ヤマノススメ Next Summit・第9話
Aパート:渓流釣りって、人生?
原作では七十六合目の話。
飯能に春が来た。先週バレンタイン。画面では梅が咲いていたので2月から3月でしょうか。ここなが雪村家に来て春キャベツを使ったロールキャベツを作成。あれ?ケチャップ味じゃないの?
あおい父の誠に試食して貰ったが、誠はそれよりも釣り雑誌を見ながら今度一緒に行かないかとあおいを誘って来る。あおいはえー興味無いって顔したのに、ここながもの凄く乗り気で、行く事になった。こうなったらひなたも巻き添えに、ってのは原作には無くて、原作ではひなたはこの渓流釣りエピソードには参加していない。
行き先は名郷。誠は名栗って言っていたけど名栗はあの辺一体が飯能市に合併される迄は名栗村だったのもあって結構広範囲な呼び名でもある。
名郷の笑美亭を拠点にして釣り場へ。スローループの始まりだ。
こう言う時、あおいは失敗するんだよね。
そして餌は当然あおいには苦手なのだが、ここなだけが平気な顔していた。
30分経過したけど、あおいとひなたの竿には全くかかる気配も無い。そこに誠がやって来て水の中を想像し、そして魚の気持ちになるんだと言う。ここですよ、そう言うの、ここなの出番。
見事に釣れました。
釣れないのも含めて釣りなんだよと誠は言う。そうなの?色々な条件の影響で自分の力ではどうにもならないかもしれないが、そう言う環境でも足掻く、釣りは人生。なかなか高校生には難しい。社会に出るとそんなのばっかり。
釣りにここながこんなに食いついて来たのは来年高校受験だけど自分の将来がイメージ出来ないから色々な物を出来るだけ体験したのだと言う。凄いね、私の高校受験って偏差値でしか選ばなかったよ。ただ、親はそこ以外無いって圧力かけて来たと言うのもあるけど。
ここなはあおいとひなたの高校が良いと思っていた。定期代かからないし制服は可愛いし、そしてそこなら成績上位者として奨学金も貰えそう。
今日は父から人生訓をたれられたしここなからは将来の考え聞かされたし、自分はと無心になったところであおいにも釣れた。
Bパート:ひなた一家と、いざ鎌倉!
原作では七十四合目。渓流釣りと近い話。
あおいが倉上家にテスト勉強に来たらリビングでだらしなく寝てる足が見えた。てっきりひなたかと思ったらこれがひなた母の舞だった。アニメで初登場、だよね。しかも名前が判明したのはこのアニメによるらしい。
仕事にすっかり疲れた舞はこのままではやってられん、何か気分転換が必要だ、山と海(同時)に行くぞ健一(ひなた父)計画立てろ、と叫んだらアニメのひなた父が本当によくできた人物でそれじゃ鎌倉に行こうかと提案した。その場に居たあおいも誘って。
本当のところ、この鎌倉アルプスの話を読む迄鎌倉で登山出来るなんて全く考えた事もなかった。
飯能から行くなら池袋に出てそこから湘南新宿ラインで一本。電車もE231系らしき車両だしと思ったら一旦大船で降りてしまった。舞が駅弁買いたいからだと。そして北鎌倉に到着。舞が居ないと思ったらトイレばかりか鳩サブレーまで買って来た。
折角だからと先ずは明月院を見に行く。あじさいの季節だと大変な事になる明月院。そして住宅街から天園ハイキングコースへ。このコース、奥武蔵や奥多摩と全然登山道の雰囲気が違うんだよね。地質も違うので、天気の良い時期でも場所によってちょっとぬかるんでいたりするので靴は選んで行った方が良い。
ハァハァ言いながら登る舞だが、これぞ人間らしい生活。何の仕事してるんだろう。
凄い変化に富んだ道を歩いたらやがて大平山へ。この場面はショックだった。7年前に原作の鎌倉アルプスの舞台探訪で行った時の写真と見比べたらそこにある大きな並木が全部伐採されてしまっている。(丁度指先の所)
大平山の広場で大船駅で買った駅弁。舞とひなたとあおいが美味しいと言いながら食べてる横で背中を向けて健一が何かしてるのでまさか駅弁からハブられたのかと思ったら、アルコールストーブでお湯を沸かしてお茶を淹れようとしていた。火力が弱いからなかなか沸かなかったけど。やはり道楽品か。
天園ハイキングコースから下山して鎌倉宮へ。そこで厄割石。やはりあおいは失敗するキャラか。
次は海。でもここから由比ヶ浜は結構あるんだよね。健一はバスを考えたものの、鎌倉のバスは一旦駅に集まるからね。舞の主張で歩いて行く事になる。
小腹が空いたら買っておいた鳩サブレー。
もう夕方近くになってるけど、実際これと同じ事をすると時間はかなりかかる。
今回雪村父と倉上母かから人生訓を貰ったあおい。
春が来たら二年生。
今回のEDは原作八十八合目の鋸山。原作に無いイノシシに襲われるとかかなり危ない登山してる。