Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-・第8話
DIY部の手作り小物、ネットでもリアルでも順調に売れている。せるふのを除いて。言いにくいが品質が...ともあれこれで資金の目処が立った。次はツリーハウスの設計図だとくれいは話を無理に戻す。にしてもジョブ子が持って来るのほとんどぷりん作じゃないか。あとたくみが作ったのは前回気にしていたあのエプロンか。
イメージから設計図を起こす。今ならCADだよね。建築ではCAD化が凄い早かったよね。Windows3.1の時代にはもう出ていたと思う。私が教養部で図学を習った時代とは違う。イメージ図ならせるふが良いのではとたくみが提案。確かにせるふ、絵が上手いから。
どんなツリーハウスにしたいかみんなで要求項目を挙げていく。なんでもイイねー。でも段々変な要求が出て来た。変形したら格好良いよねと言うのは無理。
せるふはイメージが湧いてきた。湧きすぎて翌日持って来た絵が大変な事に。
いろんなイメージが湧いちゃって
絵は凄いんだけど、これは実現不可能。そこをたくみがフォロー。絵の中に沢山ある家などの中からこれが欲しいと言う部品をまとめたらどうだろうか。なるほど、それはアリだ。こうしてイメージ図が完成。
誰が設計図をひくんですか?え?
いや、以前の小物の時にジョブ子がやってたからジョブ子なのでは。でもジョブ子が最初手を挙げない。だとしたらここでぷりんが参戦かなとチラと思った。と思ったのにジョブ子が自分なら出来ると言い出した。最初から言えよとくれいも思ったものの、実は理由があったのだ。これだけ大きな物の設計図は書いた事がないから出来るか分からなかった。
今回の結愛家の夕食はチキンカレー。折角ブタさんが平穏だったのに明日はカツカレー。せるふからDIY部のみんなが色々特技があるのを聞かされた母。でもせるふは実際にツリーハウスを作る段階になったら自分は何が出来るのだろうと悩む。悩んだ結果、母からトンカチとか道具を借りて何かし始めた。その時のトンカチ打つ失敗の声がぷりんの部屋に迄届く。
そのぷりんの部屋。ジョブ子が何か図面を見ながら唸っている。あれ?紙に書いたの?いや違った。これはジョブ子の母がその昔にやはりツリーハウスの設計図を書いたものだった。
ぷりんが入っている風呂に入って来て、あの設計図を自慢した所迄は良かったが、でも流石のジョブ子もCADを使った事がないし、建築学を習った事も無い。ジョブ子なら出来るよとぷりんは言うが、覚えるにしたって時間が足りない。だってジョブ子は一学期だけの留学で、梅雨明けまでに設計を終わらせて夏になったらもう作り始めないといけない。設計図にかけられる時間はあと10日しかない。
どうしてそれで引き受けたのかと言うぷりんにジョブ子は楽しかったからと。母とツリーハウス作った時、とても楽しかった。そしてDIY部ともこの気持を共有したかった。気持ちで勢いで引き受けるの理解出来る。
こんな状態、ぷりんは放っておけなくて自分も手伝う事にした。
こうして梅雨の期間の設計は進む。
その間に登場した場面って全部三条市のお店とかかな。あのカレー食べた木造の店が実在するって前回だか知ったから。
設計図、完成。でもぷりんは自分が手伝ったのは内緒にしてねと言う。ジョブ子はそうすると言ったものの、どこかで言っちゃうんじゃないかな。
設計図は先生やくれいに認められてさあ作ろうと言う段階になったが、その前にせるふは家に来て欲しいと言う。見せたい物がある。あの母に道具を借りて何か作ってたヤツかな。