Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-・第4話
ぷりん帰宅。
AIがおかえりなさいを告げる。ここで最初は適当に聞き流したけど、土曜講習を受けて帰って来たのだ。だからこの日の出来事の翌日は日曜日。なるほど、部屋づくり出来る訳だ。
せるふの家を見たらジョブ子が居た。どこかで見た事があると言うが、それってジョブ子が湯高の入口で立ってたのとはまた違うどこかで見た事らしい。
ぷりん、どうもせるふの家に行きたかった様だ。でもどんな用事があって来た事にしようかと思案中。笹団子貸して、ってお醤油貸してよりずっと不自然だろう。そんな場面をせるふの母に見られてこれから夕食作りますね(食べて行きなさい)と言われてしまった。
と言う事で、せるふとジョブ子と一緒に食卓を囲むぷりん。
せるふが歓迎。久しぶりだね。
せるふからジョブ子の紹介を受けてフルネームを知る。IT系の超天才博士の娘と判明。いやぁ、有名な博士を知っていても普通は娘が居るかすら知らんだろう。スティーブ・ジョブズとかイーロン・マスクの家族なんて一人も知らんよ。
今日の結愛家の夕食はサルティンボッカ。初めて聞いた。簡単に作れる肉料理らしい。今回も豚肉。肉料理ばかりの結愛家は好印象。
ぷりん、最先端企業のCTOの娘が何故潟女に留学したのかと聞いてみたら、前回聞いた漢字間違いの入学だと分かる。その辺はやはりジョブ子も湯専の授業が気になったのでぷりんに聞いてみた。ディープラーニングとか言い出したぷりん。何だかそれっぽい内容に仕立て上げてる気がするが、まあ良いのではなかろうか。言語問題とか言ってるが多分それは翻訳の方を意識してるんだろうな。私は翻訳よりも言語学的な方に興味ある。人類の言語獲得の過程でどうして今の様な統語法になったのか。チョムスキー学派は普遍文法があって、脳にもその普遍文法装置があると言う前提で研究してるけど。
お風呂に呼ばれたのでぷりんが帰ろうとしたらジョブ子が止めた。一人でホテルで入るのは嫌だと。風呂でも話に花が咲くぷりんとジョブ子。
お風呂上がりでDIY部の部員が増えていないと言う話を聞くぷりん。かわいさが足りないのかなと言う点で考えたが、お菓子の家はいくら何でも作れまい。せるふはすぐに妄想が膨らむなあ。
家に帰って寝たぷりんだが、起きてみたらジョブ子がPCを勝手にイジっていた。それ以前にセキュリティを破って家に入り込む。湯専のカリキュラムを見て流石だと言いながらそれをダウンロード。さらに何か注文していた。支払いはジョブ子のブラックカード。
注文の品物が到着。ドローンで配達されるの、場所にもよるけどそろそろ実用化されるのでこの場面は納得感がある。それにしても大量の品物。この時点ではせるふの家に住み込むただの荷物かなと思ったけど、そうではなかった。
中身は工具だ。今日からここに住むと言った場所はぷりんの家。
ぷりんの部屋にはロフトがあってそこが空いていた。スマホをかざして部屋に目的の物を設置するイメージをARで確認する。そのアプリに興味を持ったぷりん、ジョブ子のこれらの最新のアプリを提供する代わりに手伝えと言うので、思わず飲んでしまう。
と言う事でとうとうぷりんがDIYの手伝いを開始した。ハンモック作りに興味を持つぷりん。ここからぷりんにDIYの楽しみが始まるのか。
こうしてぷりんの部屋のロフトにジョブ子の部屋が出来たのだが、なぜそこまで忍者にこだわる。
ちゃんとママに説明しなければなりません。睨んでいたけど、あっさり良いわよ。一ヶ月あたり一万で。これジョブ子とママの間で通貨単位の取り違えあるだろうとは思った。一万ドルは高いが一万円はホームステイ料金としては安い。食費だけでもそれ超える。
早速引っ越し祝いの食事にしましょうとぷりんママが言うのでジョブ子はおはぎと言うのを食べてみたいとお願いした。私が最初に浮かんだおはぎはつぶあんのおはぎだけど、そう言えばおはぎと言っても種類があるんだっけ。
その夜、ぷりんはどうしてせるふの家じゃなくてぷりんの家を選んだのか聞いてみた。それ、せるふの家に空いた部屋が無いからではとか安易に考えたけど、やはりジョブ子はぷりんがせるふから泊まって行ったらと言われた時にせふるアレルギーなのと去って行った時の様子を見ていたんだ。そこまでも含めてジョブ子はリコリコのクルミに似てるな。
ああ言って立ち去るぷりんを見て、自分とぷりんが何か似てると感じたからぷりんの部屋を選んだのだ。
窓で鳴るウィンドチャイム。あれは確か小さい頃にせるふと、大部分はぷりんだけど、一緒に作って交換したものだった。そう言えばあの時ぷりんは空と木を見上げながら秘密基地作りたいと言っていたっけ。
そこでぷりんはジョブ子にツリーハウスはどうかと提案した。DIY部の部員を集めるのに。この直前、靴を履いてからぷりんがちょっと弾む様な仕草したんだよね。何だろうと思ったが、その話を思いついたからか。DIY部の事気にしてるじゃん。
学校へ向かいながらジョブ子からせるふに提案。ここの自転車描写凄いな。そしてツリーハウスと言われて街路樹を見上げてまたも妄想の世界へ入ったせるふが自転車ごと転倒。
部室に行ってからくれいとたくみに提案。部長も出来るんじゃないかとツリーハウス制作へ。でもここに5人目の部員候補みたいな子が来たぞ。とは言えいつもぷりんと湯専から見下ろしていたから潟女の子ではないのでは。OPでこの子とぷりんが入ってるけど、部員扱いに出来るのかな。部員でなくてもOKになるのかな。