ぼっち・ざ・ろっく!・第6話
前回までのあらすじ。ぼっちなぼっちがバンドに入れてウェーイな感じになったかと思ったのにチケットノルマ5枚が来てしまってうへーになってしまった。
ちち、はは、いもうと、いぬで4枚。な訳が無く、犬は無理だし妹も未だ小さいのでロックバンドライブは無理。こうなったらちちとははに全部チケットを買ってもらうしかないのではと思った。一方でちちとははがその状況を理解してるのだろうかと言うと、一応理解していて、でも娘を甘やかさない方向かなと思ったが、ちゃんとお友達に売ってあげましょうかと言ってくれる。素直にお願いすれば良かったものを、その直前に妹のふたりにお姉ちゃんは学校で友達が居ないと言われたのを強く反論してしまって(人の痛みを知れー)、頼むに頼めなくなってしまっていた。詰み。
そうしてぼっちは金沢八景駅近くの横浜金沢七福神弁財天の所で佇んでいた。
宣伝フライヤーを作ってみたが、手作り感満載だし、コミュ障なので渡せる筈もなかった。そんな時にLOINEで喜多達がチケット売れたよ報告が入る。虹夏がぼっちちゃんはどう?と言うのがぼっちにこたえた。全然売れないとこのままでは放逐されてしまう。
などと嘆いていたら怪しげな人物が倒れ込んで来た。水をくれー。味噌汁もくれー。ご丁寧にしじみの味噌汁を買ってあげるぼっち。でもヤバい人間を助けたみたいと逃げようとするぼっち。お酒はほどほどにしないと言ってるそばから酒を飲むヤバい人間廣井きくり。
逃げようとした所をギターを見られて自分もバンドやってるんだと言う。大人のバンドマンと話すのは初めてで怖い。下手に見せて何か言われて怒られたらどうしようと思ったぼっちは早口で買ったはいいけど一日で挫折して質屋で売って今日は焼肉だー!と行こうとしたのを廣井は止める。一日で諦めるのは勿体ない。もう少し続けてみたら。
あれ?まともな人?
そんな訳で今のはウソですと言ったら、凄いスラスラ嘘つくねと言われてしまった。
廣井はお酒とベースは命より大事で肌身離さずと言うのにベースが無い。飲み屋に忘れて来てしまったらしい。取りに行くよと引っ張られて行くぼっち。色々軽い。
STARRYでは虹夏が心配していた。あのLOINEまずかったかな。追い詰めてないかな。
廣井がベースを回収して駅前の金沢シーサイドラインの高架下へ。人通り多い。それにしても全然知らないここに来たと言う廣井。地元じゃないんだ。そう言いながらまたも酒飲む廣井。幸せスパイラルって悪循環じゃないか。
ぼっちが酒に溺れたらどうなるんだろうと想像したが、ぼっちちゃん、お酒はこの先も飲まない様にしようね。
それを想像して取り乱していたぼっちに何してたのかと廣井は聞き、ぼっちの事情は知った。それは大変だと言って廣井は今からここで二人で路上ライブするよと言う。路上ライブして知って貰って幾ばくかのチケットを売ろうと言うものだ。
でも路上ライブの機材が無いと言って仲間に持って来て貰う廣井。その時のスマホがバキバキに液晶が壊れていて、ああなるほど廣井の性格が現れているなと思った。
でもこう言う廣井のノリだから金沢八景のみなさーんって叫べる。ぼっちが他人のフリしてわー楽しみとか言っても駄目。
怖いのなら目を瞑って弾いたらと言われ、それがあったかとおもったぼっちだが、廣井は戦う相手は目の前の人達じゃないよ、敵を見誤るなよ。
目を瞑って弾き始めるぼっち。すると廣井がしっかり合わせてくれる。廣井はすごいんだ。なのに自分は目も開けられない。そんな時に「がんばれー」と言う声が聞こえた。浴衣の子。ギターの人、フワフワだったからついと。これでぼっちは気づいた。最初から敵なんて居なかったんだ。そして目を開いて、安定感が増す。それに気がつく廣井。この子は上がって来る子だ。
ぼっち、目を開いたのは片目だったんだけどね。
そしてがんばれーと言ってくれた子がライブのチケット欲しいと言ってくれた。見ず知らずの人にチケットが売れたよ!
警官がやって来てここでのライブはやめて下さいと言う。こう言う時の警官ってどう対処してるんだろう。たまたまの行いだったら注意するだけって感じだろうか。杓子定規に規制しても警官も疲れるだけだし、社会も安定しないし。
残った一枚。それを廣井が買ってくれると言う。廣井も普段は新宿拠点だし、STARRY知ってるし。1,500円っておにころ5本分なのか。でもチケット買ったら帰る電車賃無くなったのでぼっちから借りる事になるけど。
ぼっちがみんなにチケット全部売れましたってLOINE送るんだけど、三人が信じてくれない。