シャインポスト・第12話・最終回
愈々中野サンプラザでのコンサート。サブタイが微妙に不穏だったけど、この作品ならきっとハッピーエンドだと信じて見始めた。
杏夏は未だ心配だった。だがマネージャーから授けられた策がある。春は杏夏を信じているよと。杏夏が自分を信じてTINGSで本気出せる様になった様に。春がそう言うけど、他のみんなだって杏夏を信じているんだからとみんなが言う。そんなみんなに涙する杏夏。
テッテレーおちゃめな嘘泣き大成功です。
ファンが続々と中野サンプラザにやって来た。おなじみの登場人物も、蓮もHY:RAINも誉も。あのアクキーイイナ。
本番直前で緊張するみんな。でも優希のハッパで気持ちをあげる。この衣装があればもう何も怖くありません。いや、やべーぞそのフラグみたいなセリフ。ともあれ全員緊張を良い方向へ向けてステージへ。
輝いてなかった。TINGSのみんな輝いてなかった。そうか、サブタイはこれか。第1話の時は春以外はみんな輝いていた。でも今は全員輝かずに本気でそう考えていた。
ステージに向かったと思ったら、春だけが忘れ物と言って楽屋に戻って来る。忘れ物は帽子だったが、このタイミングで忘れ物とか何かと思ったら、春と直輝だけで話をするきっかけ作りだった。
春は自分達がシャインポストになるのを見ていてねと言う。直輝はシャインポストって何だと言う顔をすると、蛍から言われたヤツだよと。でも相変わらず直輝はピンと来ない。なんだやっぱり忘れていたのかと春は過去の経緯を話す。
あの春が初めて蛍の武道館ライブを見に行った日。春は席に鞄を忘れてしまって取りに戻ったが、席には無い。でもそれを渡してくれたのが蛍。ライブに来てくれてありがとう。蛍はライブが終わった後の景色が好きでいつも終わったらここに来るんだと。
そんな蛍に春はアイドルが好きで、みんなにアイドルが好きだと言えて、みんながアイドルが好きだと言う、そう言う目印...道しるべだとと言う。その熱心な気持ちに蛍はこの子はアイドルになれる金の卵ちゃんだと言った。これが前回直輝に蛍が言った金の卵ちゃんと言う話か。遅れてマネージャーの直輝がやって来て、この時に直輝と春の初めての対面。何だろうと思っている直輝に春はアイドルになるだろうと言う。無理だと言う春には、アイドルになりたいと言う気持ちと優秀なマネージャーに出会えればなれるよと言った。その優秀なマネージャーに後日会うのだ。だから優希からマネージャーが来ると言われて外で待っていたあの日、やって来た直輝を見て迷わずマネージャー君だね!と言えた。あの時、勘だけで決めつけたのかなと思って見てたけど、そう言う理由だったんだ。
杏夏のMCでステージが開始(ところでアイドルコンサートって全く知らないんだけどMCの使い方合ってるかな)。
始まった瞬間蓮が「あ!」と思った。それ、ギュンター・ヴァントの来日公演の時に宇野功芳が「最初の一音を聴いた瞬間に涙しました」みたいな音だけで判断したのかと思ったら、春と杏夏のツートップに驚いたのだ。春と一緒にツートップ出来るのが杏夏の力だった。トッカさんなんてあまりの事に気絶しちゃったよ。
ファンは当然大喜びだったが、納得させないと春を連れ戻すと言っていた蓮はこれを見て春は杏夏と一体になる、もうTINGSの春なんだと納得した。こう言う形で杏夏を花咲かせそして蓮を納得させる展開だったか。
これからも私達TINGSをよろしくお願いします。
番組の最後で重大発表とかテロが出てる中、信号につかまらずに絶好調で事務所に入る春。ノリノリで優希の所へ行くとトンデモ宣言されるの、シリーズ冒頭と同じだった。
「TINGSは解散します」
おい、春でなくともどうしてだ。
HY:RAINの事務所から連絡があって、対バン形式のライブをしないかとのお誘い。あのHY:RAINと。日本武道館で。対決する以上、負けたら解散して貰う(輝きながら)。中野サンプラザごときで満足して貰ったら困る。
大事だったのに、杏夏が真っ先に受けて立とうと応えた。
大丈夫、大丈夫、今の私達絶好調だし、優秀なマネージャー君がついてる(ここでマネージャーにも光を)。
TINGSの活躍はこれからだ。
と言う事で、本当に中野サンプラザでライブがあるらしい。
シャインポスト、良かったなぁ。
始まる前は「ああ、またアイドルアニメですか、そうですか」なんて見始めたけど、ギャグも物語もよく出来ていた。そして作画も。