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アキバ冥途戦争・第7話

あー、なごみ、居なくなっちゃったか。無理もない。
ゆめちが愛美に殺されてしまい、代わりに出頭したのはですとろんの店長。フラフラじゃないか。

愛美配下は人数は以前よりは減ったが愛美に死ぬまでついていく生きの良いメイドばかり。一方でメイドリアングループとしてはもう愛美の居た時代とは変わったのだ。それでも愛美の強権によって代表の宇垣は気圧されていた。宇垣にも言い分はあった。愛美が塀の中に居るうちに先代が方針を変えていたのだ。それに沿っているだけだと。愛美は塀の中に居た時から変わっていない。それが行き違いになっている。

なごみに代わって嵐子がお散歩(チラシ配り)。ふと見るとそれらしき人物が居た。てっきりとんとことんの動向を探っている愛美の配下かと思ったら違う。なごみだ。
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割引クーポンでござる。忍者の格好をしたなごみ。でもなごみはそれを否定。忍者カフェに行って嵐子は一応なごみではないと言う前提で聞いてみた。何故なごみはメイドになったのか、なごみはメイドに失望したのか。忍者が答えるにはメイドと違って忍者は平和に暮らしている、きっとなごみも平和に過ごしているのだろうと。

忍者は楽しいと言いつつ、段々声が弱くなってなごみは正体を明かした。忍者で楽しい訳が無い。でもメイドはもう無理なんだ。自分はみんなの足を引っ張って、挙句の果てに姉妹を死に追いやった。もう無理なんだ。

その、目の前で大切な人を死なせてしまった、何も出来なかったと言うのは嵐子が15年前にあの店長を撃たれてしまった時と同じ。

忍者カフェでなごみが殿からの指名を受けた。そこに座っていたのは三人。あ、真ん中の男のTシャツに「ねるら」って書いてるぞ。その通りにこの三人はねるらファンだった。
嵐子が三人になごみの居場所を教えた。かと言ってなごみを責めに来たのではない。

ねるらは三人によくなごみの話をしていた。なごみはアキバのメイドを変えて行く存在になるだろう。あの子は良いメイドになるに違いない。そう伝えてねるらの写真を渡した。
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ねるらが撃たれた場所に佇んでいたなごみにラーメン屋店主が話しかける。ラーメンを食べさせながら自分のラーメンは変わらない為に変えているんだと言うのを語った。大元を変えない為に変える部分は変える。

変わらずに居る為に(それはねるらが望んだ事)、変わらなければならない部分がある。そう意識してなごみがクナイの練習を始めた。これを見た時点では忍者カフェでの練習かなと思ったけど違った。

愛美一味が総勢17名でとんとことんに乗り込んで来た。嵐子達が迎撃。激しい撃ち合い殺し合いに。店長が人質を取っても問答無用で人質を撃ち殺して撃って来た。外でも銃声が聞こえて三人が下りたが、あれって御徒町さんだったんだな。

とんとことんはよく戦ったが多勢に無勢。嵐子は突撃をかけるからゆめちに敵の頭を取れと言う。それでは嵐子が死ぬと言っても、店を守る為ならなんでもないと言うのだ。嵐子は過去の塊根から守るべき物の為なら刺し違えてでもと言う姿勢なのだ。

愛美がマシンガンを撃ちながら迫って来た時にエレベーターの扉が開き、煙幕が充満する。なごみが来たのだ。
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なごみが?驚く嵐子。
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なごみが愛美から重火器を奪った事で形勢が変わる。
「もう誰も殺させない。私はアキバで生きるんだ!」
ここからとんとことんの戦い方が変わった。撃っても脚を狙う。あの嵐子も。形勢不利になったみやびは愛美を引っ張って外へ。私から逃げるなとなごみが追い、嵐子も行く。

逃げたみやびと愛美だが、援軍を呼べばこちらが勝つと思ったのに、宇垣からは拒否された。おまえらが勝手に死ね。宇宙人は獣と手を取ってこの先生きて行くのだ。

援軍は来ず、傷ついた愛美は秋葉原公園でみやびから手当されていた。ここ、この当時はこう言う窪地みたいな所だったんだよね。ブラタモリにも登場した嘗ての荷揚げの為の船溜まりだったので。

愛美がみやびを逃げろと行かせた後になごみがやって来た。自分はメイドだと強調するなごみ。それは愛美が知っているメイドとは違う。嵐子もまた自分の中のメイドでは愛美を始末しなければならないと思っていた。だがなごみはその二人の間に立つ。

あくまでも生死をかけて戦おうとする愛美に、あなただって死んだらご主人様が悲しむ。そう、あのねるらファンの様に。そしてそのねるらからなごみはそのままのメイドで居てくれと託された。そのなごみに打ち掛かる愛美をなごみが殴り倒した。なごみがすっかり成長していた。これがメイドだ。

そんななごみにすっかり気持ちが変わった愛美。豚狩りは終わりだ。

メイドリアンに戻った愛美、宇垣達に撃たれて蜂の巣に。前のめりで大往生。
宇垣は愛美一派を追い出してこれで無事にケダモノランドと合併と思ったが、武闘派を失ったメイドリアンはケダモノランドの一方的な要求を呑まされての吸収合併しか無かった。やはり武力を失うとこんなものだ。

対立グループからの追求は無くなったとんとことんだけど、ケダモノランドの代表凪はとんとことんが丸焼きになるのを期待していた。だからこの先今度はこいつがなごみに立ちはだかるのか。

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