ヤマノススメ Next Summit・第5話
Next Summit愈々本格的に開始です。
Aパート:登山部からの挑戦!?
そして愈々小春部長登場。登場の仕方があおいに嫌な予感をもたらす。あのひなたとの再開と全く同じではないか。まあひなたと再開したの自体は悪い事じゃなくて、却って良い事だったんだけど。
いきなり名指しされて狼狽するあおいをかえでがフォローする。かえでがうっかり小春の前であおいの話をしたら登山部に入らないかと突撃して来たのだ。放課後、興味が無くても部室に来い。
部室に行ってみると日常系アニメにありうべからざる男子が沢山居るむさい部室。もうこれだけで引いちゃう。登山でもインターハイあるのでその為の練習もしている。うん、個人的にはこの体育会系のノリは到底ついて行けない。
でもあおいは体力作りにちょっと興味持って、体験入部してみる事にした。かえでも付き合うと言うので。ただ、お昼の時のひなたも、そして着替えてる時のかえでも、自分の登山と登山部の登山はちょっと違うなとどちらも入らなかったのを知る。
体験入部は聖望学園から天覧山迄のランニング。しかもまっすぐ向かわずにカインズホームの横を廻っていつもの天覧山とは反対側の裏手から。
カインズホームの横を走って西武池袋線(ここは池袋線です)のガードの下をくぐったらここなが居て、あっと言う間にあおいに追いついて日陰には凍りついた場所があるかもしれないので気をつけて下さいと、涼しい顔で行ってしまった。
神久山方面から行くと天覧山山頂への最後は階段が続く道。疲れていると結構辛い。それを駆け上がるとか。階段の上の東屋が見えた頃に小春達はもう帰って行った。
こんな疲れ果てて周りも見られない登山の活動は自分がしたい事ではない。昔のあおいならちゃんと断れなかったかもしれない。そしてかえでも小春にこれは仕方ないよねと言う顔を送ってくれたのもあって小春はきれいに引いてくれた。でも懲りずに登山部には顔を出していいよと。
暗くなった帰り道、ひなたが校門の前で心配して待っていてくれたよ。
やはり今期はひなたフォロー多いのでは。
Bパート:武甲山で愛のムチ?
小春からまた部室に来てねと言われたので、行ってみたが、体力作りに良い山ないか聞いてみたら小春からは武甲山推しをうるさく言われた。
頂上までは往復4時間弱。うーん、初心者にはちょっと辛い時間では。
さらにその後あおいがハイキング気分で行けるとか母に言うし、これは登山した事が無いとか、未だ未だ初心者のレベルのヤマノススメファンには誤解を与えそう。
ひなたが下調べしたら、登山口にあたる生川の一の鳥居迄横瀬駅から車でも20分、歩いたら一時間半以上。これ、本当に長いから。
ひなた父はキリマンジャロに行ってるので車が出せない。でもあおい母から秩父のクルミそば食べたいから行かないかと誘われて、渡りに船~。
そこであおいは必死に母を説得。あおい母は霧ヶ峰を難なくクリアしてるので、その後もウォーキングしてるのならまあ行けるかも。ここであおいは余計な事を言ってしまう。本格的登山の為の体力づくり→これは以前あおいが富士山でリタイアしたので母は心配していたので、理解する。母の荷物も持つ→ちょっと余計だった。
一の鳥居の登山口で母から荷物を持たされる。かなり重そう。手が塞がったら大変だなと思ったけどあおいのザックでかいから中にはいる。重いのでヒーヒー言いながら登るあおい。
ちっこい犬にも抜かされるけどマイペース、マイペース。あおい、成長してる。
やがて不動滝に到着。
※ここまではそんなに厳しくない。
若いって羨ましいわね、お母さん位になると段々身体が動かなくなるの。
うん、年齢的に娘みたいなあおい母にそれを言われると、ジジィの私はとても辛い。本当にそうなんだけど。
あおい母、ここであおいにさらなる試練を課す。不動滝にあるペットボトルに水を入れてこれを山頂のトイレまで運びなさい。とりあえず500mlのペットボトル二本。がんばれーと言ったひなたには4L程のデカいヤツ。
歩荷(ぼっか)と言うらしいけど、普段よりずっと重い物を持つとかなり来るみたい。ヒーヒー言いながら大杉の広場に到着。ここで半分程度かな。残りは50分なのか60分なのか、どっちだーと言うけど。
武甲山の御嶽神社に到着したらもう事実上の山頂。
ここでトイレの水をあけてペットボトルはそこに置いておく。
トイレの裏手から山頂への道へ。
着いたー。
秩父の街が全部見渡せる。
お昼はさっきの御嶽神社の前に戻って、流石にあおい母の準備で完璧なお昼だよ。
お昼を食べて軽くなったかなと思ったのに、母からはさらに予備の水を背負えと。母はやはりあおいの体力を気にしてるんだよね。