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アキバ冥途戦争・第6話

あああ、とうとうねるらにこの日が来てしまうとは。

とんとことんはこれまで描かれた様にケダモノランドグループだった。そしてそれとは別のグループも存在する。それはあのねるらの店が所属するグループ。メイドリアングループ。

そのメイドリアン台頭の立役者だった赤い超新星が出所。堀切橋と思われる橋を渡っているので小菅の東京拘置所を出たんだろう。愛美がメイドリアングループの本部に戻る。どうも愛美が入っている間に前の代表は亡くなっていて、宇垣と言うのが代表になっていた。
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宇垣の代になってから売上が倍増して店舗数もケダモノランドグループに迫る勢いだと言う。経営的にはそれで良いかもしれない。だが愛美はそれでは気に食わない。あのチュキチュキつきちゃんの店長がそこに居ない。嵐子に壊滅させられたからね。そこまではこの時点で愛美は知らないが、とにかくケダモノランドグループにやられたと言うのはその場で聞いた。

だからそれを放置してのほほんとしている現体制が気に食わない。メイドはなめられたらおしまいだ。やられっぱなしでは済まない。ケダモノランドの誰がやった。それはとんとことん。

愛美はあの勢いで代表代行に指名される。そしてその挨拶状がケダモノランドに届く。呼び出されていたとんとことんの店長だが、同系列でしかも金を稼ぐ優良店だったメイドシープを潰したのは間違いなく責められる。そこで店長に指示が下る。チュキチュキつきちゃんを潰した件でメイドリアンと話をつけて来い(やられて来い)。

愛美がとんとことんの偵察に来たか。一階のラーメン屋に入った。愛美は7年間収監されていたので、15年前に収監された嵐子は知らないのだろう。一緒にラーメンとビールを飲み、お互いに変わらぬ価値観を持っているのを確認した様だ。

なごみがいつもどおりにチラシ配りに立っていたが、エイリアン系のメイド服のメイドリアンの人達から遠巻きに見られていた。なんだろうと思ったなごみにねるらが教えてくれた。赤い超新星が出所してからメイドリアングループの方針が変わってしまった。邪魔な物は潰す方針になってしまったと。

店長がなごみを迎えに来た。そこでなごみがメイドリアングループのねるらと仲が良いのを知る。

店長からのお知らせ。とんとことんだけでメイドリアングループと話をつけろと言われて来たと。どう言う事か。嵐子が解説する。我々に死ねと言われたのと同じだと。これに対抗するにはトップのたまを取るしか無い。でもメイドリアンのトップって誰だ。誰を殺せば片がつくのか。そこでさっきなごみが聞いた話をした。赤い超新星が帰って来たからこうなった。

なごみは謝って何とかしようと言うが、それが効かないのはみんな知っている。店長は赤い超新星の情報を掴もうとしたが、店長は情報屋に顔が効かない。

そこで閃いた。なごみがねるらと戦いたくない。だったら姉妹の契を結べば良い。自分が立会人になってやろう。そう言う甘言を店長が言う時は良くない企みがある時だ。嵐子は他の系列の子と姉妹の契になるのは危険だと忠告された。同じ店でも姉妹の契が破棄される事はある。それは嵐子の経験からだった。あの時は嵐子が穏健派だった。

なごみはねるらに姉妹の契を結ばないかと言ってみた。普通なら抗争目前の別のグループで姉妹の契なんて結ばない。だが、なごみの真剣な眼差しを見てねるらは受け入れてくれた。そしてあのラーメン屋で姉妹の契の儀式。やはり店長只者ではない。
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メイドリアンでは愛美がとんとことんを潰す命令を下した。ただ、メイドリアンの他の幹部は乗り気ではなかった。それを強権で押し通す。

店長はなごみに今度ねるらを店に呼んで色々お話しようぜと言う。でもこんな時期に危険ではと言うが、店長は是非呼ぼうぜと。しぃぽんはもう察知していた。ねるらにスパイさせたいのだろうと。なごみはそんな事出来ないと言うが、店長はこれしか手が無いと言ってくる。それでもなごみはねるらにそんな事させられないと拒絶した。
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ですとろんでは檄文が読み上げられていた。愈々メイドリアンによるとんとことん攻撃が近づいていた。

なごみとねるらが今日もチラシ配りをしている。その時にねるらが何だかわざとらしくチラシを落とした。なごみも拾ってあげるが、その時に今更に見えるがねるらがチラシをくれた。ああ、ここに何か混じってるな、と見たらやはりねるらがさりげなく情報をくれたのだ。メイドリアンがとんとことんを襲撃予定。

とんとことんは急襲を受けるとは思っていなかったのでこれは貴重な情報だった。

ねるらは他にも画策していた。メイドリアンの愛美の所に警察がやって来る。今度出入りがあるんだって?そう言って介入されたくないだろ?みたいな事を言うので愛美は刑事に裏金を渡す。だが裏切り者のせいで余計な金を使った、誰が裏切り者か探せと命令を下す。

それ以降、ねるらは姿を消した様だ。それをなごみが心配していた。それを見た嵐子が明日から一緒にお散歩に出て探そうと言ってくれた。

メイドリアン側ではねるらが情報を漏らした裏切り者と把握していた。なごみ達はねるらの居場所を探しあぐねていたが、ラーメン屋の大将がそれを教えてくれて、ねるらに会う事が出来た。

だが、ねるらは最後に会えて良かったと言う。そこにやって来た愛美。なごみが口を出そうとしたが、嵐子はメイドリアンの中の問題だ止める。ねるらが愛美に突撃するが、やはり敵わない。愛美はどうしても助けたいと言っても嵐子は向こうの問題だと止める。だが、なごみはそれが何だと言うのか、ねるらは自分の姉妹なのだ!

それを聞いて本望だと言うねるらが突撃。愛美に銃撃されて倒れる。ああ、やはり助からなかったか。ねるらが倒れてまなみは嵐子の手を振りほどいて向かう。愛美の部下がまなみにも銃を向けるが嵐子はそれは筋が違うと掣肘。

なごみの姿を見てそれでもメイドかと言う愛美だが、刑事が来てると言うのでここまでにして立ち去る。

ねるらが抗争に巻き込まれる日が来るとは思ったが、最低限なごみが戦う場面では無かったのが救いだろうか。ねるらはなごみにそのままのメイドで居てと言って息を引き取る。
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