望とあれば早速獲りに行こうと立ち上がるサラサ。ロレアちゃんは可愛いからと言うけど、食欲の意味でもあるのでは。
臨時休業して湖へ採集へ行く。でも緊急で必要になりそうなポーションはダルナの店に置いておくと言う。気軽に村から出られないのは大変そう。
冷却帽子を被って四人で湖の方へ。村の人達が気軽に湖に行かない理由は途中の森で魔物が出るから。ピクニック気分だとうっかり死んじゃう。
途中にお花畑出現。このお花畑、何かで役に立つのかな。アイリスが鼻を刺されるだけ?前回はロレアが蜂に刺されていたな。
湖に到着してまずはお昼。ロレアが持って来たのはお弁当。あんなに大量にちゃんと作って持って来てくれた。そこにムササビみたいな動物がキューとサラサの肩に乗って来て、お弁当で懐いちゃった。
お弁当食べたら採集ですよ、アイリス。
今回水着回だったのか。
あっさりマルセンクラム採れた。聞いてたとおり。こう言う情報どこから来るんだろう。ロレアはマルセンクラムから宝石が錬金出来ると聞いていたけど、マルセンクラムだけからは宝石は錬金出来ず、他にもお高い素材が必要だそうだ。サラサの胸にあるペンダントの宝石はもっとお高い物らしいけど。
ケイトとアイリスの採集を待ってる間、サラサとロレアも湖に入ってみる事にした。しっかり水着持って来ていたのだ。でもロレアは湖には滅多に行かないヨック村の子だから水遊びをした事がない。自ずと泳げない。こんな事もあろうかとサラサは魔導キッチンの素材からビート板も用意していた。あんな重そうなの作るのにこっちも出来るのか。
ビート板でロレアは懸命に泳ぎの練習。ロレアは出来ない事もあるけど、頑張る時は一生懸命。先日クッキーを作る時もそうだった。いや、魔導コンロ、使い勝手悪すぎでは。ともかくロレアは頑張る子なのだ。
そんなロレアちゃん好きだな。そんなロレアから泳げたよお願いしますねサラサ先生と言われて抱きつかれて、あら^~。
そんな場面を見ないでしまって、夕方が近づいて来たのでケイトとアイリスは採集を終え様とする。が、背後から近づく巨大モンスター。こいつ、表面がぬめぬめして剣(どこから?)も矢も受け付けない。かと言って剣を刺すと電気が流れる。ケイトがやばい状況になった!
今回、こう言う場面多いね。
怒ったサラサさん、本気だすよ!
でもこの時にペンダントが落ちてしまって、サラサの風魔法が強烈に効いた。サラサの魔力量が多いのでそのペンダントで制御していたのだそうだ。
風魔法の影響でマルセンクラムも大量に打ち上げられ、魔物も解体して食材に。蒲焼になって、マルセンクラムはチャウダーに。
夕食を食べながら突然歌うよー。